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今日は節分!「豆まき」の極意とは...!


こちらは令和2年度の記事です。


今日は2月3日 節分! 節分といえば「豆まき」の日ですね!

当社も午後3時から節分祭、3時45分頃より追儺神事(豆まき)を執り行います。
TOPの画像のように本殿から神楽殿に橋を掛け、本殿を鬼から守る熾烈な攻防戦が繰り広げられます♡

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手に汗握る攻防戦の後は、神楽殿から子供達を狂喜乱舞させるべく趣向を凝らして吟味された豆やお菓子、ボールなどが振る舞われます♪

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今年は締め切らせて頂きましたが、追儺神事はどなたでもご参加できますので、皆さま奮ってご参列ください!

豆を片手に一緒に鬼を滅ぼし太平の世を導きましょう(^-^)/


「豆まき」趣向を凝らしてみんなで楽しむ祓えの神事

このエンタメ的に磨き上げられた感のある「節分」ですが、皆さんどういう日だかご存知でしょうか?
「節分」は春夏秋冬を分ける季節の節目であり、日本独特の雑節のひとつです。立春・立夏・立秋・立冬と、それぞれの季節の最終日が「節分」の日になります。

中でも1年のはじめと考えられていた立春は最も重要で、その前日である2月3日の節分はいうならば「旧暦の大晦日」。そして大晦日といえば綺麗さっぱり災いを落として新年を迎える「年越の大祓」が行われますね!

2月3日の節分では、大晦日に行う大祓のように、みんなで身を清め災厄を祓う「追儺神事」(豆まき)を行い、清まった体で新しい春を迎えます。

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Let's「魔滅(まめ)」

この追儺神事として現在も行われているのが「豆まき」なんです♪
災いを象徴する鬼を豆で打って追い払い、大きな声で福を呼び込むという、視覚的にも行動的にもめっちゃ分かりやすい追儺の神事ですね。

その昔、季節の境目である節分の日には鬼などの邪気が出現しやすいと考えられていました。そんな鬼に対し、「魔滅(まめ)」にも通じる穀物である大豆をぶつけて追い払い、福を呼び込もうとする行事が「豆まき」です。

これじゃ「魔滅(まめ)」っていう語呂合わせだけで大豆を採用したんかーーい!って話ですが、実は、大豆というのは穀霊が宿るとされる五穀(米・麦・豆・ひえ・粟)のひとつ。
五穀に宿った穀霊は、悪いものを払ってくれるといわれるすごいヤツ!で、大豆は、古くから神事に使われる「神聖な穀物」でした。

心に住まう自分の打ち勝ちたい鬼を意識して打ち祓いましょう!

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節分では、豆をまいて鬼を払うだけではなく、歳の数だけ食べて(地域によっては歳の数+1のところも)「福」を体に取り入れ翌年の健康を祈ります。

新暦の大晦日にも祓えの神事(年越の大祓)が行われますが、旧暦の大晦日である節分でも追儺神事という形で “祓え”を行い、心身共に清まった状態で新しい年を迎えるのです。

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ということで、節分の不思議、いかがでしたでしょうか?

このような由縁は様々ありますが、極意としていうならば、みんなで豆を撒いてバッチリ祓って、楽しく声に出して福を呼び込むことが一番大事!
実りのある一年にするべく豆を!

撒きましょう!


ピーポくんも来るよ・・・!

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