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春野, 崎山蒼志, 温泉マーク, WILYWNKA, 猫戦, paionia etc... [やっぱりアルバムが好き!] 2022/2/2週

連載のイントロダクションはこちら

2/2週の実はアルバムリリースだった作品を「New Music Wednesday」から公式情報とともにピックアップ。アルバムの聞き逃し防止にぜひ。わたしも全曲聴けているわけではなくデータベース的な意味合いが強いです。
何曲入りから取り上げるか、洋楽を取り上げるか、みたいな線引きもあいまいです。どちらかというとポップミュージックを取り上げたい(聞きたい)ので、取り上げないものもあります。
良かった音楽を紹介する、ではなくアルバムを取り上げる、ものなのでご理解ください。

春野 『25』

これまでに自身の楽曲のほか、ずっと真夜中でいいのに、空音のサウンド・プロデュースや、大塚愛や東京女子流などのリミックスを手がけるなど、マルチな才能を発揮するネット発のSSW/プロデューサーの春野。前作『IS SHE ANYBODY?』よりおよそ1年半ぶりとなる新作EP『25』には、昨年リリースしたプロデューサー/ギタリストのShin Sakiuraとコラボした「Angels」、淡く切ない恋心を歌った「Love Affair」、そして先週1月12日(水)に先行配信されたシンガーポールのR&Bバンド・brb.とコ
ラボした2ステップ・ナンバー「cash out feat. brb.」の3曲に加えて、新世代シンガー・yamaとのコラボ曲であり、ビートメーカー・プロデューサーのA.G.Oをアレンジャーとして迎えた「D(evil) feat. yama」など全8曲が収録される。

Sponcoasterより

SIRUPなどの所属するSuppageの若手です!


崎山蒼志 『Face To Time Case』

2021年1月にAL『find fuse in youth』にてメジャーデビューし、オリコン・Billboard Japanともに週間デジタルアルバムTOP10入り(2021/2/8付)を果たした天才シンガー・ソングライター崎山蒼志が放つ、未だ10代であることに驚きを隠せない圧倒的なセンスが傑出した渾身のニューアルバムが完成!
MVが500万回再生を突破し話題となったTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期(2クール目)エンディングテーマ「嘘じゃない」をはじめ、Amazon Primeドラマ「賭ケグルイ双」主題歌「逆行」、映画「かそけきサンカヨウ」主題歌「幽けき」、東海テレビ・フジテレビ系TVドラマ「顔だけ先生」主題歌「風来」など多くのタイアップ楽曲のほか、ロックな崎山蒼志の新機軸ともいうべき楽曲「Helix」、アーティストとのコラボ楽曲など新録曲を含む12曲を収録!また初回生産限定盤には2021年3月21日にリキッドルームで行われた自身初のバンドセットでのワンマンライブを完全収録したBlu-rayが付属と超豪華な1枚となっている。

Sony Musicより

まだ10代!!アレンジが美しすぎる感はあるものの、Helixの化物感いいですね。


milet 『visions』

ハスキーかつ重厚感のある独特の唄声を兼ね揃えたシンガーソングライター"milet"の2ndアルバム。日本テレビ系ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』主題歌「Ordinary days」、テレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』主題歌「Who I Am」「The Hardest」、映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』主題歌「checkmate」、映画『鹿の王 ユナと約束の旅』主題歌「 One Reason」等を収録! (C)RS

TOWER RECORDSより

タイアップ曲は唐突にJ-POPっぽくなるの面白いですね。


CHAI 『WINK TOGETHER』

今年5月にアメリカのインディレーベル・SUB POPよりリリースされた3rdアルバム「WINK」の収録曲6曲のリミックス / リテイクを収録。国内からはZAZEN BOYSSTUTSが参加している。

音楽ナタリーより

YMCKがやっていた曲をさらにリミックスするとは!!


温泉マーク 『冬のおとずれ GREATEST HITS20211120』

11/20のオートチューン実況の間でつくったベスト盤。みんな聴いてチュン💕

BIG UP!より

なんかしているときに口ずさむ変な歌あるじゃないですか。ああいうものをサンプルパックを使って生配信で即興で量産していったものです。
アンビエントやノイズミュージックのような味わいでBGMにすると作業効率がアップするような気がしますが、たびたび「うるせえよ!」と突っ込むことになる楽しいアルバムです。4周くらい聴きました。


WILYWNKA 『NOT FOR RADIO』

2020年末にリリースされたWILYWNKAのEP『EAZY EAZY』から早一年。2021年は変態紳士クラブとしての活動で多忙なスケジュールをこなし、またソロとしても「Our Style」のスマッシュヒットなど話題を欠くことのなかったWILYWNKAだが、1月28日(金)に新作ソロEP 『NOT FOR RADIO』をリリースすることが決定。なんと今作は、7曲中6曲に客演を招いており、BESやISSUGI等の意外な組み合わせも含め、それぞれのフィーチャリング・アーティストとの絶妙なコラボレーションが光る作品となった。また、プロデューサー勢には前例のあるBACHLOGICやENDRUNはもちろん、今回初共作となるBUDAMUNKやNAGMATICS、tofubeats など、新たなアプローチも試みた聞き応えのある全7曲となっている。

