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Amazon Prime Videoで「その着せ替え人形は恋をする」観た

アマプラに加入し(ちゃっ)た経緯は前記事を参照のこと↓

“まあとはいえ一番の大きな原因はAmazon Primeに間違って年会費払っちゃったから元を取るためにストリーミングサービスを利用しまくってやろう、っていう意地汚い発想なんですが。”

OPもEDもとてもよい。
ちなみに本編については2周しました。
他にも観なきゃいけないコンテンツがいっぱいあるのに。

中身については「陰キャにやさしいギャル最強」。
もうこれに尽きる。
みんな海夢ちゃん大好きでしょ?もちろん俺も大好きです。
ちなみに原作は未読。
読んだら海夢沼にハマりそうなので避けてます。笑

海夢ちゃんはまさにこれで(興奮しすぎて「理想」って2回言ってる)

陽キャのギャル、バイトは読モ。でも中身はド級のオタクで趣味はコスプレ。露出多めで天然、不器用。だけど自分の意見をしっかり持っててブレない上に他者を慮れる精神性まで有している。しかも父子家庭で父親は単身赴任中(事実上の一人暮らし)…(゚A゚;)ゴクリ

まあ陰キャとはいえ新菜くんもそうなったのには理由があって、本来は高身長でそこそこイケメン設定なのでおとぎの国の住人なわけですけど。
甚兵衛とか作務衣似合う奴なんて江戸時代体型a.k.aオジサンかイケメンのどちらかなんだから。

いやでもアニメってそれを楽しむもんだから。

原作者の福田晋一先生もインタビューで答えてらっしゃるけど、

登場人物を極力絞ることによって、「自分が好きでやっていること(往々にして世間的にはあまりよく思われない事であることが多い)をたった一人だけでも肯定(応援)してくれれば生きていける」っていう広い意味でのオタクたちに対する肯定、っていう構図が分かりやすくなってる。

原作はどうなってるのか知らないですけど、海夢ちゃんが基本「他の(自分の趣味に興味・理解のない)異性に対して全て塩」なので、安心して(ここが意外と昨今の作品では重要な気がしてる)二人を応援できる、ってのも大きい。

自分の好きなこと、やりたいことを肯定してくれる同志、戦友であり、その延長に恋があればそれはもう最高というか。

まあぶっちゃけ原作者のインタビュー載せた時点でそれ以上語ることはないんですけど、笑
「高校生時代こんな彼女が欲しかった」です。

でもなー、新菜くんもなー、夢にまっすぐないいやつだからなー。
彼が高身長なのには多分理由があって(海夢ちゃんとの対比以外で)
「デカい奴はそれだけで圧がある」からだと思います。
ナチュラルボーン陰キャは圧出せないですからね。
コスプレ会場で姫(プリンセス)の後ろにデカい騎士(ナイト)が立ってたら悪い虫は十中八九寄って来ないですもん。
あと「とある理由」で夢を口外できない(というかしないようにしている)だけで、たぶん元々陰キャじゃないというか、アニメでは描かれてないですけど(是非2期を!)この先同級生たちの中心に躍り出ていく感じなんでしょ?

だから「もともとまっすぐで熱くていい奴だけどとある理由(複合的)で自分の本当の気持ちを表に出さないようになった」⇒「友達付き合いを制限して家に籠るようになる」⇒「陰キャ」
って流れなわけで。

真の陰キャではないのだ、彼は。
ククク… 彼は陰キャの中でも最弱…

そして物語の根幹を成すのはボーイミーツガールのド王道である
『「彼が私を」「彼女が俺を」新しい世界に連れて行ってくれた。』
キラキラです。キラッキラ。

なんというかもう、うらやましいので爆発しろ。
海夢ちゃんからの好きピッピ光線に気づけや新菜ァ!
って感じではありますけれども。

嫌な奴が出て来ないのもいいですね。幸せな世界。
せめてフィクションの中だけでも幸せな世界であれよ、と思いますもん。

なんか書いちゃ消し書いちゃ消ししてたんで感想がとっ散らかってますが、
未見の人は観るべし。
何回観てもニヤニヤが止まりませんから。

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