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怪しい人はアヤシイ

タイトルは変である。だから変なことを書く。

結婚してから30年。子どもたちが小学校へ入学してから働いている。最初は午前中のパートから始まり、今はフルタイムである。なお、現在の事業所は6か所目である。最初は転職ばかりしていたが、今の事業所では14年目となった。

さて、働いていると色々面白い人、変な人との出会いもある。出会いで学んだことは、「怪しい」と感じた人は間違いなく「アヤシイ」。

ある事業所でのことだ。上司が突然失踪した。

失踪がわかった数日前、いろいろ細かい連絡事項漏れがあり、仕事に支障をきたすことがあった。他にも顔の表情がどうも変、目が落ち着かないことを感じていて「病気?」と思った私。

そう、なんだか「怪しい」と感じたのである。

失踪した理由は世間にはよくある内容であるが、解雇ではなく、退職となった。上司の親戚に会社の重役がいるということで、特別な計らいだと同僚から聞いた。

別の事業所では、仕事がどうにもこうにもできない人が何とか他の支店に転勤していった。見た目も「怪しい」し、社宅はごみの山だった人である。やれやれありがたいと思ったのは、私だけではなかっただろう。

転勤先ではお気の毒なことに、新聞に載るような事件を起こした。その後どうしているかは、知らない。

別の事業所では、すれ違った瞬間に「ギャー」と叫び声を思わずあげたくなるような「怪しい」気を感じた人がいた。この人は翌日突然亡くなったのだ。この場合本人が悪いわけではない。病の気を感じた私の方がアヤシイ人だったのだと思う。

今の上司を観察しているうちに、過去の「怪しい」人たちをついつい思い出してしまう私。危険注意報発令中なのか?

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