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SNSの魅力はいつも傍にいるよという気持ちを味わえること

写真は熱田神宮の境内にある宮きしめんで食べたきしめん。ずっと変わらない味だ。


SNSのタイムラインには、薄いつながりの人たちの日々の暮らしと仕事の様子が流れてくる。

紐帯だ。この忙しい時代に子どもの頃のように、毎日一緒に仲良く過ごせる人なんて、私にはいない。

たまに連絡を取り合い、年に一度の忘年会をしたり、二か月か三か月に一度ランチを食べるのが関の山だ。

仕事場と家との往復で、日々の暮らしが優先。もともと電話を掛けて話すのが得意ではないので、もしもSNSがなければ誰とも交流せずに日々を過ごしていたかもしれない。

SNSはなくても生きていけるが、ないことを想像するとあまりにもさびしすぎる。私はSNSの恩恵を受けている。

そう、子ども時代にはなく、若い頃にもなかったパソコン。地域で利用しているケーブルテレビの回線。この二つが結びついた時代の波に上手く乗れたのだ。

ウインドウズ95の波に乗ったお蔭で、次々に登場した時代が生み出したものを使うことが出来た。

cgiをダウンロードしてチャットや掲示板を作ったこともある。難しいことは全くできないが、無料でHPを作ることができるソフトのお蔭で、自分のHPも作ることができた。当時の私としては画期的なことだった。今は無料でblogやSNSが利用できるので、手作りをしなくても済んでいる。

そして今はSNSの時代だ。どんどん新しい出会いがやってきた。出会った人たちの暮らしがタイムラインに流れてくるだけで、ほっとした気持ちを味わえる。

あの人、がんばってる。ああ、インフルエンザなんだ。仕事が上手くいってるみたいだ。子どもが生まれたんだね。

短い文章を読むだけで近況がわかる。全てわかる必要はない。今度会った時に、会う機会がある時まで共有できる何かがあるというのが嬉しい。

小さな共有はいつも傍にいるよという気持ちなんだ。

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