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前十字靭帯再建-2(リハビリ開始)

手術翌日から自宅でリハビリ開始、とはいっても如何せん体重を足にかけられないので、可動域の確保と大腿四頭筋のアクティベーションがとかなり地味。それとアイシングを2,3時間おきにひたすら繰り返し。リハビリをしている時以外は膝の装具をつけて足を延ばした状態にしておかなければならずかなり不便かつ不快。座るという動作すべてが片足スクワットになるので左足への負担がちょっと不安。読書とか頭を使うことはする気がせずリハビリとアイシング以外はひたすら食って寝てYoutube見てとダラダラすごす。

Week1
初めての理学療法士(PT)セッション。可動域と大殿筋、大腿四頭筋を使う練習がおも。上半身の運動は特にしてかまわないというのでストレッチやケトルベルの運動をちょっとしだす。

Week2
2回目のPTセッションと抜糸。ブリッジやストレイトレッグレイズ(SLR)等やることが増える。可動域はボチボチ増えてきてるが腫れがなかなかひかず長時間座っているのがしんどかった。完全にリモートなので仕事に戻り始めたが、会議などで座わっていると足に直ぐ血がたまってしまい不快感がすごい。もう少しお休み貰えばよかった。

Week3
PTの内容は特に変わらずひたすら地味トレ。なんだか足の筋肉がピクピクと痙攣して夜寝ずらい。

Week4
ジムでエクソサイズバイクに乗っていいとの事で近所のジムに通いだす。とりあえずペダルを一周回すことが出来ない。

Week5
ウォームアップをした後どうにかペダルをぎこちなく一周回せるようになってきた。でもちょっと無理をすると腫れて次の日うまく回せなくなる。ボチボチ頑張る。

Week 6
お医者さんと術後初めての診察。ラックマンテスト(Lachman Test)をして問題なしとのこと。右足に体重を掛ける許可と運転の許可がでた。でも歩くのはあと4週間ほどニーブレースをして180度に伸張したまま。寝るときもニーブレースをしてなくてはいけないとのこと。

診察は数分で お終い。あとは手術の詳細についていろいろ聞く。

半月板の修復は比較的一般的な手法。内側側副靭帯は補強のケプラー(Internal Brace)というのを腱を補強するように大腿骨(Femur)と脛骨(Tibia)に縫い付けるという方法。これはあんまり聞いたことがない。前十字靭帯の再建は大腿四頭筋の腱(Quad tendon)をグラフトとして使ってさらにグラフとの中にInternal Braceを通して補強するという比較的新しめの手法。Quad tendon を使う方法は2004頃には2.5%ぐらいしか使われなかったけど2014には10%, 2020年ごろには推定20%位の再建手術に使われてるとの事。まぁ術後のノートに書かれてた通りなんだけど、自分がちゃんと理解できてるか確認できてよかった。まぁわかったからと言って別に良いことがあるわけじゃないのだけど、医療テクノロジー凄いなぁと興味本位でいろいろ話を聞いた。比較的若い先生だから、なんか色々ギニアピッグのように試されたのかなぁとも思うけど新しい技術を使ってくれてラッキーだったと思うようにしたいと思います。

だいたいこんな感じのことをやったみたい。

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