「11月の御朱印」のお知らせ
朝晩の冷え込みを強く感じるようになってきました🍂
つい最近まで暑かったはずなのに…秋が深まって参りましたね🙂
11月は宮中をはじめ、全国の神社で一年の実りを神様に捧げる「新嘗祭」が行われる月、今年いただいた多くの実りや結びに感謝を捧げ、この機会に是非ご参拝頂ければ幸いです。
◆11月「秋奉 -銀杏-」特別御朱印
「秋奉 -銀杏-」特別御朱印では、黄色く色付いたイチョウの紅葉のもと催される盛大な宴がモチーフです。
美しい秋の景色や秋の実りに感謝し、その返礼として歌舞を神に捧げます。
その煌びやかな宴を楽しみつつも、紅葉に美しさと儚さを感じている御祭神の篁公。
物色自堪傷客意
宜将愁字作秋心
『和漢朗詠集』にも撰されているこちらの漢詩は、紅葉という命の循環、枯れて散りゆく秋の優美な情景の中に忍ぶ物悲しさを「愁」という字のつくりに例えて“もののあはれ”を詠んだもの。
また、こちらの御朱印は前月の「秋奉 -紅葉-」特別御朱印と合わせると、4面見開きの優美な宴が現れます…!
「秋奉」特別御朱印をお受けの方に「秋のしおり」もご用意しております。秋の「みのり」に感謝を捧げ、この機会に是非ご参拝ください。
◆「みのり・むすび」特別御朱印
「みのり・むすび」特別御朱印は、通常の当社の"透かし紙"をあしらった「透かし」の御朱印ではなく、新しく"飾り紙"をあしらった「かさね」の御朱印。
「みのり」は御祭神 小野篁公と、相棒のネコが「ススキ」に腰掛け、「むすび」は御配神 菅原道真公と、神使のウシが「稲穂」に腰掛ける可愛らしいデザイン。
表情豊かな穣・結の文字は書家 山下人夢氏によるもので、先月の「みのり」の御朱印と合わせて一つの絵柄となる仕掛けとなっています。
今年の初穂と、神様の依代とされるススキ。
飾り紙によってふたつが交わり結んだ秋の御朱印をお楽しみください…♪
◆「新嘗祭・神嘗祭」特別御朱印
11月は宮中をはじめ、全国の神社で一年の実りを神様に捧げる「新嘗祭」が行われる月。
「神嘗祭」は伊勢の神宮における大祭、「新嘗祭」は宮中の大祭に相当する一年に一度の重儀となります。
当社では、この大事な2つのお祭りを奉祝して、2か月合わせて、2つのお祭りがつながる【4面の特別御朱印】という形で御朱印を奉製しております✨
「神嘗祭」奉祝御朱印から4面続きで、田植えから収穫、奉納され、祭礼が行われる一連のストーリーを「源氏物語絵巻」で用いられている様々な技法(二千円札に描かれているアレです…!)を散りばめ描き上げました。
また、「神嘗祭」特別御朱印をお受けになられた方へ、秋のクリア栞やお祭りや行事を解説した特別なリーフレットをご用意しております。
今年の「みのり」や「むすび」に感謝を捧げ、この機会に是非ご参拝頂ければ幸いです。
◆月参りのご案内
「月参り」とは、月に一度ないし二度、特定の神社に参拝することを言います。
御神前で呼吸を整え、背筋を伸ばして手を合わせて、日頃の感謝を申し上げること。また、神様の御前で嘘偽りの無い素直な自分に立ち返り、その月を振り返り気持ちを整え、今後の誓いを立てること。
――こういった「祈り」の積み重ねが、神様と私たちの心の距離を、少しずつ近づけてゆきます。
当社では毎月の「月参りのおしるし」に、日本の美しい季節や文化を感じるあしらいの特別御朱印に加え、毎月の祭事や暦、日本の文化のコラムを掲載した特別なリーフレットを無料でお分かちしております。
当社は学問芸能の神様をお祀りする神社ということで、毎月楽しみにお待ちいただけるような内容を目指し、心を込めてお届けしております。
ぜひ一度、ご覧ください。
また、「小野篁公とめぐる季節の旅」と題し、神社の四季を感じる特設サイトを公開しております。
毎月、月替りの『特別御朱印』のご紹介に加え、4種類の『待ち受け壁紙』(無料)のダウンロードも可能です。
御祭神と巡る四季の旅を通じて、親しくお参りをいただき、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。
11月のお参りも皆様にとって良き体験の機会となりますように、心よりお祈りを申し上げます。
◆小野照崎神社
東京の下町 入谷にある学問・芸能・仕事の神様をお祀りする神社です。
御祭神は、平安時代有数のマルチアーティストである 小野篁公。文鳥を愛する絵画の神様で、百人一首にも登場したり朝は朝廷に夜は冥界に出勤される多動な神様です。852年⛩創建 、境内には重要文化財の富士塚も🗻
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