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似たもの同士だから出会う

類は友を呼ぶ、朱に交われば赤くなるという言葉があるように、似た者同士は互いに惹かれあい、一緒にいる時間が長くなります。利害関係を重視するタイプなら、そういうもの同士が一緒にいるでしょうし、ボランティア精神を大切にする人たちはボランティアのグループに入ることでしょう。お酒を飲むことが好きな人たちなら、酒場に行けば会えます。同じような空気を持つ者同士は、一緒にいることが普通なのです。

自分と友だちとの関係を見直すことが必要なときもあります。どうもお互いの関係がしっくりいかないと感じたら、どういう部分で気が合っていたのか、仲良くなったのか、冷静に見つめてみると良いでしょう。最初は気が合っていたのが合わなくなるのは、価値観が変わってきた場合もあります。目指す方向性が違ってくれば、一緒にいることが苦痛になりますね。違うもの同士だから居心地が良く感じる場合もありますから、ケースによって変わってくるでしょう。

また、金銭的な詐欺が永遠になくならないのは、欲が深い人がたくさんいるからです。詐欺はお金が欲しい、詐欺に遭う人もお金が欲しい。両者は欲が深いという点で似ており、だからこそ出会うのです。詐欺はもちろん犯罪であり許されるものではありませんが、騙される人もいれば騙されない人もいる。欲がなければ騙されることはないでしょう。

人間は似た者同士と付き合う。自分にふさわしく、必要とする相手と出会うものなのです。特に夫婦の関係はそうでしょう。パッと見た目は不釣り合いに見えていても、実際にはお互いにふさわしい相手と結婚しているものなのです。それが人間関係の冥利ですね。

コミュニケーションの色は青。お互いに語り合うことで理解を深めましょう。

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