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神様と仏像と神社仏閣を巡る旅

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2014年4月の記事一覧

怨霊のいる街で

怨霊のいる街で

京都を歩くと、怨霊や妖怪がたくさんいる。

鵺という化け物をお祀りした神社がある。

女の怨念がこもった井戸がある。

大魔縁になった天皇がいる。

妖怪が店番をしている商店街がある。

悪縁を切るために行列する神社がある。

とにかく、異界に住んでいるものたちがわらわらと蠢いている。

それが京都だ。

だから京都は面白い。

人気がある観光スポット以外にもユニークな場所がとても多い。

ここで

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梅と桜と桃の花

梅と桜と桃の花

桃の花は華道を習っていた頃、活けたことがある。

梅の花は天神様へ二月の下旬にお参りに行くと、咲いている。

桜の花は近所の土手で、それはそれは美しく四月になれば咲き誇る。

花それぞれに美しいけれど、関わり方はそれぞれ違い、どちらかと言えば桜の花が身近にある。

どの花が好きかと聞かれれば、暖かな青空を見上げる桜の花が好きだと答えるだろうが、どの実が好きかと聞かれれば桃の実と答えるだろう。

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呪い?

呪い?

☆全文無料ですが、投げ銭大歓迎です(^O^)/☆

ワープロで「まじない」と打ち込むと「呪い」と変換される。

ワープロで「のろい」と打ち込むと「呪い」と変換される。

まじないも、のろいも、同じ漢字を使うけれど、違う意味のように感じられるが、本質は同じかもしれない。

「一番」になりますように、「あの人」に愛されますようにという願いを込めて、まじないをする。

現在「一番」の人間からすれば、のろ

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六道の辻

六道の辻

☆全文無料ですが、投げ銭大歓迎です(^O^)/☆

夜ごと井戸を通って冥界に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという小野篁。調べてみると、私はもうすぐ彼が死んだ年齢になるらしい。私は頭もそれほど良くないし、不思議な力もないけれど、死ぬ時が来るのは平等だ。

小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸があるのは六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ、ろくどうちんこうじ)。そのあたりは、平安京の火葬地であった鳥

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イノシシは美味しくなかった

イノシシは美味しくなかった

随分前に親戚から猪の肉をいただいたことがある。

堅くて臭くて美味しくなかったのは、私の料理の仕方が下手だからだろう。たぶん、山の中の料亭で食べていれば美味しかったのだろう。

美味しいか美味しくないかは、好みの問題だ。夫の祖母は97歳まで生きたが、豚肉と鶏肉は食べなかった。ソーセージも食べなかった。牛肉は好きだったので、焼き肉やすき焼きは祖母のために用意したものである。

狛犬のほとんどは、獅子

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2月から月に一度京都を歩いて思うことは、過去世で京都の空の下にいたんだろうなあということ。空気がなんとなく馴染んでいる。ただいまという気持ちになれる。三重県内を歩くよりも、京都は故郷を感じる。京都で商売をしていたのか、神に仕えていたのかはわからないけれど。また来月も歩こう。

京都でお散歩

京都でお散歩

京都の寺社を一人で参拝して写真を撮影するということを、三か月続けた。たぶん来月も行くと思う。当然のように京都についてFacebookやnoteで書いている。それほどアクセスもないし、あまり読んでいないだろうと思っていたら、意外に黙って読んでいる人がいた。京都ばかり行っていると思われているようだ。

京都が好きで京都ばかり行っていると思われるのも良いかもしれない。三重県の中しか知らない、三重県から出

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変化と進歩と現状維持

変化と進歩と現状維持

一年前と今では、変わったこともあれば、変わらないこともある。カメラを持って出かけることは、一年前とは変わらない。変わったことは、カメラの写真を連載しているコラムに使い始めたこと、AllAboutのガイドになったこと、京都へ頻繁に出掛けるようになったことだ。変わったというよりも、進歩したのだろう。

進歩したいけれど、できていないこともある。ああ、たぶんその方が多いのだ。だから時々こんなに歩みが遅く

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源平咲

源平咲

菅原院天満宮で贅沢な梅の花を見た。一本の木に紅白の梅の花が咲いているのだ。源平咲というらしい。

旅をすると自分が世の中のほとんどのことを知らないという事実がわかって面白い。とにかく知らないことが多いのだ。源平咲もその一つだったし、京都市内に天満宮がいくつもあることも知らなかった。

ともかく、この世に生を受けて、50年になるというのに、知らないことが多すぎる。ときどき名古屋のジュンク堂書店へ行く

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晴明神社の厄払桃

晴明神社の厄払桃

晴明神社にはなぜか桃がある。それもデカい。触ると厄を引き受けてくれるらしい。

桃といえば桃太郎。桃から生まれた桃太郎が鬼を退治する。「古事記」や「日本書紀」にも出てくる。ひな祭りは桃の節句という。

厄除けとして桃は有効なのかもしれないが、神社の境内に桃があるということに違和感を感じた。

リアルな桃というよりも、漫画の世界のような感じ。たぶん、これはピカピカで新しいからだ。新しく考えて設置した

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ご祭神の組み合わせが面白い天満宮

ご祭神の組み合わせが面白い天満宮

京都を歩くと、あちこちに天満宮がある。北野天満宮は一番大きいのだが、小さいものがあちこちにある。

菅原道真公が生まれたり、立ち寄ったり、光ったり、それぞれいわれがあるようだが、雷の神様になってしまったわけなので、作ろうと思えば雷が落ちた場所のあちこちに鎮座していてもおかしくはないとは思う。

写真の霊光殿天満宮が面白いのは、というより変わっているのは、菅原道真公がご祭神というのはわかるのだが、徳

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今日は京都の神社について、コラムを3本書いた。3月に行った神社なので記憶から薄れていくから、書いておかないとと思ってがんばった。掲載されるのは、たぶん一週間後ぐらい。三重県に住んでいながら、京都のサイトにコラムを掲載してもらえるのは、嬉しい。