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クレイジーケンバンド『火星』&小野瀬雅生ショウ『6116』リリースになります

クレイジーケンバンド小野瀬雅生ショウのニュウアルバムがリリースとなります。まずは先にリリースとなります小野瀬雅生ショウの方から。

小野瀬雅生ショウ『6116』

小野瀬雅生ショウの久しぶりのリリースとなるニュウアルバム『6116』。内容は新曲4曲&ベストセレクションと云うラインナップ。新曲4曲、既発表曲の新録音が1曲、既発表曲のヴォーカル新録音が1曲、ベストセレクション10曲、合計16曲収録です。61歳の小野瀬雅生が送る16曲と云うことで『6116』であります。ジャケットイラストはサイトウユウスケさん。アートワークは高熊俊介さん。この黄金コンビに6年ぶりにジャケットデザインをお願いしました。61歳の自分の向こうにいるのは16歳(いや多分18歳)の自分と云うことで、そこもまあ黙っていれば6116だったのを6118だとバラしてしまいましたすみません。収録曲は以下の16曲です。

  1. Fraction(新曲)

  2. どの口が云う(新曲)

  3. オコジョの歌

  4. 氷の国からこんにちは

  5. 河童ちゃん(よ直しバージョン)

  6. ミートソース

  7. クローリス

  8. 割り切れないラブソング(87877787バージョン)

  9. 滅亡(新曲)

  10. ウルトラファイト

  11. Ningen Ninguém

  12. そこでいいのだ

  13. ヤキメシロック(新曲)

  14. Monkey Man

  15. 世界

  16. カモンレッツゴー

「Fraction」は分数と云う意味。分数コード連発で何処のディキシー・ドレッグスかと云う新味のない新曲。「どの口が云う」に至っては何処のステッペンウルフかと云う更に新味のない新曲。「オコジョの歌」はライブでもお馴染み。何処のジェームズ・ギャングかと云う曲。「氷の国からこんにちは」は何処の北欧サーフインストバンドかと云う曲。「河童ちゃん(よ直しバージョン)」は河童ちゃーんの後によーを入れ忘れていたので(『カモンレッツゴー』収録)ちゃんとよーを足して歌い直しました。何処のテペトか梅津栄かと云う曲。「ミートソース」はリスキーで悲しい何処の喫茶店かと云う曲。「クローリス」は自分で作っておいてコードがどうなってるかわけわからなくなってる何処のフォーカスかと云う曲。「割り切れないラブソング(87877787バージョン)」は元々7拍子で作った曲がライブで歌っているうちに拍子が崩れて87877787になってしまったのでそのように録り直した何処の路上の弾き語りかと云う曲。「滅亡」は何処の夜の深淵から湧き上がってきたのかと云う何処のブラッドベリかバラードかダンセイニかと云う新曲。「ウルトラファイト」はウクレレで弾いているんですよ。これまた何処のディーン・ブラウンかと云う曲。「Ningen Ninguém」は令和の前に作ったので令和が入ってなくてどうしようかと思ったのですがまあいいか何処のポルトガル語かと云う曲。「そこでいいのだ」は何処かの側溝に寝転がって上を眺めていたのが見つかって捕まって「生まれ変わったら道になりたい」と宣った方の気持ちを慮った曲。「ヤキメシロック」はYouTubeにて一人で多重録音録画したヤツのバンドバージョン。何処のZZトップかフォガットかと云う新曲。「Monkey Man」は何処のゴーロン星人か宇宙猿人ゴリかと云う曲。「世界」もライブでお馴染み。何処のスティーブ・ハケットかと云う曲。「カモンレッツゴー」もライブでの定番。何処のスレイドかステイタス・クォーかと云う曲。

この『6116』、暫くは流通には載せずに、手売り販売のみとします。8月30日(金)代官山晴れたら空に豆まいて(東京都渋谷区)の小野瀬雅生ショウライブで最初に販売致します。続いては9月1日の神戸三宮スタジオリードマン&月見山つどい処さま吉(須磨区)でのソロで販売します。その後は順次ワタシが全国に行商して回ることとなります。行商のオファーを受けますので、インスタやらXのDMでご連絡ください。『6116』をどうぞどうぞよろしくお願い致します。

