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大丈夫と信じて任せることが成長につながる

昨日は上の子(小2)の保護者会でした。
担任の先生は、子どもたちからも保護者からも、とても慕われており、クラスの雰囲気もとてもよかったのですが、どうしてそういうクラスづくりができたのか、保護者会の中で、たくさんヒントをもらいました。

DATA Saberとして、私もこういうチーム作りができるようになりたいなと思ったので、保護者会でのやり取りで心に残ったことを、備忘としてまとめました。

■ほんとにいい子たちばかりなんです

何かトラブルが発生しても、子どもたちが勝手に解決してくれます。
授業で分からないことがあったら、分かる子が教えてくれます。
私が間に入らなくても、なんとかなってしまうクラスなんです。
本当にいい子たちばかりで、私が助けられました。

保護者会の中で、先生がおっしゃっていたのは、こんな内容でした。

実際、担任の先生は、とにかく、子どものいいところを認めて、褒めることがとても上手な方でした。そのおかげで、子どもが自主的に頑張ってくれ、子どもたちみんながそれぞれの個性を認め合い、結果として、クラス全体が大きく成長したという事実を、多くの保護者が実感していました。

しかも、元気印の明るい先生で、一緒にいるだけでパワーがもらえるので、「次の大繩大会で200回飛ぼう!優勝目指そう!」という高い目標を先生が設定しても、子どもたちは「自分たちならきっとできる」と疑わず、できるようになるまで一生懸命頑張っていました。

結果、優勝はできなかったけれど、目標の200回はクリアし、クラス全体の自信につながりました。

■何も言わなくても、子どもたちが勝手に動いてくれます

実は、幸いなことに、下の子(年長)の担任の先生も、同じような考えの方で、自分自身は見守ることに徹し、子どもの自主性に任せて、コロナ禍でイベント開催が制約された中でも、限られたイベントすべてを成功に導いてくれました。

そんな、下の子の担任の担任の先生と、以前面談した際、こんなことを言われました。

4月・5月はコロナ禍で、保育園も休園になり、この1年どうなるか不安でしたが、保育園が再開すると、子どもたちは、今まで通りの笑顔で私に接してくれました。手が回らないところは、子どもたちが助けてくれました。
発表会の時、役がなかなか決まらなくて困った時も、私が何も言わなくても、子どもたちが勝手に話し合ってくれて、みんなが納得した形で配役を決めることができました。イベント自体はたくさんできませんでしたが、お互いのことを思いやり、様々な問題を自らの力で解決できる力があるので、年長クラスのみんなを、私は安心して小学校に送り出せます。

■任せることで、想像以上の成果が出せることも

余談なのですが、上の子と下の子がお世話になった、園長先生が、来月から他の保育園に異動することが決まり、保育園のママたちに衝撃が走りました。

すごく芯の通った先生で、おかしいと思ったことには、保護者に対してもきちんと叱ってくれる、とても立派な先生です。

そこで、せめて寄せ書きを贈りたいと思い、私がある一人のママに相談したら、そのママが、他のママ達と話を進めてくれて、半日もかからずに、あっという間に話がまとまりました。しかも、色紙やカードも、相談したその日中に複数のママ達が手分けして用意してくれた上に、年長クラスだけではなく、年少~年長の幼児クラス全員から園長先生に寄せ書きを贈る、という段取りまで整えてくれたのです。

3月末の卒園まであと2週間というタイミングだったので、そもそも実現できるかどうかすらわからなかったのに、ママたちの行動力にはビックリさせられました。力のある人に任せるとこんなに一気に物事が進むんだ、と実感した瞬間でした。

■まとめ

「相手を信じて任せる」ことで、物事を、思っていた以上にうまく進めることができる場合があります。そして、その成果を通じて、任された相手も自信を持ち、大きく成長できます。

私もそんなチーム作りができるように、チームメンバーとの信頼関係を築き、任せる力を磨いていきたいと思っています。

そうすることで、DATA Saberとして人を導く力につなげ、私自身も人として成長していきたいです。