焼きそばの果てしなき旅【その24】
久しぶりに外食の焼きそばのことを書く。2020年の終盤から2021年1月にかけて食べた横浜・神奈川の焼きそばをご紹介する。
横浜市旭区市沢町の『大判焼き・焼そば マツモト』の肉玉焼そば。横浜市民でも行ったことのない人はかなり存在しているであろう市沢町。自家用車がなければバス利用のみ。こちらのお店は具材や味付け、そしてそばとうどんも選べるユーザーフレンドリーさがステキ。写真のはソース味・豚肉と玉子・そばでオーダー。ウマウマウー。
横浜元町の交差点近くにある『甘味処いろり』の焼きそば。これが珍しいソース後がけタイプ。ソースをかける前もある程度薄味がついていて、ソースを好きなだけかけて味変更する段取り。僕的には最初の薄味でも満足。懐かしい味わいに想いが広がる。ウマウマウー。
京浜急行の京急鶴見駅近くの『ちぇん麺』のカレーあんかけ焼きそば並。カレー味の中華あんかけがたっぷりかかっているありそうであまりないタイプ。麺の焼き方(焼き付け方)も強め弱めと色々指定可能。具材もたっぷり。とにかく個性的。ウマウマウー。
僕が時折うろついている(最近うろついていない)横浜は野毛にある『萬福』のカレー焼きそば。店内表記はカレー焼麺。先出の『ちぇん麺』のとはコンセプトは似ていても、カレー味の中華あんかけではなく、あんかけの中華カレーがかかっていると云う似て非なるモノ。スパイシーさもさることながら熱さがハンパなく、いつまでも冷めないので猫舌の方は要チュウイ。ウマウマウー。ああ野毛をうろつきたい。
伊勢佐木長者町の『華隆餐館(かりゅうかんさん)』の五目焼刀削麺。汁物の辛い刀削麺で有名なお店。シンプルな塩味と圧倒的なボリューム。食べ始めて暫くはなかなか量が減らないので修行のように食べ進めることになる。でも気が付くとペロリと食べ切っている。ウマウマウー。
変わりゆく横浜駅西口界隈にあって時間が止まっているかのように感じる五番街の更に奥にある中華食堂『龍王』の焼きそば。塩味で白い四角い麺と云う何か横浜ならではのストーリーがあるのではないかと僕が邪推している焼きそばのグループ。その一員。まだまだいるはずだ。気長に調査する。それにしてもウマウマウー。
川崎・横浜の京浜地区を中心に絶大な支持を誇るニュータンタンのタンタンメン。その総本家『元祖ニュータンタンメン本舗 京町本店』の焼きそば醤油味。ソース味もあるけれど未食。タンタンメンの特徴であるストレート太麺を使った焼きそば。醤油味と云うよりもスタミナ味。ウマウマウー。
これまた横浜でも知らない人もいるであろうJR横浜線大口駅の近くにある『あづま商店』のミックス焼きそば並盛目玉焼きトッピング。様々な具材が入っていて楽しいけれど最大の特徴はちくわの存在。ちくわの薄切りが具としてたくさん入っている。主張は大きくないけれどボリュームアップにも味わいの深さにも携わっていて天才的。これを食して以来、僕も時折自作焼きそばにちくわを採用している。ソースたっぷりのザ・焼きそば。ウマウマウー。
次回予告はこちら。春限定。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。
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