クレイジーケンバンド『火星』通常盤ジャケット

そして9月18日にはクレイジーケンバンドの24枚目のニュウアルバム『火星』がリリースになります。収録曲数は少なめ(と云っても16トラック12曲収録)ですが内容は特濃です。より一層フィジカルでメンタルでプログレッシブでレグレッシブでファンキーでポルニーでポンチャッキーでスペイシーでプレシャスな内容になっております。収録は以下の通り。

  1. Overture

  2. 火星

  3. ハマのビート *「ハマフェス」テーマソング

  4. Rainbow Drive

  5. Percolation

  6. eye catch * Late Summer Madness

  7. 頭に来ちゃうぜ

  8. おお!マイガール

  9. 辻堂海岸

  10. 2時22分

  11. eye catch * 嵐を呼ぶゲンタ!

  12. Trans Solar System Express

  13. 黄昏急行

  14. 霧子

  15. eye catch * Kiriko Part 2

  16. Sha na na na na

クレイジーケンバンドのサイトにアルバム詳細やセルフライナーノーツなどもありますのでご覧になってください。僕は今回12曲目「Trans Solar System Express」の作曲を手がけました。一度思い描いていたイメージを白紙にして、再度宇宙的な事象(宇宙そのものではない)を集めて、こねくりまわして、ミートチョッパーから挽肉がグニューって出てくるような感じで出てきた曲です。テクノもサーフもテリーもペイジもイパクサも合挽に致しました。ライブで再現することは半分考えず(半分は考えた)に作りましたのでさあどうしようかと悩んでいるところですそれはツアーでちゃんと料理してお出し致しますのでどうぞお楽しみに。

クレイジーケンバンド『火星』初回版ジャケット

今回の『火星』でのギターのレコーディングは、前回ラインを多用したのことの反動で(そうでもないか)全曲アンプをちゃんと鳴らして録っています。9割ほどはギブソン・ファイアーバード '76を使用。5曲目「Percolation」は十年ぶり位に真夜中、0:30頃に録音したのでギターが夜の音をしています。1曲目「火星」のギターソロは十年一日どころか、34年前のZAZOUの頃、いやもっとも前の10代20代の頃と話法が変わっていません。14曲目「霧子」のワウペダルは我ながら良い湯加減で緩く踏めていると思います。16曲目「Sha na na na na」ではクレイジーケンバンドでは久しぶりに大音量でぶわーっと弾いております。あちこちの曲でシングルノートカッティングをしておりますが、好い具合に撮れて好い具合に曲のグルーヴを担えていると自画自賛で御座います。『火星』もどうぞどうぞよろしくお願い致します。

池袋火星カレーの火星カレー

火星と云うのは、横浜市鶴見区潮田町のゴム通り沿いにあった焼肉店『火星』の店名。もうこちらの『火星』は閉店されて跡形もなくなっております。他にも『火星』ってお店があるのではないかと探しましたところ、ズバリ火星はありません。池袋の『火星カレー』など火星と云う文字を含む店名が数軒ヒット致します。『火星カレー』はウマウマウーなのでもう2度伺いました(1度目2度目)。また伺うと思います。あとツアー先でも火星巡りをしてみようと画策中です。

大森町『六壱家』のらーめんと『壱六家磯子本店』のラーメン

『6116』戻りますが、これもズバリ6116と云う店名はヒットしませんでした。なので大森町の『六壱家』のらーめんと磯子の『壱六家』のラーメンを食べてウマウマウーこれで6116だなど悦に入っております。61歳にもなって馬鹿じゃなかろかと思われましょうが、馬鹿で結構、やるときゃやらなきゃでもやるんだよ的な6116巡りも決行致します。全国の火星や6116の情報をお待ちしております。

『6116』と『火星』

2024年後半はこの2枚を聴いて、快適にお過ごしください。よろしくどうぞ。ツアーもライブもグリグリバリバリがんばります。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