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6月「夏越の大祓×お山開き」特別御朱印のお知らせ

早いもので、今年も折り返し地点の月となろうとしています。
五月雨に潤う毎日ですが、日増しに空気に夏のにおいを感じられるようになりましたね。
夏はもうすぐそこ!

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1年の折り返し地点となる6月は、身も心も祓い清めて気力を満タンに下半期に臨む「祓えの月」です。

今月の御朱印も「祓え」になぞらえた意匠でご用意致しました♪
この感染症の流行も、祓い清めて晴れますように。


【感染症にかかる諸対応について】
感染症の拡大防止、混雑緩和に向け、全ての御朱印を [ 書き置き(紙)」での授与とさせて頂いておりましたが、一部、御朱印帳への記帳を再開しております。郵送対応は行なっておりません。
皆さまに安心してお参り頂けるよう、不特定多数の方が触れる本殿前の鈴緒、手水舎の柄杓は一時的に撤去させて頂いております。 また、除菌液を授与所横に設置しておりますので、ご自由にご利用ください。

コロナ禍による社会の変化で、様々な伝統や地域の文化風習、そして、日本人のこころを紡ぐ信仰への大きな影響を目の当たりにしております。
当社に変わらぬ御心をお寄せ頂く皆様に、引き続き、安全・安心のもとで清々しく、こころの通ったお参りを頂けるよう、適切な感染対策を講じた環境づくりに努めて参りたいと思います。日々変化する社会情勢を踏まえながら、決してご無理の無い適切なご判断を頂き、万全の体調にてご参拝を頂ければ幸いです。


◆6月「夏越の大祓」「お山開き」限定御朱印

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初穂料  片面500円 (6月1日~7月15日までの授与)
※6月中は帳面に直接押印させて頂きます。(書き置きも有)

今月の特別御朱印のテーマは「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と「お山開き」です。
今月の御朱印はそれぞれ一面でも授与いたしますが、見開きで物語がつながる意匠にて奉製いたしました。

「夏越の大祓

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梅雨の晴れ間に、茅の輪をくぐって清まるご祭神と神社の動物たち。
6月の末、神社の境内には大きな茅(ち)の輪が設置されます。
茅の輪をくぐり、身を清めて富士塚へご登拝ください♪


「お山開き」

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門の前で待ち構える動物たち。サルは、実際の境内の下谷坂本富士の前に鎮座されている神使です♪
お山開きの6月30日・7月1日の両日は、普段は開かれていない下谷坂本富士にご登拝頂ける一年に一度の機会です。


◇目を凝らすと…驚きの意匠が!

そして、今月の御朱印で是非注目していただきたいのが茅の輪をくぐる動物たちの並び…!

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向かって右側、お山開きの方には、過去の干支の動物である「サル文鳥(トリ)狛犬(イヌ)イノシシ」。そして向かって左側、夏越の大祓では「ネズミウシ⇒そして寅さ…」もうわかりましたね♪

今年の干支であるウシが茅の輪をくぐって来年へと向かう下半期を迎える、この季節にぴったりなデザインとなっています。

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1年の上半期と下半期が交差する節目の2日間。富士塚にご登拝の際には、茅の輪をくぐって身を清めてからお登りください。



◆水無月の特別御朱印

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初穂料 500円 (6月1日〜6月末日までの授与)
※書き置きのみ。数に限りがございます。

小野篁(たかむら)公の名歌から始まるストーリーを御朱印に。

今月の御朱印に入っている「泣く涙…」という歌は、古今和歌集に収められている篁公の代表的な和歌のひとつです。

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泣く涙 雨と降らなむ 渡り川 水まさりなば 帰りくるがに
私の涙が雨となって降って欲しい。涙の雨で三途の川の水かさが増して、大切なあの人が、この世に引き返してくるように。

これは大切な人との死別の悲しみを詠んだ歌。
でも今は悲しみに暮れるばかりではいられません。

そこは、多動の神・小野篁公!
ただただ嘆いているだけではなく自ら動きました!

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昼は朝廷で官吏。夜は閻魔庁の冥官。法律にも明るく閻魔大王の副官として、この世とあの世を行き来していた伝説が語り継がれる篁公。

井戸_冥土通い

篁公が夜な夜な冥界へ行き来していたと言われる「冥土通いの井戸」(六道珍皇寺)


大切な人を取り戻すため、涙でかさの増した三途の川を渡っていきます。
動物たちも決意に満ちた篁公の旅を付き添って応援!

御配神の菅原道真公も空から見守っています。
でも今は、まだまだ雨の中。悲しみの雨は、なかなかは降り止みませんが、天神様である道真公が指し示す先には、うっすら虹が…!

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きっといい結果になりそうですね。


そして、今回、どうにかして「水」を表現したいと思い、特殊加工で水を再現。透明でキラッと光る特殊加工を入れて、「水」感をマシマシに...!

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見えますか…?


この感染症も、川の水で祓い清められ晴れますように。
良い形で半年を納めて、フラットな状態でそれぞれの虹に向かって進みましょう!




◆下谷坂本富士 特別御朱印

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初穂料 500円 (6月1日〜7月15日までの授与)
※書き置きのみ。数に限りがございます。

富士塚の特別御朱印です。
上半期の最終日である6月30日に半年間の「尽きることの無い」不尽の感謝を祈り、下半期の初めの日である7月1日には、心新たに残り半年間の「二つとない」不二の決意をお祈り頂く、という祭礼の趣意に沿って奉製致しました。
半期の納め、そして新たな始まりを期するのお祭りです。この節目に手を合わせる機会をお持ちいただき、清々しい日々をお過ごしください。



◆6月の月参りの御朱印

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6月の月参りの御朱印は「魚と水草」がモチーフです。
今月は水草と円に連なり泳ぐ魚を涼しげに、日本画の技巧を用いて描きました。
暑さが日増しに厳しくなって参りましたが、少しでも涼しい気持ちになっていただけたら幸いです…✨

◆情報を通じてご参拝をより豊かな体験に

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御朱印をお受けいただいた方に、それぞれ特別なリーフレットを無料でお分かちしております。
十分な数を用意しておりますが、数に限りがありますことご了承ください。

今月はお山開をはじめ、や大祓、梅雨の特集などたくさんのコラムを掲載しております。是非ご一読ください😊


◆小野篁公とめぐる季節の旅

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「小野篁公とめぐる季節の旅」と題し、神社の四季を感じる特設サイトを公開しております。
毎月、月替りで2種類の『特別御朱印』に加えて、2種類の『待ち受け壁紙』(無料)のダウンロードも可能です。

多くの人が季節を楽しむ機会を失ってしまった一年。
御祭神と巡る四季の旅を通じて、親しくお参りをいただき、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。


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1年の折り返し地点となる6月は、身も心も祓い清めて気力を満タンに下半期に臨む「祓えの月」です。

半期に一度の心身の大掃除。半期の納めに改めて感染症の終息を祈念し、新たな半期の始まりに備えましょう!

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◆小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)

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東京の下町 入谷にある学問・芸能・仕事の神様をお祀りする神社です。
御祭神は、平安時代有数のマルチアーティストである 小野篁(たかむら)公。文鳥を愛する絵画の神様で、百人一首にも登場したり朝は朝廷に夜は冥界に出勤される多動な神様です。852年⛩創建 、境内には重要文化財の富士塚も🗻

#神社 #御朱印 #夏越の大祓 #お山開き


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