曲輪のお盆制作④

2022.9.4.
取手詣も、今日が最終日!
思えば遠くへ来たもんだ・・。
自宅からだと京王線・山手線・常磐線・バスを乗り継いで2時間半ですか・・遠いよねえ。
こちらはバスを降りて、講座の開かれるプレハブ校舎までの道。バス停からも約10分歩くのです。

昨日、小屋で寝ていたヤギたちがお散歩中!
野生ではないけれど、かなり元気なメスのヤギで、学生の長期休暇中には地元のボランティアの方たちが散歩をさせたり、水を替えたりお世話をしているのだそう。

この子におでこでどつかれました。
おばあちゃんのヤギは茨城大から出張してきているのだそう。
その辺でウンチしたり、草を食べたり、自由だね。
ボランティアの方曰く、角が生えている子が
まだ2歳でやんちゃまっさかり。
お世話している方々も美術に関心がある方が多いそう。
動物を見て癒される学生も多いんだろうなあ。
きみたちも学校で勉強したいのかな?

今日は9時過ぎ、早めに着いていたのにヤギと戯れること30分・・。
結局普段通りの開始となった。
先ずは昨日までのものを一度屋外で日に当てて、色漆を明るく仕上げることに。

緑がぐっと明るくなるといいコントラストだね。
みなさんのと並んでも、まっくらなのが一目でわかる。

丸いかたち、赤口色の漆を塗り、錫粉を掛けたほう。

もう一つ、黒の漆に錫粉を掛けたほう。
コントラストがなかなかよい。

上の二つには作っておいた蝶のスタンプを。

じゃん!

こちらにも、ポンと。

そして大きな方にはもう一度錫粉を載せる箇所に漆を載せます。

ではお昼休憩!
上野も森みたいにはなっているけれど、こちらは本当の森。
お隣で作業しているおじいさんとちょっとお散歩。

赤口の小さい方は、こちらで完成!
ちょうちょの位置もうまく決まった!

黒の方は、先生のアイディアで錫粉に少しぼかしを加え、葉っぱということがわかるといいのではとアドバイスをいただいたので、後ろ向きではあったけれどそうしてみることに。

おお、なんかいい感じ!

そして大きな方にも、ちょっとだけ赤みを加えて華やかさを出すことに。

赤紫に牡丹と少々加えます。

そして、ちょっとだけぬりぬり。
あまり多すぎても色がケンカしそうだし、黒を基調に差し色程度に。

さてさて、では完成品をまえに、先生方の講評を聞く心構えの準備をしなくっちゃね。受講者全員の作品も、お楽しみに!

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