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足立区 岡田湯

2022.1.29.

土曜日は、陶芸教室から。
乾かしたお皿に白化粧をかけて、飛び鉋にチャレンジ!
飛び鉋は小鹿田焼でもよくみられる技法。好きな焼物の技法なので、先生に見本を見せていただいてから、本番。

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やや過剰なほどの装飾だけれど、うまく鉋の模様は残るかな??

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そして、ランニングスタート。
足立区銭湯陥落を目指し、新宿まで電車で行って、明治通りを北上です。
西早稲田では懐かしい「メーヤウ」!21年間、早稲田の土地で愛された激辛カリーの名店、だそうで、私も学生時代に数回行ったけれど、2017年3月に一時休業をし、そのまま閉店たのだとか。店長さんの体力的な問題だったそうだが、2020年2月~3月にはクラウドファンディングを実施し、同年7月4日に場所を移動して再開店したのだそう。食べたかったけれど、その後走ることを考えると・・なのでまた今度!

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先日ものろのろと登った坂・・。富士見坂というのだね。

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下から見るとこんな坂。
ここは走れない・・。

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田端駅前の不思議なあしらい。
鉄道のカバーなんだって・・。

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さらに進んで、尾久の商店街に突入です。

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これは、撮影スポットなのでしょうか・・寂しい・・。

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前回このコースを走った際に、行列のできていた「いけだ商店」に。
鶏もも肉のグリルを二本と、せせり肉、焼鳥二本を購入。
せせりが買えるって珍しいよね。

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そして、小腹が空いたのでパクリ!
これはアツアツだったら最高に美味しい!

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そして、さらに走って・・と思っていると、またも行列発見!
行列を見ると、立ち止まらざるを得ない・・。
ということで、何の列か不明だけれど、並んでみる。
こちらはお刺身や切り身、お寿司などのお店だそうで「とっても美味しいのよ」と列の後ろの方に教えていただく。後ろの後ろの方には「中トロのお寿司も美味しいから買うといいよ、走る前に食べちゃえば?」と教えていただくが「今日の夕飯用なので・・」とお刺身の中トロ、タコ、そしてあん肝をゲット!

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そして隅田川と荒川を越えて。
こちらは隅田川。パッと見てもわからんね。

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小走りしていると、見慣れた煙突。
ここは元、銭湯だったのかな?

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20km走って、やっと到着!
お遍路生活も残すところ23軒で感慨深い。狂ったように三軒ハシゴの日々は遠く、一軒一軒を味わうように。いや、以前も味わってはいたのだけれど。
陶芸→ランニング→銭湯→惣菜のルーティンが終わったら、今度は銭湯の代わりに和菓子でもいいなあ。

こちらは上の階にはジムが入っている模様。

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10年ほど前に建て直され、2019年3月にリニューアルされたビル型で、2階3階が銭湯でその上がジムが入り、軟水使用のボタニカル銭湯とのことだが、既にさらに進化している模様。

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練馬区と同じく、足立区も薬湯イベントが多くていいね。

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フロントには女将さんとその息子さんと思われる男性がおり、ご挨拶なし。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
石川県ご出身の初代から、息子、孫に引き継がれ現在は二代目女将さんとフロントにいた40歳くらいの三代目での経営のようだ。姉妹店は無いとのこと。

ここはまず、公式サイトに掲載の、三代目による説明から見ていこう。
2019年3月に給湯器などの設備のリフレッシュと脱衣所のリノベーションおよび浴室のリフォームを行ったそうで、『ボタニカル銭湯 岡田湯』というコンセプトから、『Bubble Lounge 岡田湯』へと生まれ変わったのだそう。
こちらは昭和の初めに初代が石川県から上京し創業し、二代目による一度目の建替えでは宮造り建築になったそうだ。その後、二代目の息子、現店主の弟に受け継がれ、背景は不明だが弟から兄が引き継いで‥という流れになっているようだ。その兄、カウント的には四代目になるのだろうか、曰く、「岡田湯は銭湯ですが、今までとは違うまったく新しくて清潔なリラクゼーション施設に」ということで、リニューアルを行ったようだ。
ご参考までに、WEB1010の紹介記事(マンガ)はこちら。

