国会の常識、世間の非常識

国会の常識、世間の非常識

特別国会が終わりました。初日に新人議員には現金で歳費と文書通信交通滞在費が支払われました。

文書通信交通滞在費の額がどうにもおかしいのです。10月31日に当選したということで、歳費(いわゆる給料)は日割り計算(約3万円)となっているのですが、文書通信交通滞在費は満額の100万円が支払われました。

これはおかしいのではないか、と衆議院事務局に確認したところ、今の法律では1日でも任期がかかっていると満額が出る仕組みになっており、日割りにはなっていないとのこと。しかし、これは世間の常識からしたらおかしいことです。

先輩議員に訪ねてみると、そんなことになっているのか、という反応。連続当選している人は銀行口座に振り込まれていますし、解散までの間は仕事をしていたのである程度勤務の実態はあるのでしょう(しかし、それでも半月以上仕事はしておりませんが)から、あまりおかしいとは感じないのかもしれません。しかし、フレッシュな新人にとっては違和感を感じる制度です。

議員生活に慣れると、だんだんこのような感覚が薄れていくものだと思います。だからこそ、ものが言いにくい新人が問題提起をして、制度を変えていかなくてはと思っています。私が国政の場でいつまでできるかわかりませんが、選挙のたびにこの問題を指摘して、国民の常識に近い形(文書通信交通滞在費の日割り支給)にしていきたいと思っています。

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1974年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、アクセンチュア(株)等を経て、2008年熊本県政策調整参与、2012年、38歳で熊本県副知事に就任。2020年6月に退任、東京都知事選挙に出馬(61万票)。2021年10月の衆議院総選挙で日本維新の会から比例代表東京ブロックで当選。