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神様はいないのかもしれないけど、サ

「~けどサ」「~だよネ」みたいな昔の少女漫画での表現って独特の雰囲気が出てて画期的な発明だと思います。誰が初めにやり出したんだろう?

先日、毎年お世話になっている京都の神社へ初詣に行ってきました。色々ありまして、こと神社参拝に関して、僕は結構なパッションを持って行っています。というのも、一度適当な気持ちで参拝したらビックリするようなことに見舞われてしまったからです。

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以前、奈良の山奥にある神社に行った際のお話。

その前の年も同じ神社に行っていたので「今年もとりあえず行っとくか~」的なノリで友達と二人、ワイワイ車で向かっていたのですが、目的地近くで雪が降ってきました。その時はまだ「お!雪じゃん!ワハハ」ってな余裕があるくらいだったのですが、初詣を済ませて駐車場に戻る頃には足首が埋まるくらいの積雪とさらに強まる雪。もう吹雪。そして猛吹雪。流石に余裕もなくなり急いで車に乗り込む我々。急いでキーを回す友達。チュルルンと空回るタイヤ。ヤバイ!

その後なんとか発進に成功するも、その後も積もり続ける雪で信号から動けなかったり、坂が上りきれず横滑りして丁度駐車場にスライドイン。もう動くに動けなくなりそこで助けを呼びました。半ば遭難。年始で交通トラブルが多かったらしく、夕方から待って、助けが来たのが日を跨いで少ししてから。それまで吹雪の中、車中で過ごすことになりました。(残りガスもギリギリだったので暖房もつけられず)

その神社について調べた時のことを思い出したのですが、そこは「神様に呼ばれる」神社として有名な場所でした。思い返すとそりゃこんな適当な気持ちの奴らは呼ばれないよな…と、凍傷寸前の状態で猛省したのを覚えています。今思い出しても中々な体験をしたなと思います。

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もちろん初詣って普段現代人が立ち入ることのない神社やお寺に気軽に行けるチャンスなので、それはそのままで良いと思うんですが、そんなこんながあって、気軽と不誠実なのとは違うよなと思い直せる良い機会でした。

別の、これまた奈良にある山のてっぺんにある神社にお参りした際には、その時までビュービュー吹いていた風が、鳥居をくぐった瞬間に無風無音になってビビったこともありました。

初詣は自分に誓いを立てる場だと考えているので、「神がいたのじゃ!」とは言いませんし、真面目に考えると理由付け出来ちゃうことだとは思うんだけれど(天気予報見ろよって話だし)、そういう「神みたいなもん」で自分を正してシャンとするのもなんだか良いなぁと今は思ったりしてます。

という、毎年初詣の時期になっては思い出して切ない気持ちになるエピソードがあるのサ…というお話でした。

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