見出し画像

ガッタガッタ!

牛歩

とにかく毎日少しずつ作業を続けている。
時間を創って一気にやったろうかと思うこともあるけど。
でも例えばチラシは勢いで創っても次の日の朝にみると、ああ違うわこれみたいになったりするからそれでいい。
プレスリリースのコメントも何度も何度も推敲した。

しあわせなこと

映画「演者」の公開情報にたくさんの方が喜んでくださった。
たくさんのコメントやDMが届いた。
なんというかこれはハッピーなことだなぁと思う。
喜んでいただけて本当に良かった。
より成功させなくては!と自分に言い聞かせながら。
まずは何よりもこうやって喜んでくれる方々がいることは普通のことなんかじゃないんだと自分に言い聞かす。

昔から劇団を応援してくださる方からのコメント。
セブンガールズで僕たちを知ってくださった皆様からのコメント。
豊田利晃監督の「破壊の日」のMr.やぶれかぶれを知ってくださる方のコメント。
映画祭で新しく出会った方々からのコメント。

情報解禁前に何人かのスタッフさんには公開を伝えたのだけれど。
その時に「嬉しい」とか「ありがとう」という言葉が届いて驚いた。
僕の方がありがとうなのに、なんでだろう?って思った。
でもきっと手掛けても世に出ない作品がたくさんあるんだということに気付いて、はっとした。作品を世に出すということは、一人でも多くの皆様に届けるということはそういうことなのだ。

気恥ずかしいこと

コメントの中で僕に「監督」という言葉をかける方がいる。
織田はいらない気を使って「小野寺」と呼びそうになるのをがんばって舞台挨拶で「監督」と呼ぶようにしていたらしい。
いやいやいや。
今まで通りでいいです。
なんとなく気恥ずかしい。慣れないし。
それにほら、サングラスかけてないし。←古い。

確かに企画して脚本書いて監督して編集して完成させたけれど。
映画「演者」が傑作だと僕がおもっている理由はそのどこにもない。
明らかにこの作品のすばらしさは出演者のものだと思う。
良いとか、うまいとか、存在感がとか、なんかそんなんじゃない。
もう、すさまじい芝居をしてくれている。
とても高度な要求をたくさんしたにも関わらず。
呼吸からすげえと僕は思っている。
うまく伝わるかどうかわからないけれどさ。
無駄な呼吸がない。一カ所も。ヤバい。
それもメインの3人だけじゃなくて、全員だから。

だから監督なんてのは肩書に過ぎない。
どうだ、こいつら面白いだろう?すげぇだろう?なのだから。
この作品を完成させてくれたのは出演者たちの力だから。
サングラスかけておけば良かった。←トゥナイト2

レスポンス

昨日は疲れちゃって皆様へのメッセージで終了。
今日になってレスをつけていく。
想像以上に様々な方がいらっしゃった。
昨日、今日は、作業が進まない。
興奮が続いてしまっている。
一歩だけ、一歩だけ、それでいいか。
いや、コメントへの返事の方が大事なのだ。

ネットニュースを読み直す。
並ぶ名前にニヤけてしまう。
誰だよ!って思っている人もいるかもしれないけどさ。
へへへへ。

もっと届けなくちゃいかん。
そして皆に伴走してもらいながら皆でハッピーになる。
それしかないじゃないか。
それ以外に考えられないじゃないか。

震える。

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。