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うたの⭐︎プリンスさまっマジLOVEスターリッシュツアーズのシアター最適解を探す旅

 うたプリにハマって7年目のオタクです。ランドセル背負ってた子が中学生になる年月を、ゆるやかにうたプリと共に生きてきました。

 うたの⭐︎プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズが公開になりましたね!
 前回のマジLOVEキングダムもそれなりに行きましたが、多分10回くらいかな?当時田舎の片隅でゆるっとやってるオタクだったのが公開最中に異動になってしまい、仕事が忙しかったり都会のチケット戦争が怖すぎて後半は正直あんまり行けませんでした。
 4年の時を経て、絶対にイベントやるシティ東京に染まりすっかりどっぷりプリンセスとなり、一時はログインすらしてなかったシャニライにも復帰、ホームでつんつんしてる内に無事に推し増しをしたりして、満を辞しての公開でした。

どこでみたらええねん????

 都会、めちゃくちゃ映画館ある。選びたい放題すぎてびびる。何がいいのかわからん!!
 というわけで、関東圏でツアーズを見るのに適した映画館はどこなのかを探す旅にでることにしました。何が最適解かは個人の好みによるので、みた順に感じたことを書いていこうと思います。
 今これを読んでるうたプリ未履修の方、少しでも気になったらお近くの映画館でも構いません、ぜひ足を運んでみて、マジLOVEスターリッシュツアーズをご覧下さい。全編ライブ、まじで最初から最後までずっとライブしてる。そして全部3D CG。顔がいい。予習もペンライトも何もいりません。さぁ今すぐ映画館に行って、幸せを全身で浴びて下さい。(宗教か????)


※ネタバレをちょこちょこ含みます

●イオンシネマ港北ニュータウン / ULTIRA / ゴールドクラス


 通称実家。お友達が誘ってくれたのもあり、ファーストフライトは港北ニュータウンにしました。ゴールドクラス、リクライニングとかはないですが席が広めでいいですね。2階に専用ロビーがあるのも素敵でした。
 キングダムの時に、決して東京からすごく近いわけではないこの港北という地をうたプリオタク達に実家と言わしめた敏腕支配人は今、福島のイオンシネマにいるそうです。いつか行ってみたいな。

フォトスポットは並んでて無理だった


 まずスクリーンがでかいんだわ。
めちゃくちゃでかい。都会でこのレベルはそうそうない。翔くんのソロとか、動きがガンガンあるやつはとても映える。迫力あるから楽しい!!
 あと箱もでかい。応援上映初めての人は、港北に限らず後ろに座ると楽しいと思います。できればちょっと大きめの箱で、人がたくさん入ってるところ。なっちゃんのソロとか、みんなペンラ振ってるの見えて高まります。

 2階席がゴールドクラスになっていて、箱の中の何もない空間がでかい。空間がでかい箱で大音量で質のいい音響が響くとどうなるか? 

えっここ東京ドームですか?????

 っていうくらいリアルなライブ感がでる。音の響き方というか、空間を伝って大きな音が身体に届く感じ。音響自体も立体的なので、画面の中のオタクの声が前から聞こえたり後ろから聞こえたりする。
リ、リアル〜〜〜ッッッッ!!!

 座席がひとつ飛ばしで隣の人の気配が遠かったのもあってか、最後列でしたが私今ライブみてる!!っていう没入感がすごい。全然予期せず、聖川さんのソロでびっしゃびしゃに泣きました。演出が美しすぎるんじゃ…音が響き渡るので、キラキラした効果音が綺麗にきこえたのもあるんじゃないかな?

 もちろん低音も良かったです。神宮寺レンの「ほらおいで…🧡」を大音量で身体全身で浴びれるのやっっっっっっばい。
 今回のツアーズは特にレン担、音響がいいところにいくべきです。全然違う。まじで違う。行ってくれ、頼むから。後述するBESTIA、LIVE ZOUNDも良かった。そして私と同じく普通の音響じゃ満足できない身体にさせられてしまえばいいと思う。神宮寺レン、罪な男……………

 初見だったので正直記憶飛ばしてるところが多すぎるんだが、画質も綺麗で色味もちょうど良いバランスになってたかなと思います。
 あれだけでかいスクリーンなのにアラがなくて、いきなりドアップになった音也くんの、ピック持ってるキメ顔めっっっっちゃ綺麗やん……と思ったのだけすごい覚えてる。ULTIRAの調節担当者と3Dモデリング班と表情つけてくれた技術担当とカメラワーク担当の人、ありがとう。寿命がのびました。

