足のサイズ…知ってますか?
皆さんは自身の足のサイズをご存知でしょうか?
皆さんが履いている靴には長さの表記だけでなく、幅などを示す表記があることをご存知でしょうか?
自分の足のサイズ…知らない人って結構多いですよね!? 結構どころかほとんどの人が正確な自分の足のサイズを知りません…といっても過言ではない…
靴屋を名乗る人たちでさえも…( ̄▽ ̄)
それで靴売ってるから怖い…( ̄▽ ̄)
それって…全くの素人が医師を名乗ってテキト~な診断してテキト~な薬処方してるのと変わりません…(-_-メ)
医師が血圧低い患者さんに治療薬だ…って言って高血圧の薬処方しても、良くならないどころか体調崩しそうですよね?
靴屋が23.0の足サイズの方に25.0サイズ靴を売ったら?…E幅足な方にEEEEなゆる~い靴売ったら?…健康を害する要因となり、前述のような低血圧の方に高血圧の薬を処方するような医師と何ら変わりありません…(-_-メ)
まあ、低血圧の患者さんに高血圧の薬を処方する医師なんてまずあり得ませんけどね…23.0の足サイズの方に25.0サイズ靴を売ったりE幅足の方にEEEE幅靴を売る靴屋もあり得ないはず…なんですが…残念ながらアルアルんですよね…( ̄▽ ̄)
話それましたが…(^-^;
幅などの表記は「ウィズ」っていって、EEとかEEEE(4E)とか書いてあるやつですが、気にしたことありますか?
今までお話したように、ブカブカな靴を履いていると、徐々に足の変形がひどくなります!
きちんと足に合った幅の靴を履きましょうね~
…ってなわけで、靴のサイズの決め方をご紹介。
足の長さはご存じのとおり、踵の先からつま先までの長さ。
ちょいと正確に表現すれば、踵中心と2趾を結ぶ直線上の、踵の先部分から最も長い足趾先端までの距離。
次に問題の幅の測り方。足趾のつけ根の曲がる部分の周囲径(足囲)と幅(足幅)を測ります。通常立位で測ることになっていますが、くずれていない正常足ではそれでよいものの、形がくずれた足の場合は、べったり広がってしまったサイズを測ってしまうため、状況にもよりますが座って体重がかかっていない状態での測定をお勧めします。この辺は経験が必要なんですけどね…(^-^;
私はいつも上記を基本として、時と場合によって応用編な測定方法を使い計測し、その結果とその方の環境に応じて数値を決めています。
また、周囲径を使用しての計測と、幅を使用しての計測では結果にかなり違いがでるため、私は靴サイズ選定には周囲径を基本とし、足幅は靴の形状を考慮するときに参考にしています。
そして、長さ・幅(周囲径)をJIS規格で決められた換算表にあてはめてウィズを算出します。
たとえば、足長22.0cm・足囲22.2cmだったら、ウィズはE(表赤丸参照)
…って感じ…
その後は、靴はメーカーにより作り込みに差がありますので、該当サイズの靴をフィッティングして、最終的にちょうどよいものを選びます。
世の靴屋さん…ここまでできますかね?
靴屋さんがここまでできなければ…というか、やらなければ、靴を売る身としては失格!
靴屋の看板下げた方がいいです…( ̄▽ ̄)
そして靴を買う場合は、こ~いう測り方をしてくれるお店で購入するのがサイズを間違う確率が低くなると思います。
「靴屋は半医半商」…靴屋が間違ったサイズの靴を売れば、買った方は健康を害する場合があり、医師が間違った治療を行うのと何ら変わりません。
医師が間違った治療を行えば訴えられますし、場合によっては犯罪になりますよね!?…靴屋も同じ…それくらい大事な事を行っているはず…なんです。
世の靴屋さん…それくらいの覚悟…ありますかね?
世の靴屋さんは売りたい靴を売るのではなく、お客さんにとって本当に必要な靴を売って欲しいですね!
あれ?…なんか話それたな…( ̄▽ ̄)ゞ
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