見出し画像

石垣島のアカマンボウステーキ丼

僕のやっているリーダーバンド「小野瀬雅生ショウ」のギタリストで、アコースティックデュオ「小野瀬雅生と須藤祐」の相方でもある須藤祐くんが石垣島で漁業のお手伝いをしていることは、以前「石垣島の天然本マグロ丼」の記事を書いた時に詳しく書いたので(詳しくもないか)そちらを参照して戴くとして、その須藤祐くんからまたパイナップルなど色々食べ物が送られてきた。その中にアカマンボウの大きなサクが入っていた。

画像1

アカマンボウ。どんな魚かご存じだろうか。

画像2

こちらがそのアカマンボウ。昨年石垣島のヤエスイ直売所にお邪魔した時に偶然お目にかかれた巨大深海魚であります。その時の記録はブログ記事「石垣島のヤエスイ直売所で巨大魚軍団に驚愕」をご覧戴きたい。これはかなり大きなヤツでこの巨大魚が運ばれてきたのを見た時には本当にビックリした。解体された身のカマの部分を焼いて食べたらこれが牛肉のような、と云うか牛肉そのもののような味がした。ちょっと特殊なこの魚の生態などについては色々と検索してみてください。かなり面白い魚です。

画像3

こんな色の身。昔の回転寿司でマグロとして出されていたと云う話もある。ビンチョウマグロとかカジキとかの身の色に近い。

画像4

それにしても700g近いこのアカマンボウのサクをどうしたものか。まあ切って焼いてみようか。

画像5

焼いてご飯の上に載せて丼にしよう。それがいい。

画像6

石垣島のアカマンボウステーキ丼ウマウマウー。アカマンボウステーキの味付けは塩コショウ、そして仕上げに醤油を少々。ご飯はよく見えないけれど玄米。何とヘルシーな。さて肝心なアカマンボウのお味。これが正直ちょっとピンと来ない。最初はあまり特徴がないように思える。そして深海魚っぽいクセが段々判るようになってくる。要するにアンモニア臭のような感じ。サメとかエイとかそう云った魚のクセに近い。これは気になるとどんどん気になるタイプのクセ。これを解消するにはどうしたら良いか。もっと味付けを濃くしてみるべきか。やってみよう。

画像7

まあニンニクスライスをオリーブ油で炒めるところから始めることとなる。これはなかなか良いアイディアだと自画自賛。

画像8

しかし調子に乗ってアカマンボウ入れすぎ。ニンニク5倍でも10倍でも良かったかと後に反省。そして万能調味料マキシマムが満を持しての登場。仕上げにはやはり醤油。さあどうだ。

画像9

石垣島のアカマンボウステーキ丼、第2弾ウマウマウー。これだけ味を濃くしてみてもアカマンボウ自体のクセは残る。だけどそのクセがニンニクの風味と相俟ってなかなかワイルドでパワフルな味わいに昇華した。でもモアニンニクね。モットニンニク。そして後はもっとシャープなハーブ追加とか色々と工夫のし甲斐がありそうだ。アカマンボウサンキュー。ゆうくんありがとう。美味しく戴きました。石垣島にもまた行きたいな。行けるといいな。必ず行きます。御馳走様でした!

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