【追記】やっと港北リベンジできました。ゴールドは取れなかったので一階席、後ろから2列目。ゴールドクラスの真下なので天井が近いからか、特に観客の声がドームみたいな響きは少なくてBESTIAにちょっと近かったです。画面はチネチッタに近いかな〜と個人的に思いました。レーザーがビカビカ。画面の大きさや音響などトータルでの没入感は唯一無二ですね。



●池袋グランドシネマサンシャイン / BESTIA enhanced / プレミアムクラス

初BESTIA記念


 シアター5と6、両方に入りました。プレミアムクラスのシートは中央列で、スクリーンと座席が全体的に近いので身長がやや低めの私にはちょっと見上げるくらいの感じ。ヘッドレスト的なものがついてるのですが、これとの高さの相性がいまいちでした。160cmくらいあったらいい感じなんじゃないかな?知らんけど。こちらも座席広くて超快適。背もたれに力をかけるとリクライニングすることをお友達に教えてたら、逆サイドのマイボーイがやり方知らなかったのか同じタイミングでリクライニングしてた。役に立ててよかった。笑

テーブルがついてる


 箱の大きさはシアター5の方が少し大きめ。どちらも、港北よりスクリーンも箱も小さいです。ULTIRAは空間が音を伝ってくる、と表現しましたが、BESTIAは音が直接ストレートに身体にぶち当たってくる。音の輪郭がはっきりしてるって言うのかな?小さい音まで聞き取れるわけではなくて、こちらも音量はかなり大きめ。

歓声の現場感がバチバチにつよい。


 画面の中のオタクの歓声がまじで大きく近く感じるので、本当にこのシアター誰もリアルで声出してないの??まじで????って何回か思ったし、なんならつられて声出そうになった。危ない。港北も大きいですが、こっちの方が声が反響せず届くのでまじで隣とか後ろにいる感じ。他も低音も高音もクオリティ高くて、クリアな音を身体全体で感じれる。神宮寺レンの女、きいていますか?(圧)

 あとはとにかく映像が鮮やかです。まずBESTIA最大の特徴、黒の出力が本当に真っ黒。本編はライトビカビカでその特徴がはっきりわかりやすい場面が正直あまりないのですが、エンドロールの最初の星空がすごかった。プラネタリウムか???と思うくらい真っ暗な宇宙に星が輝いてて、これが…ST☆RISHの永遠の輝き………と号泣しながら見上げていました。応援上映だとペンラの光が反射してしまうので、良さを堪能するなら通常上映がおすすめ。

 ULTIRAも明暗がしっかりしていて綺麗でしたが、こちらのほうが加えて全体的に彩度が高い気がします。セシルくんソロでの瞳のアップとか宮殿の光り輝く感じとか、神々しさがとても綺麗に表現されてたような記憶。(追記:セシルくんソロ、さらに綺麗なシアター見つけたので後述。BESTIAの特徴を画面の鮮やかさだと思ってましたが、むしろここは音響の方が特徴的かも。)トキヤの衣装のギラッギラな感じも良かったな〜!!上着はけっこうキラキラに見えることが多いけど、ブーツがあれだけ綺麗なのはすごい。
 ちなみにチネチッタは売り出してたのでタイトルにつけましたが、グラシネは全館RGBレーザー、シアター5、6は4KRGBです。つよい。5と6の違いは音響にあって、5はQSC、6はVive Audioらしいですがそんな細かいところまでわかんないや!笑
 あと3回目で、ST⭐︎RT OURSききながら自分でも引くほど泣きました。号泣しすぎて途中画面見れなかった。ラストのサビ前にセシルくんが魔法をかけて、光が広がるあの瞬間がもう本当に…好きだ………………。
 エンドロールで春ちゃんが見上げていたのがあのシーンであることがわかりやすくて、そこでまた泣いた。泣きすぎじゃないか??とそろそろ自分でも思う。

【追記】
 最前フラットシート左寄り、一般G列中央でみました。グラシネばっか行くやん。


なが〜い


 フラットシートは快適ですが、どうしても上の方は見づらいので考えながら見るタイプの私は頭の中で画面の情報処理が追いつかなかった…でもトキヤソロバックの腰振りなっちゃんを1番近くでガン見できたので満足です。あとSAMRAIZMの3人にめっちゃ踏みつけられたところの音と、聖川さんのソロラストの手を伸ばしてくれるところはすごく迫力あってよかった。足を伸ばしてるところにかなりの音量が上から降り注ぐので、全身で音を浴びてる感がすごい。あと最前だと観客の声小さいことが多いけど、BESTIA特有の画面の中のライブ会場のオタクすぐ近くにいる感ちゃんとある。最前列だとやや後方に聞こえて、最後列は後ろにわずか+メインは前の方で聞こえて少し遠かったたので、プレミアムクラスあたりが1番観客の声きこえるようになってるのかも。

