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「年齢の割」にと言われると、素直に喜べない

元上司に久しぶりに会って、近況を話した。正味5分くらいの会話。
だけど、言われた2つの言葉が、うまく消化ができなくて引っかかってる。

「キャリアがどこに向かっているかわからないね」

一つ目は、わたしの今している仕事を話した際に言われた言葉だった。
今の会社では、産休育休を2回取得していて、大まかな仕事内容はこのような感じ。


2018年〜2019年:人材育成・研修(若手層向け)
 第一子産休育休取得
2020年〜2022年:人材育成・企画(マネジメント層向け)
 第二子産休育休取得
2023年〜現在:人事採用・広報(SNSメイン)

元上司からすれば、キャリアコンサルタント・コーチング・心理相談員など
対人支援に関心があるわたしなのに、「採用広報?SNS?」と疑問に思っての発言だったのだと思う。

元々、2度の産休育休では、いずれも復職後は異動だった。組織編成により、戻る部署がなくなっていたためだ。
第一子の時は、かろうじて近しい業務だったけれど、第二子では全く違っていた。

わたしとしては、今採用広報に携わるようになって、
会社の魅力をどうやったら伝えられるかを考えるのは楽しい。
SNSは、全く触れたことがなかった分野で、難しさもあるが、日々自分をアップデートしている感じが面白くもある。
「ポータブルスキル」を新たに身につけられていて嬉しい!

そもそも会社員である以上、仕事を選べない。
でも、いまの仕事も無駄ではなく、この先につながっていると思っている。
モチベーションもある。
なのに「そんなことないです」の一言が言えなかった。
「ですよね」って笑ってごまかした。

まるで今のキャリアが「不正解」と言われているように思えてしまった
元上司が思い描く「わたしのキャリア」とは、程遠いキャリアだったのかもしれない。
ここでモヤモヤするのも、「他者がどう思うか」を気にしすぎているんだろうか。

「その格好だと年齢の割に、若く見えるね」

2つ目の言われた言葉がこれ。普段はラフな格好が多いのだが、ちょうど入社式の対応だったため、スーツを着用していたらこう言われた。(普段はどう見えてるんだ…)

もしかしたらこう言われたら「え、嬉しい!」って思う人もいるかもしれない。でも「年齢の割に」という言葉に意味があるような気がして
「えー、いい意味ですか?けなしてますか?」と冗談まじりに返してみる。

「うーん、なんていうんだろう。貫禄がないのかな、(他部署の部長を指して)〇〇さんはドーンって感じじゃん
つまり年齢の割に、貫禄がある面構えではないっていうことらしい。

最近、今の上司との面談でも、年齢のことを言われたばかり。
自分の年齢も自分が1番わかってる。
事実、アラフォーである。
でも他人に言われると、なんか傷つくんだ。
そして焦る。

この元上司には、第一子産休前に「もう若くないんだから、昇格のこと意識しないとダメだよ」って言われたことを思い出した。
本人なりの優しさなのだろうか…

とはいえ、仕事に、育児に、家庭に、自分のこれからのこと
たくさんたくさん、悩んでもがいている最中。
悩んで見えないかもしれないけれど、わたしこれでもいろいろ考えてるんです!
(と言いたい)

こういうことがあると、心揺れてしまう。
自分がどうありたいかが、ぶれてしまう。
揺れても、ぶれてもいいから、
「自分がこうありたい」って思う姿に、また戻って来れるわたしでありたい。

ここまでお読みいただきありがとうございました。












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