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【大きな独り言2023】1つ目の大きな独り言|『選挙について思うこと』

統一地方選挙が始まったので、
今回は、『選挙』についての大きな独り言を言いたいと思います。

★ 先に、『ことわり』を入れておきますが、私は政治については、専門的な勉強をしたことがありません。
あくまでも、私『おおごえ。』の個人的な考え方である事を理解して読んで下さい。

 日本は、『民主主義』の国です。これは言い切ることが出来る事実なのだと『思います』。

 『思います』ってなんだよ!って、ツッコミを入れる人もいるでしょうか?
 これは、犯罪被害にあった人の多くや、行政の裏側を知る人は、『思います』という表現に共感を持たれる人もいるのではないでしょうか?
 しかしながら、この『思います』については、今回は独り言を言いません。これについては、又、別の機会に。

 『議員』って、いったい何だい?
 簡単に言うと、国の政治であれば、『国会で会議・議論』をして、『対諸外国への対応についての話し合い』や『おおまかな国家政府としての活動についての話し合い』や『それらのおおまかな予算を決める話し合い』や『おおまかに法律を整える話し合い』等をする人なのだと私は理解しています。
 例えば、『増税』というのは、『予算の話し合いの結果』であって、実施するのは、その関連の行政機関なわけです。実際に行動するのは議員ではありません。

 即ち、議員は基本的に『言うだけ』なんですよね。

(ここの行間で色々と考えてしまいました。それについては、また別の機会で。)

 なので、想像するに、その関連行政機関に勤める人からすれば、国会で増税する事が決定だけされて、その関連行政機関が、増税された事によって生じる事務的な変更やシステムの変更等の細かな部分を整えなければならないのだと思います。
 例えば、消費税の増額の際には、小売業などのレジスター(会計レジ)の機械のシステムを変更する為に、製造業者に正しい情報を提供する必要があり、会計や税務などについての対応も詳細に取り決めて情報を提供し指導する等の負担がのしかかるのです。

 行政機関に有能な人が居て、適切に段取りを組む事が出来ていれば安泰なのですが、私は内情を知らないので、「どうなのかな?」と疑いも持っています。アベノマスクの時に、行政機関の内部の人からの意見はなかったのか?それとも、有能な人の反対意見を潰す無能な暴力的な人間がいるのか?

 地方政治は、国の政治とは違う部分があるように思います。
 上記の『関連行政機関』の部分もあるのだと思います。

 地方政治は、私たち個人に、より直接的に関わってきます。
 公立の保育園の増設などは、国家ではなく、地方が直接的に対応しているからです。
 国会では、「保育園を増やします」と言うだけで、実際的には、地方政治が保育園を増設するわけです。地域によっては、過疎化で子供が数人しかいない地域もあるでしょうし、マンション建設によって転居者が増えて、保育園どころか小学校などもパンク状態になっている地域もあるわけです。その微調整を行うのは、国ではなく、その地域なのです。
(ちょっと脱線して、保育園について独り言を言いたくなりましたが、これも、又別の機会で。)
 又、『県道』や『市道』の整備などは、地方政治が整えているわけです。実際に、私の住んでいる地域で、道路の改修工事が行われ、蛇行していた道が広く真直ぐになり、歩道も作られた事によって、安全性が高まったという事がありました。
 これは、数年前に県知事が替わり、又、市長も替わった事が影響しているようにも思われます。

 トップが変わる(替わる)と議会自体の雰囲気も変わるのだと思います。

 私よりも後の世代は、学校教育の中で、『男女平等』を学んだ世代になると思います。
 そんな彼らも、四十代という年齢なので、立派に政治家になれる年齢だと思います。私は彼らに期待したいのですが。
(しかしながら、若い世代でも、「俺は男だから」「女のくせに」「女が料理や洗濯をするもの」という考えを持っている人もいて、これらについては、学校教育ではなく、家庭内の習慣やそれが原因のバイアスなのだと思います。それを考えると、遺伝の影響もありますが、親の人間性に気を付ける必要はあると思います。『親の人間性』について、独り言を言いたくなりましたが、これもまた別の機会で)

