"腰低ぶりっ子"と青姦、プロらしくしない事
7月某日
望月優大さんの登壇するロヒンギャ難民の報告会に参加するために田町に降り立つ。駅前のタリーズでは慶應生が山盛りテスト勉強をしていた。私がこの街の学生だった頃のことを思い出そうとしたが何も思い出せない。オフィス街はつるんとして直線しかなくって秘密のポケットなんもなくってなんの思い入れも抱けない。こんなことならわざわざ山奥の大学にでも行けばよかった。せいぜい西館の506号教室で青姦した思い出くらいしかない。窓から仰向けに見た月、メディアセンターに遮られて輪郭しかわからんかったなぁ。
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