京都の通りすべて歩く - 烏丸通
烏丸通というと、京都の中で、特に観光的な文脈で比較的メジャーな通りとして扱われている。というのも、地下鉄「烏丸」線とか、京都駅の「烏丸」口とか、窓口空間として烏丸通が使われていることが多いためである。またビジネスの中心でもあり、四条烏丸付近には多くの企業のビルが建っている。
歴史的には、平安京の「烏丸小路」にあたる通りとなっていて、なぜ「からすま」なのかというのは、手元にこれといった文献を見つけることはできなかった。以下の記事によると、川が流れていて「河原の州 (かわらのす)」が、もじったものであるとの噂だが、実際のところは不明である。
そんなメジャーな通りだが、通しで歩くとなると、北は今宮通。だいたい北大路駅のある箇所らへんである。南は久世橋通となり、十条駅付近となる。距離にして8kmを超える。2021年11月某日歩行。
ほかにも、国学や、言語学者の碑などが並んでいる、さながらパブリックな博物館のような様相だった。神社仏閣ってそういう性質あるよね。
次回は万寿寺通をお送りします。
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