TuneCoreより

こりゃ楽しいわ。音の鳴りが近所迷惑になるレベルでいい。

OAU 『New Spring Harvest』

OAUの2022年の始まりを告げるNew EP

コロナ禍で世界は変わったけど、自分にとって本当に大切なものはなんなんだろうーーそんなふうに多くの人が自分の根本を見つめ直したことに、コロナ禍は大きな意味があるのではないでしょうか。ありがたいことに、そんな大切なもののひとつとしてOAUの音楽を選んだ人がいます。昨年12月、結成15周年を祝してリリースされたオールタイム・ベスト・アルバム『Re:New Acoustic Life』は多くの人々の手元に渡り、彼らが主催するキャンプイベント<NEW ACOUSTIC CAMP>にも、人数は大きく制限されていたものの、OAUが提供するやすらぎの空間をも求める人々が今年も集まりました。

それだけではありません。11月3日から公開されている劇場版「きのう何食べた?」へTVドラマ版に続いてオープニング主題歌として提供した名曲「帰り道」は、映画を鑑賞した人々を再び癒やしています。公開初日から19日間で約69万人を動員し、興行収入10億円を超えるヒットを記録している映画を通じて、OAUの音楽が人々の生活に彩りを添えているのです。
そんななか、OAUが新たな5曲入りEP『New Spring Harvest』をリリースすることが決定しました。タイトルからもわかるように春の収穫期を思わせるような、軽快で穏やかで楽しげな楽曲が揃いました。さらに、<New>と頭に付いているように、このタイトルには新たな時代のスタートをポジティブに迎えようという思いも込められています。

リードトラックとなるのは「世界は変わる」。これは2021年1~2月に行われたホールツアーで初披露され、ファンの間ではすでに人気のナンバー。ツアーの MCでTOSHI-LOWが「コロナ禍で思う怒りがOAUをとおすと愛の歌になりました」と語っていたように、TOSHI-LOWが書くシンプルで優しくて、力強いメッセージに勇気づけられます。不安、寂しさ、迷いを抱える現代の人々にそっと寄り添うことでしょう。アコースティックギターを基調としたサウンドは滋味に富んでいて、心にスッと染みていきます。MARTINがメインボーカルをとる「Sunny Day」もタイトルどおりの心地よさ。アウトドアの開放感が感じられる1曲になっています。『New Spring Harvest』は新たな時代のサウンドトラックとして、あなたに寄り添う希望の歌として、鳴り続けることでしょう。

TOWER RECORDSより

さわやかに生活に寄り添う音楽。そしてすごいボリュームの文章。TOSHI-LOWさんが書いたわけではなさそうですが。
※OAUは2019年にOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDが表記を変更したものです。


猫戦 『蜜・月・紀・行』

2018年、京都・立命館大学ロックコミューンにて結成。メンバーチェンジを経て2020年より活動を本格化、現役大学生4人組ジャパニーズ・ポップ・バンド、猫戦(読み:ねこせん)
Vo.原田の自由なリリックとナイーヴなボーカルを、ディスコ、ファンク、ソウルなどをルーツに持つ楽器陣のサウンドに乗せて織りなす、20年代的ブランニュー・ポップミュージック。
リリースする楽曲はサブスクリプションサービスで様々なプレイリストにピックアップされ、1stシングル「鶴/サテライト」の「鶴」はSpotifyで35万再生を越え、続く配信シングル「Pap Love!」「ヴャーチャル・ヴァカンス」はApple Musicで10万再生を超える「知る人ぞ知る」ニューフェイスとしてラジオなどのメディアでも紹介される。
懐古趣味と突飛(とっぴ)なアイディアが混在した唯一無二の曲世界が話題を呼ぶ若手の注目株。

TOWER RECORDSKより

なるほど!ロックコミューン!!ものすごく心地よいです。タイプは違うけど初期シギジュニに近いものを感じる雰囲気。ビクターさん。
リリースツアーの対バンのサニーデイ、YeYe、Special Favorite Musicという並びにも納得感しかない。


paionia 『Pre Normal』

高橋勇成(vo,g)と菅野岳大(b,cho)からなるロック・バンド、paioniaの2ndフル・アルバム。これまでのキャリアの総括とも言える「人の瀬」、ポストパンクやグランジの系譜を感じさせる「金属に近い」など、10曲を収録。

CD Journalより

こういうロックバンド然とした作品にはグッと来てしまう30代です。かっこいい。


noteが最近引用文の出典を右下に書ける機能が実装されたのですが、めちゃくちゃ読みづらいですね。次回からこれまでのように戻します!
あと、情報を見に行ったタワレコの購入ページで、商品品切れ、取り寄せになります、というものが多くて気になりました。みんな相当枚数絞っているのでしょうか。

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