 一般席は、背もたれの角度が少しだけついていてかなり好きなタイプでした。足元は激せまだけど応援上映にとても向いてる席配置!シートの高低差がある+座席の間にけっこう隙間ができるような背面の形状なので、前の席のオタクのペンライトめっちゃ見える。プレミアムシートは隣と距離があるけど一般は隣が近くて、なによりBESTIAの音響で観客の声が近くて大きい。つまりこれはもうライブ会場のスタンド席。池袋のオタクたちは回数を重ねた猛者が多いので、なっちゃんソロでいっぱい黄色のペンラが綺麗に上上下下ぐるぐるボナペティしてて、私もその中にいて、なっちゃんがそれを見て幸せそうに笑ってるので、通算17回目にして感情がぐちゃぐちゃになって泣きました。良かったね…………




●池袋グランドシネマサンシャイン / BESTIA enhanced / グランドクラス

 グラシネもう書いたやん?違うんです。シートが。グラシネのなかでもBESTIAシアター5、IMAXシアター12にしかない、最後列にある特別席です。ぶっちゃけシート代めちゃくちゃ高かったのでこれだけは別枠で書かせて欲しい。フードチケット付いてきます、コンセッションは12階が好き。お値段しますがそれなりに美味しいものがでてくる。お酒も飲めます。

 2回目の舞台挨拶のライビュ、仕事の都合がギリギリまでつかなかったんですが、やっぱ行ける!となってとりあえず池袋の席を確認しました。ら、もうグランドクラス2席以外全部埋まってた。まじか…いつか行けたらいいなとか言ったのつい1週間前やぞ…とか思いながら、まぁこんな機会でもないと使わないわな!というオタク特有のガバ理論でとりました。

めっっっちゃ見やすい。

 座席のリクライニングを倒そうが倒すまいが関係ない。何をどうしたって目線にスクリーン。プレミアムシートはちょい見上げる感じになったのですが、当たり前です。スクリーンの位置はグランドクラスのために調整されていると言っても過言ではない。フットレストを上げることができて、足元はフラットな状態になるんですが足が画面に被らないように設計されている。最後列ですが、この箱自体スクリーンと席の距離が近いので、あまり遠さは気になりませんでした。すご………これが正真正銘のファーストクラス………座席の色もそれっぽい。仕切りがあれば完璧にファーストクラスごっこできたな。 
 背もたれもめ〜っちゃ倒れる。しかも全部電動。居心地良すぎて、応援上映でしたがペンラ振るの最小限にしてのんびり見ました。席もふかふかで、ゆったりした広さがあります。身体の横に荷物おけるレベル。ちなみにプレミアムシートは荷物を足元に置く必要がありますが、グランドクラスはサイドテーブルの下に大きすぎない荷物であれば入ります。これは昔通ってた109シネマのエグゼクティブシートにもあったので、プレミアムシートにもつけて欲しかったな…あとなぜか充電ケーブルがさせるUSBポートがある。なんで??とりあえず言えることは、フルタイム勤務残業3時間くらいした後のレイトショーでこのシート座ったら絶対寝る。これは無理。

ファーストクラス感ある

 私自身はペンラは曲中にしか振りませんでしたが、他の席と角度が違うので箱の中のほぼ全てのオタクたちのペンラがずっと見えてる。もちろん視界を遮るとか気が散るとかそういう意味でなくて、上から下までたくさんの7色のペンラが一曲目のスターリッシュツアーズで輝いているのを見て、その景色にちょっと泣きました。誰目線やねん…とにかく綺麗だったのを覚えています。ゆったり見るなら通常上映だよな〜と思ってたのですが、結果的に応援上映でよかったなと個人的に思いました。

 音は、観客の声の近さ、大きさから来る臨場感がBESTIAの音響の特徴のひとつだと思ってるのですが、それはプレミアムクラスの方が分かりやすいです。グランドクラスはそこから一歩引いた感じですが、その分拾える声の範囲が少し広かった気がしました。画面の中のオタクのフフッ…っていう微かな笑い声が左右後方から聞こえてびっくりした。一般的なシアターと比べるとどの音も強くて立体的なのですが、そんな小さな音まで拾えるんかコレ……すごいな……幻聴だったらすいません。
 画面の綺麗さは変わらず。音也くんソロのブーツのアップで、発色の綺麗さにあ〜〜BESTIAだ〜〜〜ッッ!!ってなる。あとレンくんの後ろ姿が艶やか。BESTIA、オレンジの上で発色させる紫きれいじゃないですか?

