「ウチで通用する」の危険
10月某日
三井のリハウスさんのオウンドメディア「リライフモード」にて、「メゾン刻の湯」のスピンオフ小説を書く。
「家族と家がテーマの小説」というご依頼だった。
性描写を気合い入れて書きたく、しかしセックスにおける男の気持ちがわからないので恋人に
「ねぇ、射精した後にゴムつけっぱなしにしてるのってどんな感じ?!精子乾いてぱりぱりする?冬だったら冷たい?ねぇねぇ」
などと執拗に聞きまくり、嫌がられながら執筆したのだが、
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