e-温泉マイスター 柴石温泉
e-温泉マイスター講座の終了レポート「あなたのお好きな温泉の分析書を見て、源泉名・泉質名およびPRポイントをPRして下さい。」から
e-温泉マイスター 伴 洸次郎
私がPRする温泉は、大分県別府市にある「柴石温泉」である。これから、私がなぜ柴石温泉をお勧めしたいのか説明していく。
まず別府の温泉地と言えば、鉄輪を思い浮かべる人が多いと思う。だが、柴石温泉は、その鉄輪温泉街からさらに離れた場所に位置している。周りに森林や小川で囲まれた場所にたたずんでおり、温泉に入る前から利用者の心を癒してくれる。利用者は、主に地元民が多く、地元民の憩いの場となっている。
別府市には、昔から守られてきた「入浴に関するマナー」というものがある。もし知らない方がいるなら是非調べて欲しい。柴石温泉では、この入浴マナーを利用者が、当たり前に守っている点が魅力だ。彼ら一人一人の気遣いが、リラックス出来る空間になっているのではないだろうか。
柴石温泉は、温度の違う2つの内湯や露天風呂・ 蒸し湯、家族湯がある。これらの温泉の組み合わせは、正直、他の別府の温泉施設と比べてそこまで珍しくはない。私が魅力に感じているのは、その温泉の性質である。内湯や露天風呂、家族湯の泉質は、単純温泉、蒸し湯は、ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉。つまり、1つの施設内で2種類の温泉を堪能する事が可能なのだ。さらに、蒸し湯の場合は、呼吸により蒸気が体内に入ってくるので、利用するだけで飲用効果も見込めるのも魅力の1つだろう。
e-温泉マイスター講座でも軽く触れていた「機能温泉浴」が出来るのだ。ただ、硫黄のにおいがかなりするため、苦手な方もいるかもしれない。先ほども述べたが、柴石温泉は、緑豊かな場所に位置しているため、露天風呂のスペースで外気浴をしている利用者も少なくない。2種類の温泉を堪能した後、ほてった身体を冷ますことで、さらなるリラックス効果が期待できる。
ここまでの事が出来て、一回の入浴料が300円というのは安すぎると私は思う。だからこそ、地元民から愛され、憩いの場になっているのではないかと考える。
そんな魅力いっぱいの柴石温泉を是非一度利用して頂きたい。
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