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リモートワークだけで人を判断しない。

仕事がフルリモートなので、お客さんはもちろんプロジェクトメンバーにもほぼ会わない。会うとしても、たまにある飲み会くらいだ。
そのたまにある飲み会で「これは反省しないとな。。」と思うことがある。

それはリモートのチャット上のみで、その人を判断してしまっていることが往々にしてあることだ。

フルリモートだと、プロジェクトの参画時にすら会わずに、初っ端からチャットでのやりとりとなることもある。すると、例えば新たに入ってきたプロジェクトメンバーをチャットや成果物や会議での会話でのみ判断してしまうことになる。
理性ではそれだけでは人を判断出来ないというのは重々承知だが、本能的に「この人はそういう人だ」と勝手に判断してしまう。
そしてその判断はほぼ間違っている。というより、時期尚早なのだ。

大体において、顔も合わせずにチャットだけでやりとりしていると表情も温度感も分からないのだから相手からのボールを軽薄だと受け取ってしまって当然だ。
相手にその気が無くても
「この人のチャットの感じ苦手だな。」
「めっちゃ詰めてくるじゃん。」
「後輩のくせに生意気だな。」
と受け取ってしまう可能性すら大いにある。

人とのやりとりだと意識するからこそ摩擦が生じる。
なので、チャットでのやりとりは「コミュニケーション」ではなく、「情報」として受け取るようにしている。そうすれば無駄にストレスを溜め込むことも傷つくことも減る。

チャットが情報の交換なら、コミュニケーションは直接その人に会うことでしか成立しないと思っている。強いていうならチャットがコミュニケーションとして成立するのは直接会ったあとだ。

直接会い、表情や温度感を持って、面と向かってコミュニケーションをする。
チャットでは受け取ることの出来ない表情や温度感を重ねれば、同じチャットだとしても受け取り方がだいぶ変わる。チャットだけでの印象なんてほぼマイナススタートなので、直接会ってみると大抵いい人だなという印象が残る。そしてそれ以降コミュニケーションがスムーズになり、仕事がしやすくなる。

今後もフルリモートしかり、対面でのコミュニケーションは減ってく方向に進むだろう。しかしそんな時だからこそ対面でのコミュニケーションの価値を再確認出来た。そして今更ながらリモート飲みはつまらなかった。

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