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天風録と「わたし」

中国新聞の1面コラム「天風録」。
世界情勢から地元のお祭りまで様々なテーマで書かれています。

「時代の流れにじっと耐えて、何とか踏ん張っている」
そんな書き出しで始まった2004年7月5日の文章は書き手の方の『銭湯』への想いがつまった内容になってます。

1997年に広島県豊浜町(現 広島県呉市)の銭湯「豊浜温泉」に入った時の貴重な体験談など銭湯ファンならずとも興味惹かれる部分が多いです!

最後は「気軽に入れて、のんびりできる銭湯は、地域住民の安らぎの場である。レトロな情緒も捨てがたい。久しぶりに「三百五十円の贅沢」に浸かってみようか」と締めてます。

この文章は「季刊誌・がんぼ」2004年夏号の銭湯特集を見て書いたと記載されてます。

実は「この特集」、私が企画監修&撮影&案内役をした記事だったんです!
「天風録」に書かれている事を知った時は状況を飲みこめず何度も聞き返したほどです。

締めの文言「三百五十円の贅沢」も私が提案した特集の見出しでした。

20年近く前の話ですが、その時の中国新聞は今でも大切に保管しています。

最後になりましたが私の記事を取り上げて頂き本当に嬉しかったです!
涙が出るほどでした。

書き手の方には、あらためて感謝申し上げます。
『ありがとうございました』

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