 どのような政治家が理想的な議員なのか?
 そもそも、何故、選挙で選ぶのか?ということを考えれば、それが見えてくるのではないでしょうか?
(『政治家』と『議員』の違いについては、御自身で調べてみてください)

 選挙活動に注目すると、選挙カーで『○○を宜しくお願いします』と大きな音声を流しながら街を走っているのを見かけます。又、立候補者の情報を読むと、『○○を実現します』とか、その政治家がしたいことが書かれています。いずれも一方的に立候補者の意見を市民に投げかけている。

 現在は、議員と話すことは難しいと市民が考えているようなイメージが私にはあるのですが、本来は、市民の意見を集めて、全ての人に平等であり社会的に有益な仕組みを話し合いで作り上げていくというのが、政治の基本なのだと私は考えています。
 即ち、理想的な議員とは、多くの市民の声を集められる政治家であることだと私は思います。
 しかしながら、これは、ユーチューブなどで発信されている一部の人の意見の事ではありません。専門家ではない市民のつぶやきをそのまま鵜呑みにすることは、少々おかしな事だとも思います。
 私が言っている多くの市民の声というのは、実際に問題に直面している市民、その問題の専門家、その関連の会社や行政機関の人の意見をまとめたものです。それも多くの意見が必要です。
 当事者たちの意見を無しに、その問題に直接関係していない立場の政治家だけで話をしても、正しい解決はありません。ムダな行動が発生するだけで、即ち、無駄な費用(税金)がそこで発生してしまうのです。少し前にありましたよね。女性特有の問題についての委員会か何かの政治活動グループが男性のみだったてのが。後にすぐに女性メンバーを加えていましたが。
 税金は無限に増えません。税収の中で、効率よく、無駄なく、政治を行う必要があるのです。
 今の日本は、国債を発行して、借金をして、使えるお金を増やしているのです。
 しかしながら、その中で、無駄と思われるお金の使い方がされている事は沢山ある様子なので、その無駄をまず無くして、それから増税額を考えるべきなのではないかなと私は思います。いつまで『バブル呆け(ぼけ)をしているのか?そういう意味でも、バブル後の若くて『賢い(かしこい)』政治家やバブル期に冷静だった『賢い』政治家に頑張って欲しいと思っています。因みに、ここで言っている『賢さ』は、社会組織にとって有益な賢さであって、利己的な賢さ(自分自身だけが良ければいいという考え)とは違います。

 そして、何よりも大切なのは、正しく伝える力だと思います。
 昔から「記憶にございません」とか、国会から流行り言葉が生まれていますが、不正行為に対して、誤魔化す言葉や、「異次元の」等の曖昧な言葉で表現するケースというのが、多いように思います。
 これらがビジネスの取引先だったら、絶対に取引をしてはいけない相手だと思います。
 そもそも、具体的に説明をしないのです。
「異次元」って何をもって異次元なのか?
 二次元、三次元。二次元は平面、三次元は平面に高さ(上下)が加わり、四次元は三次元に更に時間を含みます。(と私は解釈していますが、次元について正確には専門家の情報を参考にしてください)
 時間でも遡って(さかのぼって)いこうというのか?
 『子供一人につき一千万円』とか政治家まで言い出した状況ですが、私たちが生活している次元とは別の異次元から財源を引っ張ってくるのか?それが可能なのか?いやいや、現実からお金を捻出するしかないでしょう。しかも、その一千万円って金額は、ひろゆき氏が発言した言葉から出ている事が明らかで、国会議員が関係各所から情報を集めて議論して考えだした金額じゃないところが、非常に残念な気持ちになりました。
 議員に求められるのは、関係者の様々な意見を集めて、専門家や行政の専門部署から情報を得て、具体的に出来る事をまとめて、多くの市民が理解できる説明(図説もあり)が出来る事だと思います。
 説明の際には、分かり易く『例え話』を用いる能力も必要でしょう。
 平均的な学力(知能レベル)の中学一年生が聞いて理解できる説明が出来る人が、私は理想の政治家だと思います。
 専門用語や、堅苦しい普段使わない言葉を羅列して、煙に巻くような説明は、よくよく解釈していくと、曖昧に誤魔化しているケースが多いのではないでしょうか?
 これは、職場の上司や同僚にも当てはまって、社会人として出来の悪い人(ハラスメントなどの問題を起す人)ほど説明が下手クソ。逆に説明の上手い人というのは、人格者だったと思います。そういった人こそが管理職や、政治家になって欲しいと思いますね。