 あとはもうあれです、中の人たちの舞台挨拶をほぼフルフラットな状態でずっと見てました。上から眺めていたと言った方がいいかもしれない。貴族か???悔いはないです。怖くて値段が見返せないので、気になった方は調べてみて下さい。



●T・ジョイ 品川PRINCE


 ここでようやく通常の映画館。仕事終わりに浴びるツアーズはいいですね。ロビーが明るいです。コンセッションの横に壁沿いに座るスペースがあるので、お一人様に優しい設計も良かった。終わった後、次の回まで待機してる人がちらほらいました。コンセッションはやっぱり土地柄ちょっとお高めです。値段考えるとうーん、という感じでしたが悪くはなかったので及第点。持ち込みはダメですが、すぐ近くのオーバカナルというお店がパンやサンドイッチ美味しいので時間あるならおすすめです。店の前にベンチとかあった気がする。


シアター3


 シアター3、5列目と最後列の中央からやや右寄りでみました。前方の席だとけっこう細かな音まで聞き取れる。なっちゃんソロの、泡立て器混ぜてるカチャカチャ音とか!聖川さんのマイクオフ音声はわからず。後ろは細かい音は聞き取れない分全体的に音が反響して、ボリュームが若干大きく聞こえた気がしました。没入感が欲しいなら後ろかな。


 見え方は、やっぱり前方の席は細かい表情に気付きやすいな〜という印象。トキヤのソロとなっちゃんのソロで、前でみて初めて今まで意識してなかった部分でウワッッッ顔がイイッッッ!ってなったとこあったんですよ…もう4回目なのにね…
 ここの箱がスクリーンと座席の距離が少しあったのもあってか、前から5列目くらいでもそんなに見上げすぎる感じにならなくてよかったです。椅子自体もふかふかで足元がわりと広めなので、居心地の良いシアターだな、という所感。個人的にはアクセスの良さもあって、日常使いするのにちょうどいい感じでした。…日常使いするのにちょうどいいシアターとは???
 画質も決して悪いわけではなくて、音也くんソロの顔アップとか、エンドロールの星空とか前2つで誉めた部分もきちんと綺麗でした。画質より音の差の方が大きいかな〜、私が大きい音好きなのもあるかもしれませんが。ここでも聖川さんのソロでちょっと泣きました。指先の体温で溶けていくようなあの表現、大好きなんですよね…どうしても音響や映像を売りにした箱と比較すると見劣りする部分はありますが、ツアーズの良さはしっかり感じられるシアターでした。
 ちなみにキングダムの時は、あの人のあのファンサを貰いたいからこの辺りの座席にしよう!っていうのが少なからずありましたが、ツアーズはそれがないのがいいですね。どこ座ってもアリーナ最前ファンサ確約。文字にしたらやばいな????


【追記】
 シアター8、最前列と5列目の中央で見てきました。えっ全然いいやん。特に最前列、音が伸びずに届くのでぺたっとした感じというか、ややこもった感じはありますがそんなことより低音が響く!!UUUUの球体モニターの展開音がいい感じ!!!(私的好きポイント) 音也くんのギターも音が立ってて、ギターソロ前のギターを弾き終わる余韻の音?が初めてはっきり聞こえました。雷の音とかも響いてた。スタリの歌声はやや立体感にかけますが、音楽と効果音の両方が大きいので臨場感でてると思います。歓声が小さめ。多分後ろの方ならもう少し聞こえるかな?5列目は効果音が小さくなって、スタリの歌声もややボリュームが落ちるのでその分音楽の大きさが際立ちました。セシルくんソロがずんちゃかしてた。良。
 あと聖川さんのAメロの引きカメラだけスノードームの外にいるの、最前でみてやっと気付いた。なんかキラキラしてんなと思ったら…もう11回目ですが…トキヤのお袖のお星様のオーロラも可愛かった。
 前回見たシアター3と今回のシアター8、箱の大きさが一緒のはずなので前回良さがあんまりわからなかったのが不思議ですが、まぁ人間なんてそんなもん。(直前にみた映画館に左右されるのもあるかな…前回はグラシネの後に行きました
 あとやっぱ座席がいい。一般席だけど広くてふかふか。これでリクライニングついてくれてたらなと思わずにいられない。いや寝るからだめか。




●チネチッタ川崎 / LIVE ZOUND / RGBレーザー

初チネチッタ記念


 1回は行かなければ、という使命感がありました。噂に名高いチネチッタのCINE8。コンセッションはクラフトビール飲めます!が、フードはうーん…という感じでした。その他サービスに不満持ってる人もちらほらいるようですが、箱の良さは健在。

デイドリームってビールがあったら頼むしかなくない?


