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後にも先にも悩むなら

ケニアはナイロビから、こんばんは。
深夜テンション?です。

日本にいる時より、投稿ペースが早い気がします。
投稿の回数に関して、自分に課したノルマみたいのはありません。
ただ、自分の投稿が、読者の心の中に小さな変化を、その原動力になれればと思っています。

今回の投稿は、noteに託す想いを改めて、共有したいと思います。

心の変化は、端的に言えば、感情への思考を促すことです。

その感情に対して、なぜを突き詰めていくと、自分でもよく分からない複雑な心境に迷い込むこともあると思います。
独自の思考回路で感情に振り回されない人や、突発的な感情がつい表に出てしまう人など、感情が人の言動に多少の差はあれど、影響を与えていると思います。

突発的な感情自体は、決してネガティブではなく、瞬間的に自然発生するものだと思います。

かくいう私も、後者に該当する時があります。
「なぜ、この人は私に対して、こう言うのか」
相手に対して、ある感情に基づいて反応してしまうことがあります。
しかし、その感情は、突発的なものとは異なるものです。

原因は、自分の中に既にあった感情です。
それは、後ほど説明します。
その前に、原因に気づいていく発端になった出来事をお伝えします。

2年前ほど、ある人からこんな言葉をかけてもらいました。

「相手に振り回されている自分を自覚し、日頃からチェックできるように、その時間をつくること。そして、そんな自分を正しく理解しようとすること。」

ちょうどその時、悩みや苦しみが多い時期でした。
どうしようもないと思っていた四苦八苦を引きずりながら、生活していました。
その原因を勝手な自己判断に基づいて、自分に求めて、責めるという負のサイクルの渦中にいました。周りのサポートにも気付かないような状況にあったと思います。

その言葉を受けて、劇的に状況が好転したわけではありませんが、気持ちが楽になりました。

それから私は、相手と自分の反応を分けて考え、相手のことは、相手に委ねるようにしました。
その上で、自分の言動を振り返り、改善するサイクルを回しながら仕事や生活しようと心がけています。

そして、月日が経ち、環境も変わり、再びその言葉を思い出しながら、目の前の相手と仕事や生活をしています。

1週間ほど前に、一冊の本を読みました。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』

自分にとっては、痛快とも言えるほど、胸に刺さる本でした。
それは、文章が自分の人生をなぞっているような感覚になったからだと思います。

「悩みは、自分の中に既にある感情に起因し、それを基に相手に反応することで様々な苦悩が生じる。」

文中から抜粋したものです。

2年前にもらった言葉から、何とか自分の言葉で悩みを理解しようとしましたが、時々訳が分からなくなり、余計に悩みを増幅させてしまう時があります。

そんな時は、友人に相談して、別の人から聞いた言葉を通して、自分の悩みを理解することもありますが、今回は本からでした。

この本を通して、悩みの種であった自分の中に既にある感情に気づくこともできました。
それは、ブッダのいう三大煩悩に代表されると思います。
「貪欲」「怒り」「妄想」

自分は、中でも「妄想」という悩みの種が強力のような気がします。
なぜそうなのか、別の投稿でいつか共有したいと思います。


ここまで、長くなってしまいました。
この投稿の目的は、私がnoteに託す想いでした。
それは、感情への思考を促すことです。発信するのは私ですが、そこからは相手(読む人)に委ねる他ありません。

noteにも「スキ」という反応がありますが、SNSのいいねやリアクションマークのような、表面上の表現では説明できない感情に気づき、考えていただけたらと思います。

私も、自分のペースで投稿していきます。よろしくお願いします。

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