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【結婚を機に、妻の故郷へ移住】後藤 峻さん

名前(年齢) 

後藤 峻(38歳)

家族構成

夫(本人)、妻

職業(移住前→後)

印刷会社 → ディスカバーリンクせとうち(ONOMICHI SHAREコンシェルジュ) → コンシェルジュ(個人事業主)

居住地(移住前→後)

京都府京都市 → 尾道市栗原町

移住を意識し始めた時期

2015年6月頃

移住した時期

2016年1月

移住前、尾道に訪れたときの思い出

青春18きっぷを使って尾道駅で降りて、尾道水道を眺めて、「へぇ、(妻が育った故郷は)こんな場所なのかー」という印象でした。田舎と聞いていましたが、そこまでとは感じなかったですね。

かえってそれが良かったのだと思いますが、尾道については正直「こんな感じか」からのスタートでした。 移住者もすでに多くていろんな取り組みも始められていたのですが、京都の雰囲気や大学のキャンパスのような雰囲気にも近く、そういう面でも「こんな感じか」という感覚だったように覚えています。なので、憧れることもなく、ただ淡々と町を見ていた気がします。

今の仕事に出会った方法

町を歩いていて、たまたま立ち寄ったのがその日イベント会場となっていた「ONOMICHI SHARE」でした。その当時のONOMICHI SHAREの管理人が岩渕友里さん(同郷+大学の後輩)だったことがきっかけです。

たまたま立ち寄ったONOMICHI SHIRE(イベント会場)にて。左から、岩渕さん、後藤、別の大学の後輩(たまたま出展していて、本当に偶然の再会)

家の探し方

妻の家族に聞いて、加度商さんに相談しました。

移住前にお世話になった人

妻の家族
岩渕友里さん(上記の元同僚)

移住までのスケジュール

  • 2015年5月 尾道の下見

  • 2015年7月 物件探し

  • 2015年10月 仕事の面接

  • 2016年1月 引っ越し

  • 2016年2月 仕事スタート

移住までに尾道へ訪れた回数は4~5回ほど。移住前に訪れた際は、駅前のHOTEL Alpha-1に泊まっていました(駅から近くて良かったです)。

移住の動機

結婚を機に移住しました。関西と異なる文化圏での生活に関心があったことと、自分の人生のフェーズをひとつ進めるために移住を決意。

移住でかかったお金

家具の購入など合わせて50万円ぐらいですかね。
大きな荷物は郵送し、細かなものは車で親と一緒に運んだ記憶があります。ただ関西からだと車で4時間ほどかかるので、業者さんにお願いすればよかったなぁと思います。

移住前に抱いた期待の達成度

350%

移住希望者へのメッセージ

「移住と引っ越しは何が違うのだろう?」と自問自答してきました。

移住はきっと、個人の選択で暮らす場所を変えることだと思います(引っ越しは転勤や進学もあると思うしそれも選択といえば選択なのですが、場所を移すことは結果であり、移ること自体が目的ではない)。そしてその奥にあるのは、「ライフスタイルを変えたい」という思いだったのかなと。

この文章を書いている時点で、移住して8年が経ちました。異文化での経験や関心は満たされていますし、尾道の方との出会いからおかげさまで役割も与えてもらったように思います。

いろんな人が尾道に行き来してくれます。
荒神堂路地祭という企画も商店街で行ってみたり。
友達やいろんな家族の方とゲームして遊ぶこともあります。

移住してから「せっかく選んでここにいるのに何をしているんだろう」と思う時期もありました。だからこそ、まだ自分が期待した世界を見ていないと思えて頑張り続けた先にようやく見えたものがあるように思います。

「移住した理由ってなんだっけ」とふと思い返すことは、行き詰まりを感じたときこそ、自分を楽にしてくれるかもしれませんね。移住後の暮らしが永遠なのか、人生のそのときだけのことなのか。「正解」か「失敗」かも、きっと考えてもわからない。そんなことはまぁ気にせずに、選択できるのであればまずは人生を進めてみるというのも悪くないのだろうなぁと思います(もちろん「選択しない選択」も納得ができたならそれは良い選択だと思います)。

移住したから自ずと変わったこともあるけれど、暮らしが変わっても個人が頑張ることでようやく進むということが本質のような気がします。自分が移住者として感じることはそんなところでしょうか。

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大阪から持ってきたカブには生活の最初すごく助けてもらいました。


●移住定住コンシェルジュ:後藤峻(@concierge_goto
●編集:アンドウ(@holiday_cloudy

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