 座席の背面が高い。前の人の頭が全然見えないので画面に集中できます。その分スクリーンも結構上の方にあるので基本見上げる感じかな、そんな辛くはないです。真ん中よりちょい前と最後列で2回みましたが、奥行きがすごくあるので最後列だと正直スクリーンが小さく遠く感じる。音を楽しむ席ですね。

 画面は多分白が強め。聖川さんのソロとか綺麗に見えた気がします。(追記:もっと綺麗なシアターがあったので後述。)白い照明に照らされるところは全体的に照明当たってる!感がより強調されてたような記憶。あとステージ演出のレーザーも結構はっきりくっきりしてて、バチバチな感じ出てたのも良かったです。翔ちゃんのソロとか、UUUUとかですね。SAMURAIZMは夏島?でサビの引き絵の時後ろの方でもなんか色々光ってるんですが(雑)、BESTIAは白飛びしてたのに対してこちらは発色が綺麗めで目がいきました。映えてたな〜。

 肝心の音ですが、今までのどこの映画館とも違う!!前でも後ろでも、なっちゃんソロで泡立て器混ぜる音も魔法をキラキラ振りかける音も聞こえた。なんなら小さき命がこけた音まで聞こえた。そんな音、6回目にして初めて聞いたが!?!?すごい面白い音響設定だな〜と思いました、色んな音が今までと違ってきこえるのいいですね。
 意外だったのが、観客の歓声がスタリの歌声や音楽に比べて小さかった。(※聖川さんソロ冒頭の詠唱を除く) 歌ってる音楽に集中できて、これはこれで全然あり。あとは何と言ってもこれ。

ライブの特効のリアル感がすごい。


 雷、雨、火柱、花火、銀テ!!!!全部つよい!!!!!最高!!!!!!!!個人的に、UUUUの時に球体モニターが展開するところの音が1番テンション上がりました。なんでそこ???行けばわかります。特に音也くんのソロがとても良かった。音の振動まで感じられる。最高。前の席の方が振動感じやすかった気がします。ただ全体的な音のバランスは後ろの方が聞きやすいかなと思いました。港北はライブ会場にいるな〜って思わせてくれる感じでしたが、チネチッタはなんかこう、あ〜ライブの音設定ってこういう感じだよね…!っていう生々しさがありました。

 いやこれは他の映画館では聞けないやつ。低音が得意とは聞いてましたが、高音も尖ってます。Wアンコールの初日をここで迎えたのですが、花火の音が本当に振動を感じるくらい強いので、アッ…私今現地のアリーナいる…フィナーレをスタリと迎えている…と思ってマジのマジで号泣しました。正直画面の色味があまり好みでないな〜と思ってしまったのですが、そんなの吹っ飛ぶくらいWアンコールの音響最高でした。

 一応、全部の重低音が無闇に強いわけではないです。普段のイヤホンはsonyのExtra Bassを使うくらい私個人は重低音重視派なのですが、LIVE ZOUNDは映画館として一定の品位が保たれてるレベルでした。土地柄も相まってズンズン大音量でうるさいクラブ、みたいなのを想像するとちょっと違うかもしれません。楽曲もうたプリだしね。怖くないよ。
 今まで気にしてなかった場面の音の良さに気づけるのがこのシアターの最大の魅力だと思います。プライベートジェットのエンジン音で鳥肌立つと思わんやん?あとLIVE ZOUNDにしてすごく良かったなと思ったのがエンドロールのオーケストラ。これは後ろの方の席で聞いて欲しい。音の伸びが豊かです。私が今までみた彼らの旅と、これから続いていく旅路に思いを馳せながらST⭐︎RT OURSの美しいオーケストラの音色に包まれる時間、とてもとても贅沢だなと思いました。そしてWアンコールで全ての記憶を持っていかれるという……いやぁよかったですね……




