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先天性眼瞼下垂の本、出版に向けて大きな前進。

 約一か月前にこんな記事を書いたのですが、その後 話は具体的に進んできました。

 NPO法人眼瞼下垂の会の理事Sには 古い付き合いの出版社の知人がいるのですが、今回 その人に話を通してもらって、出版に向けてのアドバイスをいただく機会をいただきました。

 眼瞼下垂の本を作るというのは 私自身の悲願で、これまでにも何度もアクションを起こしては挫折していて。企画書も以前作ったものがあったけれど、それをブラッシュアップして準備して。理事Sとともに、出版社を訪れました。

 すでに私のプロフィールや、どんな本を作りたいのか、といった情報はわたっていたこともあり、この日の話は「眼瞼下垂ってどんな病気で、どんなことに困難さがあるのか」ということの説明から入りました。親が抱える不安や孤独 当事者が感じる辛さなど ざっくばらんにお話する中で しっかりお伝え出来たと思います。

 「先天性眼瞼下垂の本は今までなかった」ということが おおきなアドバンテージとなりました。「売れる本」としてではなく「世に出すべき本」として 前向きに取り組んでいただくことになりました。あれよあれよとずいぶん具体的な話が出てきて少々ビビりましたが、この機会を逃してしまったら一生出版なんてできない!と思い、お話しに応じてまいりました。

 出版不況のことは言うまでもありません。とにかく本が売れない。それも若い人ほど本を買わない。(実はメインターゲットは若い母親であり、若い当事者さん)

 儲からないことが半ば確定している本を、出版社は作ってくれるのです。ここでは詳しく書きませんけれど、作る側の私たちも、相応のリスクを負うことにはなりそうです。
「一生懸命売ってください、それが条件。」という言葉が重たかった。もちろん 読んでもらうために作るんですもん。がんばります。

 でも、まずは原稿を書き切らないことには
実際のところ、まだスタート位置にも立ってはいないのです。
さあ、これから大変な日々が始まります。

 しかし、ことばに出すって効果がありますねぇ。言霊、おそるべし。

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