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一流の人と二流の人の差は紙一重だ

週の始まり、月曜日。
実は、今日自分あんまり仕事のやる気が出てこないんですが(笑)、自分も含め、仕事のモチベがあがりそうな話ということで、ちょっと刺激的なタイトルを。

スティーブ・シーボルトの「一流の人に学ぶ自分の磨き方」という本がある。
タイトルからしてマッチョ感が満載だが、中身は、ゴリゴリマッチョのゴリマッチョな本である。
理論というよりは、短い言葉でストレートに思考法をまとめている感じである。

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以前は、kindle版があって、オーディオブック版があったのだがなぜか今はない。シンプルにストレートにマッチョなポジティブ思考が入ってくるので、そういう気分になりたい運転中とかにオーディオブックでよく聞いている。

著者のスティーブシーボルトは、約20年間にわたって、一流の人の研究を続けたという。ちょっと胃もたれがしそうだが、短い言葉で要領よくまとめられている。「20年間の一流の人の研究の結果を200頁くらいでまとめました」という感じで、濃縮度合いがすごいが、それゆえ短めにストレートにまとまっている。

しかし、そもそも、一流の人と二流の人という分け方はいかがなものか?

本書は、あまりにもストレートに書かれているので、気分を害することもあるかもしれない。本書の中でもそのような記述がある。

正直、一流の人と二流の人を区別するという考え方自体が、「一流の人」っぽくない。

しかし、「一流の人を目指すこと」自体は悪いことではない

そして、シーボルトはいう。

一流の人と二流の人の差は紙一重なのだ。

本書は、ド典型の自己啓発本である。自己啓発本の特徴は、最初の項目にだいたい一番著者が言いたいことが書いてある。後半は優先度が落ちる傾向がある気がする。ただ私は、本書については、オーディオバージョンを運転のときとかに繰り返し聞いて、シンプルにモチベを上げていた。

これを言うと怒られそうだが、特に、30個とか50個とか100個とか項目があって、いろいろ書いてあるパターンの自己啓発本は、最初の数個が著者が決定的に大事していることで、最後のほうは数合わせ感が出ていることもなくはない。

本書は、とにかく、最初のほうに書いていることをまず押さえて、あとは気になるやつをピックアップするという感じでもいいと思う。

本書の第1章は「信念」である。

二流の人は「できない」と思い込み
一流の人は「できる」と考える

スティーブ・シーボルド. 一流の人に学ぶ 自分の磨き方


一流の人と二流の人の主な違いの一つは「信念」である。

私たちはみな、子ども時代の刷り込みの産物だ。

一流の人は、子ども時代の自分を限定する刷り込みを修正する。

 私が知り合った一流の人の多くは、「子どものころに植えつけられた信念が好ましくなかった」と告白する。
 (中略)
 過去を振り返って誰かを批判するのは簡単だが、一流の人はその必要性を感じない。彼らは自分が受けた刷り込みを修正する決意をし、自分を強化する思考、哲学、習慣と取り換える
 二流の人は刷り込みの修正という考え方に興味を示さない。刷り込みの内容がどんなに劣悪でも、彼らは子どものころに教え込まれたことにしがみつく。
 一流の人は刷り込みの修正を2つの方法で行う。セルフトークとイメージトレーニングだ。

・自分に語りかける言葉を二流のレベルから一流のレベルにグレードアップする。ポジティブなセルフトークのフレーズを用意して、自分に変化が起こるまで毎日それを繰り返す
・心の画像の力をフルに活用する。ポジティブなイメージトレーニングを実行して、思いどおりに物事が展開するように工夫する。

 以上の2つの方法を組み合わせると、心の持ち方が大きく好転する。しかし残念ながら、ほとんどの人はこのコンセプトに気づいていない。その理由は、それがあまりにも単純だからだ

スティーブ・シーボルド. 一流の人に学ぶ 自分の磨き方


 役に立たない刷り込みを修正するために、自分に語り掛ける言葉を変え、イメージトレーニングを実行しよう、これが本書の最初のメッセージである。

 役に立たない刷り込みを修正する言葉なのかはよくわからないが、自分的には、毎日自分に語り掛けている言葉を今日も語り掛けて、今日も仕事頑張ってみようかなと思います。


 ということで、「今日一日を最高の一日に

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