●TOHOシネマズ川崎


 スクリーン1、前から2 列目で見ました。今日は表情を堪能しようと思って前方にしました(普段は真ん中〜後方が好き)。が、それにしても今までの映画館の中で1番音が小さかったです。池袋のTOHOにあるプレミアムシアターもちょっと気になってましたが、どうやらそこも音が小さいらしい。TOHO系列はそういう傾向なのかな?
 音のバランスは、観客の声がとても小さめで音楽とスタリの歌声は聞こえやすいのですが、なぜか効果音が大きい。小さき命がこける音が、なっちゃんの歌声よりでかかったです。カツーン!!って響いてました、あいつ思ったより硬くて重量あるのな…笑
 スクリーンの位置も高いです。かなり見上げるかたちになりましたが、ちょい左寄りの真ん中で見たらセシルくんからキスを直で貰えたりトキヤに狙いを定められたりして、それはそれで良かった。

 ここに行って気づいたのは、Tジョイ品川、実はそこそこクオリティ高かったのでは???ということでした。ので、ちょっと追記してます。遠くのすごい映画館もいいけど、近場の使いやすい映画館も大事にしたいところ。



●ユナイテッドシネマ豊洲


 全体的に落ち着いた雰囲気でした。大人がデートとかに使いそう。知らんけど。箱の中の客層も、一般人ぽい方がちらほらいた。みなさん楽しそうにご覧になっていてオタクは嬉しかったです。
 スクリーンとの距離がそこそこあって、音がけっこう遠いです。席は広めでいいんだけどね。いたって普通のシアターという感じ。どうでもいいがトイレの手洗うところ、蛇口の水が出てくるところと洗面ボウルとの距離が全然なさすぎて笑った。

袋は別で下さいと言ってバイトの子を困惑させてしまった



●TOHOシネマズ池袋 / プレミアムシアター / プレミアボックスシート

 ここが1番好き!という人もちらほらお見かけしたので楽しみにしてました。プレミアムって名前、うきうきしちゃうよね!!今回はたまたまシアター10でしたが、最近はシアター6でしかほぼやってないみたい。スピーカーがちょっと違うらしい。投影はRGBレーザーでなく、4Kツインレーザープロジェクター。IMAXでよく見る単語なんですがプロジェクターは同スペックってことなのかな。教えてオタク。

シアター10記念



 スクリーンが大きめです。TCXと呼ばれる独自のもので、壁一面にあって少し湾曲してるのが特徴。歪みは気にならずでした。グラシネよりはスクリーンからやや距離を感じます。そして足元が広い。今回のボックスシートが今までで1番広い気がする。(グラシネのグランドクラスは別) 仕切りがあるので隣の人が視界に入らない。目線の高さにスクリーンがあって見やすいのですが、リクライニングはないです。プライベート空間の広々シートって感じ。応援上映はもしかしたら隣の人のペンラ視界にはいるかも。

ボックスシート、荷物が置きやすい


 音響のバランスは品川に似てた気がします。観客が小さくて音楽が強め、個人的に好きなタイプ。なぜかなっちゃんソロで、リンリンいってる音がすごく強調されてた。かわいいからよし。品川の最前で感じられた音量を、シアター真ん中列で音が潰れることなく聞こえるという点ではやはりこちらに軍配が上がる。ありがとうプレミアムシアター。

光の演出がダントツで綺麗です。


 始まってすぐ、なんか違和感があったんですよね。画面の中のオタクのペンライト、なんかめっちゃ粒立ってないか???ここ見るまでは、映像はBESTIAが彩度の高さも含めてNo1かなと思ってたんですが違った。ま〜〜〜じで画質がいい。綺麗!!光の輪郭がはっきりしていて綺麗な上、光源だけじゃなくてフレアとかもしっかり見える。違和感はオタクのペンライトに始まり、色々ありました。まず光が強いから、今まで気づかなかったところに目がいく。音也くんソロでラストワンフレーズの前に一瞬ギターの先が光るところとか、なっちゃんソロのステージのハートの装飾光ること、UUUUのなっちゃんソロダンスラストで汗が光って飛ぶところなんかもそれでした。今まで気づかなかったとか己の目を疑うよね。何回見てるんや?(いっぱい!!)

