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本気で歌をうたってみてわかったこと

数は少ないにしろ、去年~今年は今までで一番自分の声を使って音楽を作りました。

きっかけは「山田玲司のヤングサンデー」というインターネット番組でした。主にニコニコ生放送で配信されている番組なんですが、ここで定期的に番組のOP&EDテーマソングを募集していて、見ている人達がリアルタイムアンケートを使って得票数の多い曲を選ぶ、公開コンペのような企画がありました。

マタギからアニメ監督まで、様々な職業の人やクリエイターが注目してる番組で、もちろんその中にはミュージシャンもたくさんいて、毎回かなりの応募数があるのですが、昨年の同企画の際に送った僕の楽曲「レイジのラヴソング」がありがたいことにEDテーマに選ばれました。せっかくなので聞いてみて下さい。(字幕ONで歌詞も出ます)

番組のテーマソングなので、歌詞自体はインサイドジョーク多めなんですが、楽曲も歌も当時出来るベストを尽くして、一聴して良い感じの曲に仕上がったな、と我ながら満足しています。番組中でもやれシュガーベイブだ、やれオリジナルラブだと言われて、関西産まれ渋谷系育ち、オシャレな奴を大体遠目で見てた僕は嬉しくてかなり舞い上がった記憶があります。

これより前にメインで歌をうたったのは、もう十数年前、高校生の時にチラっと組んだバンドとかでしたね。ギターに専念する方が楽しかったのと、当時は身体の使い方が全然分からず3曲も歌えばノド潰してたので、向いてないんだなと決めつけてしまって、程なくしてギターとたまのコーラスをするくらいに落ち着いた気がします。

さて歌のお話。この作品を機に今年から個人的に歌を勉強をし出したのですが、去年まではそんなもんだから全く専門的な知識がありませんでした。


やってみてまず分かったのは、声を作るのが難しい!

これはホントにムズイ。飾り気のないといえば聞こえはいいんですが、曲にあった声質で歌声を出せたほうが良いですよね。レイジのラヴソングに関しても、雰囲気は頭の中のイメージに寄せたんですが、ホントはそれこそもっともっとセクシーな感じでした。

ただ、声質を褒めて頂くことは昔から多く、この曲で歌唱自体を気に入ってくれる人も多かったので、「あ、俺の声(歌)それなりに使い物になるんだな」っていうのが分かりました。それで趣味と実益とを兼ねて、ちょうどタイミングも良く、始めたのが↓でした。

バズった!というやつですよね。未だに愛してくれる方や、新しくRTやいいねをくれる方々もチラホラいてくれています。公式ソングは打首獄門同好会の方々がやられていますが、それより前に世界で初めてナガノさんの漫画に歌を付けて世に出したのは僕だった、というのはささやかな自慢です。

「PC:↑旧 新↓ スマホ:←旧 新→」で並んでるんですが、どうでしょうか。全然へたっぴなんですが、着実に声が変わってきてると思いません?ちょっと面白いですよね。キャラクターが好きだし、同じく好きな人が聞いてくれる反響があったからもっと良いものを作りたいと思って、本気で取り組むから欠点が見えてくるので、そこを直したくなる。当たり前の事なんですけど改めて何事も一生懸命やらんといかんな!と思ったのでした。

数日前に行われた「#バラード選手権」という面白い企画にも参加して歌を歌ったんですが、その時も色々なことを考えました。それはまた次の機会にでも。

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さて、ここからは「人に聞かれりゃ答えるけれど、特に自分で言うこたない」(空耳アワーの口上のリズムで読んでください)、名付けて『他言無用のコーナー』

僕は異業種の人と話すとき死ぬほど質問するんです。美容院行く時は美容師さんが何考えてるかとか、仕事についての詳しいこととか。そのハサミいくらするんですか?とか。同じように何か特有のことをシェア出来たら面白いかなと考えてやってみようと思います。そんなに長くするつもりはないので、興味のある人は応援のつもりでよろしくお願いします、ということにして置いておきます。

今回は録音ディレクターとして人の歌を録音する時に個人的に考えてる事とかにしましょうか。

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