 私は、選挙前の立候補者の情報のポイントとして、
1.       市民と意見交換をしている人なのか
2.       曖昧な大風呂敷をひろげていないか
3.       経歴や活動歴から、どのような経験を積んでいるのか
4.       政治を学んでいるか
5.       経歴や活動歴から、私利私欲の為に政治活動をしようとしていないか
6.       説明が上手いか
7.       具体的な説明をされているか
8.       『目』の雰囲気に人格的異常性がないか
という点を見ています。

 しかしながら、『こうしていきたい』『こうしたい』というのは、いくらでも嘘をつくことが出来てしまいます。後から「あくまでも理想なので、実現は難しいですよ」とか言って。

 なので、私は、必ず投票することにしています。
 私が一票を投じた政治家が落選した場合や、票を投じた政党が与党ではない場合、その後の政治がグダグダになった時に、堂々と政治について不平不満や文句を言えるからです。
 又、逆に、私が票を投じた政治家や政党が与党となり、グダグダな政治を行った時は、その時も堂々と不平不満や文句を言えますし、「ああ、この政治家も駄目か」と素直にがっかりできるからです。
 勿論、善い政治を行ってくれた時には、「一票を投じて良かった」と思えるし、自分には目利きがあるなと自画自賛する事も出来ます。
 しかしながら、選挙の際に立候補者についてよく分からずに票を投じるくらいなら、白紙投票をした方がいいでしょう。その場合は、堂々と不平不満や文句を言う事は出来ませんが・・・。私は以前、テキトーに投票した事があって、後で後悔したことがありました。それもあって、今は立候補者の情報を目にしてから選挙に行っています。ああ、因みに、その時に投票した立候補者は落選していたので、政治的な影響はありませんでした。

 それから、私が若い頃に親から「○○に入れておけばいい」とテキトーな事を言われて、それを鵜吞みして後悔したことがありました。
 十八歳から選挙権を与えられるようになりましたが、若い人たちに伝えたいことは、学校の生徒会選挙と違いはないということです。なので、あまりプレッシャーを感じなくていいので、立候補者の情報を理解して、自分なりに投票したいと思った人に投票すればいいのです。
 昔の私のように親や誰かに言われたからと、自分の意思ではなくテキトーに投票すると後悔することになります。
 又、面白半分に投票することは、無駄な税金を増やすことになりかねないので、『お金は大事(限りがある)』ということを考えて、税金の無駄遣いをしなさそうな人を選んで欲しいと思っています。
 税金を使えば、後からその使った分を取り戻すために我々から税金が徴収されるからです。又、政治的にイレギュラーで何かを行えば、その対応の為に多くの公務員や臨時職員(派遣バイト等)が動くことになり(仕事をすることになり)人件費が発生します。又、その『お知らせ』などで、多くの書類が発行されるのです。書類もお金がかかります。

 それから、人相学的な話になりますが、学校の同級生や教師などを思い浮かべて、同じような性格(喋り方とか雰囲気)や、似ている人相の政治家がいたら、その同級生や教師に政治をやって欲しいかどうかを考えるのもいいかもしれませんね。似ている同級生や教師が信頼できる人であれば、その似ている政治家に投票してみるというのもアリかもしれません。

 そもそも選挙に不正が無い事を願いたいですが、不正が無い事を前提として、投票という権利を活用したいと思います。

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