仕事は楽しいかね?
『仕事は楽しいかね?』
仕事で悩み「つまらない仕事を楽しく働く」にかえる方法が乗ってると思っていたら「どんどん挑戦して今日よりも明日を高める。そうすることでチャンスが巡ってくる」だというんです。
ハッキリいって実践に落とし込み辛いと思いながら読んでいました。
しかし読み進めているうちにあることに気がつきます。「今私は何に挑戦しているのか」1職員として働き明日、明後日があるかわからないなどの不安感がなく、ただ言われたことをこなしているだけの人間に挑戦していることなんて仕事ではありません。
業務内容は楽しく、業務だけではない介護という仕事は人を支援、支える、人のために立つなどの視点から「面白すぎる」という気持ちの高まりも感じていました。
本書の内容からするに私自身人のためになると思い込んでいただけ、自分が何かを提供しているのではなく、そこで考えられた施設のプラン通りに過ごされている方の補助にすぎませんでした。
例えば私の職場ではレクリエーションがありません。しかし入居者様に少しでも楽しんでもらえるように自らレクリエーションを買ってでるスタッフがいます。その方は常に入居者様のことを考え「一緒に楽しんでいる」ができています。
本当にやりたいことが実は違うのではないかと最近考えることが増えてきました。
コンサルを受けるうちに「自分から行動し提供していく。」をしていきたいと心から思うようになったのです。
本書のもっとも文章が降りてきた言葉が
”問題は、才能のあるなしでもなければ、勤勉かどうかってことでもない。コイン投げの達人じゃないってことなんだ。ー中略ー何度となく”表”を出すコインの投げては、何度となく投げているのだということを。そしてチャンスの数が十分にあれば、チャンスはきみの友人になるのだということを” p.40(kindle) 仕事は楽しいかね?
=「挑戦していこう」ということなのですが、同じ挑戦でも挑戦というありふれた言葉を使うよりも響くものがあるんです。
多分きっとイメージの仕方が違うのだと思っています。
挑戦は崖を登る、悪魔を倒すなどの大それたことに聞こえて右から左になりやすいのですが、コインなら誰でも投げられ、失敗する可能性もある。崖や悪魔なら最悪「死」です。この違いが心を動かすのだと感じます。
今が楽しいかどうかを決めるのは自分であり、明日は今日と違う自分になることを意識していきたくなる1冊です。
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