僕はこうして強みと生きていくことにした(3)
「規律性の強化(投資)」について書く前に、
そもそも「投資」とは何かについて説明したい。
ストレングスファインダーで出た強みは「資質」という。
その人の思考、感情、行動の傾向を現した、
言わば「強みの素」。
「素」なので、強みそのものではない。
強みとして上手く使えているときもあれば、
逆に弱みとして発動してしまうこともある。
未だに強みとしての本来の力を
発揮できてない人が大半ではないかと思っている。
ストレングスファインダーを開発したドナルド・クリフトンの言葉に、
次のようなものがある。
たった1つの資質でさえ、
真の強みとなるまで磨き上げるには、
自己認識と知識の深さが試される。ましてや5つ全てを磨き上げるのは、
一生の仕事である。
資質は磨かなければ、
コンスタントに強みとしての力を発揮できない。
そのために「磨く」ことを「投資」と言っている。
「投資」にはいろんなやり方がある。
日頃から意識して使う、
特に過去に上手くいったことの中には
強みを活かした考え方・行動があるので、
それを思い出して意識的に再現してみるというのも
投資のひとつ。
それ以外にも、
「分析思考」上位の人がロジカルシンキングを学ぶ(知識で強化する)、
「調和性」上位の人がアサーティブなコミュニケーションを学ぶ(技術で補う)というのも投資のひとつ。
また、上手く使える環境を作るというのもあり。
「最上志向」上位の人が、
質の高いメンバーと講師の中で学ぶというのもそのひとつになる。
ギャラップの資質レポートにも投資の例が書いてあるので、
そちらもご参考に。
それで、特に環境というのは大事だと思っていて、
今回の「規律性」の投資は、
「意識的に使う」×「使う環境を整える」でいこうと思う。
具体的には、
規律性は計画をまず立てて、
その計画通りにものごとを進めたい資質なので、
その計画を定期的に確認する時間、
進捗を確認する機会が必要。
朝、昼の進捗確認と、
夜の振り返り(リフレクション)をスケジュール化。
そのために、手帳を定期的に見る環境をつくっていく。
その行動を強化するために、
このNOTEで宣言し、
言ったことをやることでモチベーションを上げるという
「自我」をエネルギーにすることもセットで使っていこうと思う。
その成功体験を積み重ねることで、
自分の「規律性」という資質への自信と信頼を高めていく。
結果は後日のお楽しみで…。