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『めんどくさい』『しらんけど』が口癖のわいが物腰が柔らかくて優しいと言われるまでの変化

熟成下書きなるタグを見つけた

下書きをのぞくとこんな感じだった


コテコテの関西弁のタイトルのやつが書きやすそうなので熟成を止めることにする

二言目には『めんどくさい』『しらんけど』


とにかく『めんどくさい』


朝起きるがめんどくさい

ご飯は仕方なく食べる、お腹が空くから

歯磨きもめんどくさい

ヒゲを剃るのもめんどくさい

顔を洗うのもめんどくさい

世の中はめんどくさいで溢れている
なにもせずにごろごろしていたい
そう思いながら過ごしていた時間は長い
(かれこれ10年くらいはそうだったと思う)


それに自分の言ったことで揉めたり責任が発生するのもめんどくさいので、『しらんけど』を多用していた。


『この担当〇〇さんみたいですね、知らんけど』

『〇〇さんの登山が趣味らしいですよ、知らんけど』

『家計簿つけると良いらしいで、知らんけど』

みたいな感じ


そんなわいがなぜか『物腰が柔らかくて優しい』と言われるようになるまでにやったことの記録


否定的な言葉は言った瞬間はスカッとして気持ちいい

けど、その気持ちよさは

否定的なことを言って他を下げて自分が(相対的に)上になったように感じて気持ちよくなっただけ

であったり

言葉を言うことで得られる
『その場しのぎのスカッと感』でしかない

Xとかを見ると他人を否定したり攻撃したりするツイートが目につく

見るだけで悲しく嫌な気持ちになるので近づかないようにしてる

君子危うきに近寄らずというじゃないか(君子じゃないけど)


『めんどくさい』『しらんけど』でありとあらゆるものを適当に流していてふと思った

こんなテキトーなままでいいのかと

なんでもかんでも責任逃れなことばっかり言ってるネガティブな自分でいいのか

このまま否定と逃げの人生を過ごして楽しいのか、、、?

いや絶対楽しくない


とりあえず『めんどくさい』『しらんけど』という伝家の宝刀を手放してみることにした。

まずは朝起きると身支度を整えて家を出るための準備をする

・ヒゲを剃る
・顔を洗う
・朝ごはんを作る
・朝ごはんを食べる
・着替える

家を出るまでは大体こんな感じ

『めんどくさい』『知らんけど』を口に出すことも心の中で思うことも封印した。
封印したからには他の方法を使うしかない。

①そもそもやらない
②工夫する
この2つで乗り越えてみることにした。

・ヒゲを剃るのはやめてヒゲ脱毛を始めた
かを

・顔を洗うのはやめられないがヒゲ脱毛で肌荒れが少なくなるという思わぬ成果が出た

・朝ごはんを作るのは最低限にした。
前日の夜に多めに作ってストックするちょっと食べる。また多めに作ってストックするというローリングストック作戦でおかずを3.4日くらいかけて食べる作戦にした。

朝食べるのはこのローリングストックおかずと卵かけご飯とヨーグルト(冷凍ブルーベリー)という固定メニューにした

・朝ごはんを食べるのはやめられない。昼休憩になるまでにお腹が空くぐらい健康的だから。固定メニューにすることで何を食べるか考えたりする時間がなくなった。

・着替えるのもやめられない。寝起きのままでは仕事できないしなんかスイッチが入らない

家を出てからの普段の生活でも『めんどくさい』『知らんけど』は封印した。

上司やたぶん部門の人から明らかにややこしくて時間のかかる相談をされた時でも
『めんどくさそうですね』
『それ私の担当じゃないんで(知らんけど)』
とか
『知らないですね(知らんけど)』
とは言わない

『ちょっと調べてみますね』
とか
『知ってそうな人に確認してみます』
と言って一旦引き受けてみることにした。

でも中には返事に困るようなやつもあってその時は
『あ〜』と言って時間を稼いでから『めんどくさい』『知らんけど』以外の返事をするようにした。


あなたの周りに誰かに何か返すときに『あ〜』とか『え〜』って言ってる人いませんか?
あれってただ単に言葉が思い浮かばないだけだと思っていたんですが、ネガティブな言葉を言わない努力をしている場合もあるんじゃないかと

これから『あ〜』とか『え〜』とか言ってる人見かけたらその次の返しに注目してほしい



そんな調子で『めんどくさい』『知らんけど』を手放して過ごしているとネガティブな言動が減っていった。


そしていつの間にか周りから

『物腰が柔らかくて優しい』

といわれるようになった



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