 あとは、今までも綺麗だな〜と思ってたところがさらに強調されてるパターン。レンくんのシャツの光沢、セシルくんソロ衣装の装飾一式がまじでキラッキラで過去最高だったり、翔ちゃんソロとUUUUのレーザーの鮮やかさと立体感もとても良かったし、如意棒から出てくるキラキラも輪郭がぼやけてなくて画質良〜〜!!!!となりながらみてた。レーザーはチネチッタでも強かったんだけど、逆にチネチッタは「レーザー光の発色が強い」だけだったんですよね。ここは「光の輪郭がはっきりしてる」から細い線と太い線の差別化がしっかりできていて、その使い分けで会場の奥行き感を出すことができてるんだと思う。レンズフレアは色んな場面で美しくはっきり見えて、もういっぱいあって覚えてないんだけど綺麗でした。

 光以外でいうと、SAMRAIZMで腰の刀を抜刀する場面で初めてベルトの質感に目がいって、このシアターえっっぐ!と思った。ツヤ感は他でも感じることあるんだけど、ラメ感からくるこう、ざりっとした凹凸みたいな感じの質感がさらにある。狂気の沙汰ではない。

 後はもう聖川真斗のオタクと御曹司の女はまじでここに行って欲しい。本当に。めちゃくちゃ綺麗。聖川さんのソロ、前半のスノードームの映像がキラッキラで本当にため息が出るほど美しかったです。美しい光の粒の中で歌う聖川さん、見たくないですか?(後半のオーロラはBESTIA、丸ピカの方が色鮮やかな気がする。)
 そしてアンコールのセイクリッドペアーズの2人が向かい合って歌うところ!!!!!見たのここが初めてとかじゃなくて、もう9回目くらいだった気がするけど一番感動した。カメラアングルが2人の周りをぐるぐるするように動いていくんですが、カメラが2人をいろんな角度から捉える度に光がチラッと強く美しく瞬いたり、時にフレアが差し込んだり、そんな中でファンに360℃囲まれながら楽しそうに歌う御曹司、2人の関係性も含めて全てが眩しかった。自分でもここで泣くと思ってなくてびっくりした。本当に……本当に美しい場面だった…………

 ただこの会場の映像、普段気にならないレベルのフレアやゴーストがはっきり見えるということは、普段綺麗だなと思って見てる白っぽい光の演出がさらに強くなって白飛びしちゃうんですよね。翔ちゃんの龍が吐くキラキラとか、ST⭐︎RT OURSの演出全体的に個人的にはうーん白強…という感じでした。新ピカ、丸ピカも画質の良さはここと同等の最高峰に感じましたが、新ピカは白飛びを少し調整して暗めに抑えた感じで、丸ピカは両者のいいところを程よく落とし込んだ感じがします。詳細は後述。



●新宿ピカデリー

 都内の中でもトップクラスに席が埋まるのが早い気がする、通称新ピカ。本当はプラチナで見たかったんですが1週間遅かった…!!!!めちゃくちゃ後悔。
シアター1が1週間だけ復活してたので行ってきました!体験をお金で買うタイプのシートだったので、せっかくだから別のnoteにかきました。

 シアター1、前から10列目くらいの中央で見ました。スクリーンが大きく空間が広いので、音の響き方は港北に似てた気がします。あれより観客の声がだいぶ小さいですが。バランスの良いタイプで、それなりの音の大きさ。音響は特に可もなく不可もなく。

 池袋TOHOに続いてこちらも画質がめちゃくちゃ綺麗です。光の輪郭が明確。ただ、新ピカは白飛びが起きない様に全体的に明るさが押さえられていたので、池袋TOHOほど光の演出にドキッとする場面がありませんでした。顕著だなと思ったのが、ST☆RT OURSの宇宙服がかなり黒っぽく見えたこと。あれ本当は紺だと思うんですが、白飛び抑えようとして全体的に暗めに調整したんだろうな〜と感じられました。目立った違和感はそれくらい。やっぱり画質綺麗。とてもいいです。

【追記】別noteで書きましたが、2回目は暗めな感じは特に感じられなかったです…幻か、調整してくれたのか。謎。


●丸の内ピカデリー

 行きたかったシアター1の2階席最前、左寄りでみました。もうずっとシアター2しか予定されてなくて、諦めてたら1回だけなぜかシアター1だったので迷わずとった。ありがとう丸ピカ。嬉しいがコンセッションが個人的に△。ポテトくらい美味しく食べさせてくれ………

ふにゃふにゃポテト


 2階席があるのは港北と同じですが、こちらの方が箱が小さめなのか音の伸びはそこまでです。音響は新ピカ同様、バランスのよいタイプですがこちらの方が小さく感じました。場所がかなり違うので比較するのも難しいですが。

 目線の高さにスクリーンが来るので見やすいのですが、シートの背もたれが結構垂直というか、湾曲してヘッド部分がやや前のめりな角度なので個人的には相性があまり良くなかった。肩こっちゃった…最前列は手すりが目の前ですが、ギリギリ画面に被らず見えました。手すりと席の間が広く開いてるので、足が伸ばせたのは良かったですが没入感は正直ゴールドの方があったように感じました。画面の大きさと音由来かなぁ。個人的に大きい音が好きなのでちょっと物足りないですが、そこらへんの映画館と比べるといいのでは。

