後高1年生が、うらやむ人ふたり

赤い夕日が、高者を染めて、
心はおどり、顔は華やぐ、、

私は後期高齢者、なりたてほやほや1年生。
ノートと原稿用紙をかばんに入れて、
図書館に通う。先生はいない。自習だ。

人文コーナーの心理学本は、ほとんど読んだ
次なるはエッセイコーナー。作者の自分語り
は、心情がうきぼりになり、刺激を得る。

へぇ、こんなことがあるんだ。感心すること
しきりである。

定年して孤独なりたての時、
大原健士郎の「シングルライフ孤独を生きる」
にであった。その時の私の気持ちに的中した
表題だった。

温かく、家族を登場させ、佐藤愛子を
ほうふつとさせる人だった。

二人共、とてもすてきな顔をして、
心根よく年を重ねてきたのがわかる。

うらやましい、とおもった。


大原健士郎は、うつ病治療の第一人者で
ご存知の方も多いだろう、お医者さん。