2024年2月4日 - 2月10日。
2年ぶりに降った東京・神奈川の雪は、都会の交通機関を一瞬にしてダメにした。早めに帰路についたものの、沿線の竹が倒れて横須賀線がストップした。
そうなると雪景色を楽しむしかないとカメラを構えてみたが、2年前と違うのはこの日は風も強かったこと。傘は吹き飛ばされそうになるし指先は凍えるしで、それどころではない状況ではありつつも久しぶりの雪景色に気分が高揚する自分がいる。
総じて思うのは。傘を刺すのをあきらめた人たちの佇まいはかっこいい。
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数日が経つと雪はすっかり溶けてなくなり、しばらくのあいだ姿を消していたメジロたちが現れ、そろそろだぞ。と春を告げられた。やぁ、一年ぶりかな。
鶯に間違われることも多い彼らだが、個人的にはオシャレのセンスはメジロの方が良いと思っている。目の縁のアイラインも良いが、体毛のイエローグリーンがまだ寒い青空にじつに映える。
花の蜜を吸うのに忙しくてちょこまかと動き回り、何枚も撮ったなかで唯一落ち着きを見せてくれた一枚。
こちらはステージを広く使うタイプのイソヒヨドリ氏。リサイタル感が凄い。
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湘南の絵心。