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vsガンバ大阪

清水エスパルス観戦記 2

3月2日 IAIスタジアム日本平 天気:晴れ

ホーム開幕戦。開幕前には新規スポンサーを獲得する枠が足りないことから、最終手段としていたチケットの値上げをすることが発表された。ホームページにて、丁寧に値上げをするに至った経緯が説明され、ほとんどのサポーターは納得することができたのではないかと思う。

しかしその影響もあってか、ホーム開幕戦の入場者数は15820人。例年に比べるとかなり少ない数字となってしまった。やはりチケットの値上げが影響したのかもしれない。チケットの値上げは、チームを強くするため、地盤を固めるための手段であり、必要不可欠なものだ。

しかし私たちもそう簡単に対応できるわけではない。今年は試合数を減らそうとか、ユニフォームは我慢しようとか、どこかで帳尻を合わせていかなければいけない。チケットの値上げは大きな賭け。これが成功すれば清水エスパルスはさらに高みを目指せる。今シーズンは本当に重要。

そんな状態で挑んだ開幕戦。主将竹内が体調不良でベンチ外。竹内のポジションには六平が入った。後は前節は真ん中に立田が入っていたが、今節はソッコが真ん中に入っていた(はず。笑)。

試合が始まると竹内不在を感じさせることはなく、無難にこなしていた六平。ガンバはサイドに人数をかけて崩すことが多く、どうしても数的不利を作られやすい。久々に出場した試合で去年から熟練度を高めているG大阪はキツかったかもしれない。

幸先良く立田のクロスから中村慶太が先制点を奪うも、左サイドからのクロスを中の小野瀬にどフリーで合わせられ同点。枚数は足りてるのに...みたいな失点。

1ー1の同点で折り返す。

飯田は相変わらず仕掛け◎。何度藤春に1on1で勝ったか。佐々木翔、藤春と錚々たるSBに積極果敢に挑む姿は見てて誇らしかった。この試合のベストパフォーマンスをした数少ない選手の1人である。

後半は見るに耐えなかった。とにかく前で収められるドウグラスが戻ってこないとかなり厳しい戦いを強いられるのでは。エスパルスの1トップに必要な要素は代表と同じでキープ力。そこで時間を作らなければ後ろからの押し上げが出来ず、相手に押し込まれたまま。

今日の試合でヴァンデルソンに落第判定をするのはまだ早いとは思う。が、攻撃のことを考えると2トップにしなければ攻撃を機能させることは難しい。ヨンソンはそれでも無失点にこだわるのか。去年からの連携で立田、ソッコの2CBに松原、飯田のSBに戻すのが濃厚と私は思っている。それは次節の札幌戦でわかることではある。

札幌戦の前にはルヴァンカップの松本山雅戦がある。基本的には若手やベンチの選手主体になる。体調不良の竹内も実戦感覚を戻すために前半45分は出場することも考えられる。まずは、公式戦初勝利を目指して流れを変えてもらいたい。

最後までありがとうございました。ルヴァン・カップ松本山雅戦も観戦予定ですので、また更新します。少しでもスポーツに、サッカーに、清水エスパルスに興味を持ってもらうために。


今年の春に大学を卒業し、県内企業に就職。様々な形でエスパルスの事を書いていこうと思います。清水エスパルスを全力で応援しています。