映画『演者』公開まであと10日
おかしな気候の日だった。
100年ぶりの11月の真夏日。
朝から台風のような強風と強い雨。
湿度の高い日中は半袖でも暑さを感じるほどだった。
風雲急を告げるのおなどと口ずさみ向かい風を進む。
明けて本日8日にて。
映画『演者』公開日11月18日まで残りあと10日となった。
カウントダウン開始だ。いよいよ開始だ。
ユーロスペースのスケジュールに来週の分が追加された。
WEB予約が3日前からだから土曜のチケット予約は水曜0時から。
つまり火曜の夕方には翌週のスケジュールが発表になる。
スケジュールを見て思わず、おお、そう来たか!と声が出る。
スクリーン1と2の二つが入れ替わりになってる。
それぞれの作品のページをみれば17日以降も続映予定なら書かれている。
そして近日上映リストも観ると18日以降のラインナップがうっすらと見えてくる。
えっとつまり、同日に上映しているのは、、、どひゃあ。
なんかすごい数の作品数を上映しそうな気配!!
まだわからないけれどさ。
でも信頼できるよなぁって思う。
上映回数なんかは変わっても、上映期間は延長する。
それを柔軟に対応できるようなスケジュールになっている。
特に今は作品の数が多いからびっしりとしたスケジュールになってしまうことも多い中で、ギリギリまでスケジュール調整をしている。
すごく大変な作業だと思うけれど。
ここに並ぶのか!!25日以降も含めてすごい。面白い。
皆様、色々に見て読んでください。楽しいから。
メタな感じが重なったり、戦後の作品もあったり、微妙にクロスオーヴァーしている感じとかも含めてワクワクできます。
なんかね。
映画だとかさ、芝居だとかさ、勝負するものじゃないでしょ。
正直、優劣なんかつけられるものじゃない。
だってそれは観た人それぞれのものなんだから基準なんかあるようでないわけで。だから映画監督の中には映画祭みたいなコンペティションを否定して参加しない人もいるぐらいで。
もちろん、見た人の中で印象が強く残る作品というのは出てくるわけだけれど。でもそれはあくまでもその人個人の中でになるわけです。
だから別に競ってもしょうがないし、良い作品が並ぶだけで嬉しいなぁとシンプルに思ってしまうタイプでもあるわけですけれど。
でもねでもねでもね。なんとなくここだけは引きたくないなぁっていうのがあって。
それは熱気。熱気のようなもの。
そこだけはなんか、やけにあの作品、盛り上がってんなぁって感じがいいんだけどなって思っていて。
僕もだけど、出演してくれた皆と一緒に舞台をやっていた時のカーテンコールとか、閉演後のロビーだとかさ。開幕前のワクワクした雰囲気とかさ。
どうしても僕の中に刻み込まれていて。
お客様含めて、皆で盛り上がっていったっていうか。
ああ、なんかあいつら楽しそうだなぁみたいな。
まぁ、作品がそういう作品じゃないかもだけど、そんなの関係なく。
華々しさとかさ、カリスマ的な感じとかさ、アーティスティックな雰囲気とかさ、色々な人だかりのあれがあるけど、そういうのはいらない。
そういうかっこつけた感じのやつは、むしろ引く人なのね、僕は。
でもなんか、祭囃子が聞こえると足が向いちゃうみたいな。
人間というパワーそのものを感じるというか。
ユーロスペースでは「破壊の日」の思い出もあるんだけれど、あの前日の前夜祭もどうしても記憶に蘇ってくる。
なんかさ、アート系の作品も多く上映している映画館だけれど、そういうザワザワした感じもすごく似合う映画館だなぁって思っていて。それはきっと街の感じがそう思わせるんだけれども、それがなんとも言えないというか。
カウントダウンとか始まります!
その中で上映時刻が発表されたり、舞台挨拶が発表されたり。
色々なことが起き始めますのでどうぞ一緒に盛り上がってくださいませ。
なんじゃそりゃ?って思うかもですけれど。
皆様でわいわいやらかしてください。
それで初日満員だったら最高だけどなーーー。
まぁ、そんなに甘くはないのだろうけれど、それでもそれでもなんか面白そうなイベントが始まるみたいな。
そんな雰囲気で皆様と一緒に盛り上がっていきたいのであります。
皆様っていうか、誰でも参加OKなやつで。
悪ノリしてふざけた感じとかでぶっこんできてもOKっす。全力で対応しまっす!!
ごーしゅー!!
みんな、ごーーーしゅーーーーー!!!!
ワレヲワスレテ、オドリクルウド!!!!
映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
題字 豊田利晃
「嘘ばかりの世界」だ
「ほんとう」はどこにある
【上映館】
・2023年11月18日(土)より
ユーロスペース(東京・渋谷)
http://www.eurospace.co.jp/
劇場窓口にて特別鑑賞券発売中
先着50名様サイン入りポストカード付
出演
藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ
中野圭 織田稚成 金子透
安藤聖 樋口真衣
大多和麦 西本早輝 小野寺隆一
撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟
録音 高島良太 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希
制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき
【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。
家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。
やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。
◆終映(特別限定先行上映)◆
・2023年4月15日(土)16日(日)※限定2日間
シアターセブン(大阪・十三)
・2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)※限定3日間
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
・2023年3月25日(土)~31日(金) ※限定1週間
K'sシネマ (東京・新宿)
投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。