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東村山市 桜湯

2021.4.11.

今日は家人とお出かけの予定だったのだけれど、高尾山に行くか「ノマドランド」を観に行くか、二択で突き上げたところ、「どちらも嫌だ」とのこと。また、私が国立に15時に行く予定があったので、一日別行動と相成りまして。

今日は、国立を経由して東村山までランニング。
まずは自宅から西に走り、府中を経由して、北上して国立を目指す。
これは「北府中」駅のあたり。東芝のビルが目立ちます。ラグビーの町だね、ここは。

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そして、長いことグレーの壁が続くな・・と思っていたら、刑務所角の標識が!
そう、ここは「府中刑務所」の一角でした。
こちらは文化祭も広く公開されていて、一度行ったことあるけれど結構興味深いものがあるので、お時間が合えばなかなかない機会なので、参加するのもおすすめ。

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さらに5㎞ほど小走りし、「鳩の湯」に到着。
屋号をイラストに配したかわいいロゴで、MOKUタオルやバッジなどのオリジナルグッズなどがとても人気の銭湯だ。もちろん、高濃度炭酸泉などお湯の種類もとってもいい。
今日も、限定16個のコンテックスオリジナルサウナハットを目指して走ってきたのでした。人数が定数を超えた場合は、抽選という事だったので、ドキドキしながら・・。

15時を目指していたのだけれど、14時15分ほどについてしまったので、静かな住宅街をぶらぶらして、時間をつぶす。

そして14時55分くらいに、定員内という事で全員が購入可能という事が判明!集まった12名の猛者たちに紛れて、密にならないように順次入店し、1~20のナンバリングは選べないものの、無事#5をゲット!鳩の刺繍がやっぱりかわいい!

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そしてサウナハットをリュックに押し込み、ランニング再開。
「恋ヶ窪」駅を経由して、さらに北上。

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途中、渓谷のようなところも経由し、どんどん北上。

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ブリジストンの研究所も北上し・・。

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22kmほど走り、ようやく到着!
いやー、遠かった・・。

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こちらは、ヒートポンプのお湯なのだそう。どういうことかというと、空気の熱を利用するヒートポンプ式で井戸水を沸かし、お湯の温度が安定するとともに、実際の温度よりも熱く感じないので、じっくり温まることができるのだそう。よく温まって全然湯冷めしないのだとか。

フロントの女将さんに回数券でお支払いし、スタンプをいただきつつ、事情聴取スタート。昭和28年に創業し、現在は二代目。初代の奥さん(=女将さんの母親)の実家が両国で銭湯を経営していて、初代旦那さんは婿入りしたのだそう。そして荻窪にかつてあった「武蔵野湯」は女将さんのお兄さんが経営するなど、姉妹店もあったそうだ。現在こちらは、そのお兄さんの息子さんが経営し、女将さんと妹さんで、甥っ子さんの経営のお手伝いをしているのだとか。
創業当時は周辺は栗林だったそうで、女将さんたちは高校生の頃から店を切り盛りしていたのだそう。現在のビル型銭湯の建物は昭和61年に建て替えられたもので、ロビー、脱衣場、浴室と全体に広々としていて、ゆったりとした造りで、ダンス教室や整体の施設など併設されているようだ。
参考までに、WEB1010の紹介記事はこちら。

浴場は、正面に馬の親子のタイル絵だ。馬って珍しいかもね。そういえば、「瓢箪からコマ」っていうことわざがあるでしょう、このコマって、なんだと思う?先日サウナ室でクイズ番組を観ていて知ったのだけれど、「コマ=駒」、つまり、馬ってことなんだって。瓢箪から出てくるわけないんだけれど、それくらい驚くべきこと、という意味なのだそうだ。私はてっきり「コマ回しのコマ」だと思っていました。

浴場は、脱衣所の正面に水風呂と右手にサウナ、手前に立ちシャワー二席、カランが並び、タイル絵の下には左から、ショルダーバス、ジェットバス、電気風呂、白湯、ミストサウナ森林浴が並ぶ。
ショルダーバスはちょうどいい当たり心地だし、電気風呂は距離を保ちつつトライすると、かなり弱め。今回のところは距離を詰めずに、任務を終了しておいた。
ミストサウナは、湯船の向かいに設置された噴霧口からミストが降り注いでくる。結構しっかり降り注がれて、この湯船ではジェットバスで解されながら、ミストされながら、ゆったりと。サウナの後で、このミスト側で休憩するのもよさそうだ。
そして、サウナ。遠赤外線式で、滞在時は90度から94度まで上がっていった。こちらは毎週火曜日はレディースデーだそうで、サウナ代200円が無料となるのだそう。入口でお支払いをすると、通常はサウナマットを1枚貸してくださるのだそうだが、私の時は女将さんがうっかりしていたようで、タトゥーがたくさん入った年の頃、60くらいと思しき常連さんが、代わりに借りてきてくれた。
サウナマットを持ち入室すると、結構濃いめの常連さん方3名が。「上行く?」「どうぞどうぞ」と促されるまま、二段目に。
室内は、常連さんのうち、特ヌシと思われる話題の中心の方が話題を引っ張っている。テレビで観たという皮の薄めのトマトが買いたい、最近はテレビで流れるとすぐ物が棚からなくなる、そういえば米油の時もそうだった、今夜は「ポツンと一軒家」だから早く帰ろう、旦那が料理を始めた・・とおしゃべり三昧。なかなか会話に入れなかったが、話題の方向性も、お人柄も、悪い気は全くしない。
会話が止んだタイミングで、「あの、府中ってどうやって行けばいいんでしょうか」とアホみたいな質問を投げかけ、自己紹介もさせてもらった。22㎞走ってきた、ということが響いたようで、「あなた、走るのがお仕事なの?」「毎日走ってるの?」など、そこまで盛り上がらないものの、会話が続く。
特ヌシ以外でも、入室したタイミングで、ぎろりと見られた大ヌシさんにも、彼女のお帰り際に「また来てね!」といってもらえたり、会話に加われると楽しいんだよね。
ランニング効果もあってか、しっかり汗をかき、出てすぐの大きな水風呂にイン。こちらはバイブラもないが、かけ流しでとにかくひんやり。ふくらはぎのアイシング効果も抜群で、気持ちいいんだよなあ。
休憩は、カランで。サウナ、水風呂を3セットし、すっかり呆ける。

とっても気持ちのよいお風呂でした。
帰りはもちろん、電車とバスだよ。一週間の疲労も、今日のランニングの疲労も、しっかりデトックスした一日でした。

お遍路番号 東村山市 3
住所 〒189-0012
東村山市萩山町3−15−1
電話番号 042-391-0547
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アクセス 西武新宿線「久米川」駅 徒歩6分
休日 月曜 ※祝日は翌日休
営業時間 15:00−23:00

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