映像の総合得点1位です。

 池袋TOHO、新ピカ同様こちらも光の輪郭がはっきりしてます。画質だけなら同率1位ですが、光の強さ・鮮やかさが池袋TOHOほどでないにしろ新ピカより感じられました。それでいて、池袋と違って白飛びギリギリしないレベルの明るさ、レーザー演出時に立体感もしっかり感じられて、色の鮮やかさがありました。究極のバランス型です。綺麗な画質でみたいならここかも。グラシネBESTIAより画質が鮮明で、かつ落ち着いた鮮やかさがあります。あっちはもうちょっと明るめというか、明暗がはっきりしてギラギラしてるイメージ。そろそろ語彙力と記憶が尽きてきた。


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随時追加していきます。
あなたの心に響く素敵な映画館がみつかるといいなと思います。これを読んでる映画館オタクの人、推し映画館あったら教えて下さい。行きます。

ちなみになんでこれを書こうと思ったかと言うと、やっぱりこの映画を映画館でやってくれているうちに、オタク一人一人の心に残るベストな状態で一度はみて欲しいと思ったからです。そしてあわよくば見知らぬ誰かの目にとまり、少しでも多くの人に、この幸せな気持ちを感じてもらえる機会が増えるといいなと、そう思っています。

始まりをくれた君に
僕たちはどうやって返せばいい?
いつも聞いてばかりだね 
だって貰うばかりで
ST⭐︎RT OURS / ST☆RISH


 本編最終曲、ST⭐︎RT OURSのこのフレーズが大好きです。私は初期から応援しているわけではないので、もちろんはじまりを知っているわけではありません。それでもすごく、心に響いて仕方ありませんでした。何か好きなヒト、モノ、コトがある人には刺さるんじゃないかなぁ。

 好きなものを好きでいることは人生を豊かにしてくれますが、いつも幸せでいられるわけじゃありません。見せて欲しいもの、見たいものと提供されるものがいつだって一致するわけではないし、ファン同士で揉めたりとか、運営のやり方に憤ったり、好きにならなければこんな辛い思いをしないですんだと嘆いたり、時には卒業、引退して、かたちを変えたり、私たちの目の前から姿を消すこともある。どんなに私たちが愛を注いだって、永遠はどこにもないと心のどこかで知っています。いつくるとも知らない終わりにほんの少しだけ怯えながら今を全力で愛して、後悔しないように日々を生きる他に術はありません。私たちは、私たちの愛が本来、自分自身から湧き出る自発的な献身によって捧げられる一方的な感情であることを知っています。それでも愛さずにいられない。愚かでどうしようもない、それがオタクという生き物なのだと、そう私は思っています。
 そんな私が私なりに捧げた愛を、はじまりという言葉に変えて、どうやって返せばいいかわからないくらい大きなものをくれてありがとうと、どうしたらそれに報いてあげられるかわからないと戸惑う気持ちを素直に歌にのせて笑いかけてくれる姿が、正直こんなにも胸を打つとは思いませんでした。

 始まりをくれた君に、と画面の向こうから特大の笑顔でなっちゃんに指差しを貰いながら、ST☆RISHと、うたプリと出会った日を思い出しました。タイムラインで流れてきたケイタマルヤマのオートクチュール衣装を纏ったプリンスの写真が気になって、なぜか忘れられなくて、飛行機を取って原宿まで衣裳を見に行ったあの夏。それはうたプリのはじまりではなかったけど、私の中で、うたプリがはじまった日でした。

始まりをくれた君に
僕たちはこうやって返してゆく
時間が過ぎるってことに
泣く君を抱き締め
生きて生きてわかる
愛を伝えて
ST⭐︎RT OURS / ST☆RISH


 愛してるよと、言葉で返すのは簡単です。気持ちがなくとも、真実でなくとも、言葉は言葉でしかありません。
 それを、同じ言葉でもってこんな柔らかなフレーズで歌われた時、私はそこに一瞬の永遠を見ました。こうやって言葉を尽くして音楽を届けてくれる彼等からの愛に、私は応えて、そして何度も救われながらこの先もずっと生きていくのだと、そう思えたことが嬉しくて泣きました。一方通行でない気持ちの受け渡しは、この世で生きているからこそ感じることのできる、喜びのひとつだから。



 激重ポエムが爆誕しちまったな…書いている気持ちに偽りはないので、このまま晒しておこうと思います。あ〜〜〜人生楽しい!!!!!!!!


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