【”留学”のつもりで単身移住】佐藤 一気さん
名前(年齢)
佐藤 一気(28歳)
家族構成
独身
職業(移住前→後)
社会インフラ系企業(事務職) → 洋菓子販売店(フリーター)
居住地(移住前→後)
宮城県仙台市 → 尾道駅北エリア(賃貸アパート)
移住を意識し始めた時期
2021年夏ごろ
移住した時期
2023年4月
移住前、尾道に訪れたときの思い出
2018年9月に一人旅で市街地エリアを巡ったのですが、千光寺公園からの景色、心地よい風、レトロな街並み、往復する渡船、食、気さくな地元の方々など、この街を構成する全てに感動した思い出があります。少しなら住んでみたいなと軽く思っていましたが、まさか現実になるとは(笑)
今の仕事に出会った方法
働きたい業種が明確だったため、リクルート情報や移住フェアでの紹介で今の職場に辿り着きました(同じ時期にnoteで尾道の方からコメントをいただき、その方からも現職場を紹介していただきました)。
家の探し方
移住フェアでいくつか紹介していただいた不動産屋の中で、一番アクセスが良かった(尾道駅ほぼ直結)三阪不動産に相談しました。
事前に電話で条件と内見日を相談して、移住前の2023年1月訪問時に今の住居を即決しました。
移住前にお世話になった人
移住フェア:尾道市役所の奥 忠直さん、ONOMICHI SHAREの後藤 峻さん
SNSで尾道を発信している方々(投稿を参考にしていました)
移住までのスケジュール
2022年9月 尾道市移住ポータルサイトへ相談の問い合わせ → 移住フェアを紹介される
2022年11月 有楽町で移住フェアに参加・相談
2023年1月 2泊3日で尾道に訪れ、現職場の面談と物件の内見
2023年3月末 前職を退職
2023年4月上旬 引っ越し
2023年4月中旬 仕事を開始
退職と転出・転入が重なったことで、さまざまな支出や事務手続きが同時多発的に発生します。
特に支出については
・仙台→広島間の引っ越し代(繁忙期で16万円でした)
・中古車購入代
・家賃前払い(敷金礼金込)
・住民税 etc…
であっという間にお金が減っていったので軽く恐怖を覚えました。
移住までに期間があれば、必要な手続きや支払いをあらかじめシミュレーションしておくことでスムーズに事が進みますし、心の準備もできます(笑) 私の場合、移住から3か月ほど経過し、ようやく生活が安定してきたように感じます。
移住の動機
サラリーマンとして懸命に働きながらも将来について思い悩む中で、それまでのさまざまな出来事や想いから、もっと自分に正直に生きようと思い始めます。同時に、過去に旅行で訪れて印象的だった尾道への憧れが捨てきれずにいました。
であれば、会社を退職し心機一転。憧れの尾道に移住して、夢であるカフェ開業のための経験や準備をしながらゆっくり暮らそうという構想が自分の中 でできたことから、移住が現実的なものになりました。
また、いずれは出身地である新潟県に戻ってカフェを開きたいと考えています。今のところ尾道に永住する予定はなく、”留学”のつもりでいます。
最終的には、とりあえず尾道に住んでみようという軽い気持ちと勢いで移住をしましたが、このような自分でも快く受け入れてくれた尾道の方々には感謝しかありません。
移住前に抱いた期待の達成度
7割。
時間の余裕ができいろいろと詰め込んでいる状態なので、理想のスローライフとは程遠いのが現状です(笑)
移住希望者へのメッセージ
最近では移住と聞くと、
「移住先にずっと住み続けなければならない」
「何か行動を起こさなければいけない」
といったイメージを強く感じます。
それは、移住者の取り組みや成功体験がメディアで取り上げられる様子が強く印象に残るからで、移住がもしうまくいかなかったらどうしようという心配もあるかと思います。
私のように心機一転、とりあえず好きな場所に住んでみて、”留学”のつもりでゆっくり暮らしていこうという軽い気持ちの移住者もいるので、どうかハードルが高いと考えず、気楽に移住を検討してみてはいかがでしょうか。
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●移住定住コンシェルジュ:後藤峻(@concierge_goto)
●編集:アンドウ(@holiday_cloudy)