浴場のレイアウトは、サイトにある通りではないので、図面とどこが違うか解説したい。
フロント奥には、DVD上映会や音楽鑑賞会などもできるルームシアター、自然光の入るライブラリーなどがあり、ロビーも広々としているが、どなたものんびりしていない。

浴場は入ってすぐにかけ湯と椅子桶、左奥に白湯、檜丸風呂のシルク風呂があるが、かけ湯の配水機がまた小汚い。右奥にカラン、一人用水風船、ドライサウナ、ロフト状で2階に上がると一人用炭酸泉と水風呂、奥に無料スチームサウナのレイアウトだ。

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ここからは、辛口での記事となります。
行ってみたいと思っている方は、訪問後にご覧ください。
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まず、入店時に「こんにちは」といっても、挨拶がないのが哀しい。
そして脱衣所、手狭で使いにくい上、受付で下足板と引き換えのロッカーキーも連続してすぐ隣を渡すとか、サングラスやよくわからん写真の展示など、センスがないのなら黙浴ポスターでも貼っておけばいいのに、というインテリア。

ドライサウナには棚の上、時計の脇にバンドエイドが三つ巻かれて置いてあった。スチームサウナも水垢が目立つほか、浴場も古くはないのに見える範囲で、掃除不足を複数個所で発見。

ドライサウナはテレビはコナンくんが大音量で。いい温度の中しっかり汗だく。出てすぐの水風呂も壺湯状で冷や冷や。
スチームも汚れさえ目に入らなければ、蒸気はとても心地よく、出て直ぐの壺水風呂、ほぼ炭酸のない炭酸泉で冷を取るのもよさそうだ。

サウナだけでも温度、湿度、そして施設自体もハードを単体で見るととてもいいのに、利用者のマナーとともに、浴場経営者としては、これでいいのだろうか?

哀しい気持ちで、数日放置されていたと思われるごみは拾って捨てたけれど、施設の方もお客さんも、気づいた人はいないのかね。時々、便器に汚物が残ってたりってあると思うんだけど、見つけたら普通は流しませんかね。自分と同じ思いを他の人にさせたくないから。汚物を流さない人、見つけたゴミをそのままにする人は、ブロークンウィンドウズ理論に加担しているよ。
経営者に対しては、掃除が行き届いていない点だけでなく、入店時も退店時も挨拶なしなのは哀しい。せっかくシアターなどもあるのに、ここでコミュニティなるものは、果たして醸成できるのだろうか。

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ひとことでいうと「新しいのに汚い」を地でいってしまっている。施設は新しく、コミュニティスペースも取り入れているのだが、経営者がこのままだとなんたらの持ち腐れだ。東京浴場の方々、ゆとなみ社の方々だったら、きっとここも繁盛店になるのだろうに。
生ビールも売っているようだが、サーバーや注ぎ口の管理は大丈夫なのだろうか、と心配は尽きない。

ただでさえ行きにくいのに、また行きたいと思えない残念な施設。堀田湯のリニューアル時には憂き目に遭うのではと思われたので、余計なお世話ですが辛辣な意見で失礼しました。

歩いた距離 20km
サウナ温度 52℃,93℃
水風呂温度 17℃,17℃

帰りには、先日訪問した「おきもと湯」を通過。
ここは古い施設だけれど、とってもよかったなあ。
私がいいたいのは、そういうことかもしれない。

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夕ご飯は買いだした食材、お惣菜を。
せせりの野菜炒め、お刺身、チキンとごちそうに。美味しかった!

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お遍路番号 足立 51
住所 〒123-0852
足立区関原3−43−2
電話番号 03-3886-3444
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アクセス 東武伊勢崎線「西新井」駅 徒歩10分
「北千住」駅もしくは「西新井」駅よりバス「関原3丁目」下車
休日 月曜
営業時間 14:00−23:45

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