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【ono no note Vol.93】キツイから糧になる、な話

学生時代の名残は今も。


筋トレを始めたのは、高校に入ってからだった。ラグビー部に入った僕は、練習の一環として筋トレを始めた。初めてバーベルを持った時のことはよく覚えていないけど、それでも毎日筋肉痛を感じていたことは間違いない。

ラグビーは身体が資本。高校生とはいえ、時に相手は100キロを超えてくることもある。そんな相手を我が身一つで仕留めるには、身体を鍛えるしかなかった。だから、毎日筋トレをした。高校3年の時は毎日学校の門が締まる直前まで筋トレをしたりもしていた。おかげで二頭筋だけはパンパンになった笑

で、大学に入っても筋トレは続行。競技自体はラグビーからアメフトに転向したものの、今度は大学生のフィジカルの強さに圧倒されて、鍛えなおす日々。またしても筋肉痛と戦う日々。

怪我ばかりで、もしかすると半分もプレーはできていなかったかもしれないけど、なんとか4年間選手をやめることなく終えた。

高校1年から大学4年まで7年間。筋トレをしなかった日は、多分3分の1も無い。おかげで掌には今も消えない豆ができた。掌はベーベルの太さを覚えていて、電車の手すりを掴む度に、その太さがバーベルとほぼ同じ太さであることを感じる。

筋トレをしていた当時はただただキツかったのに、今となっては懐かしくさえ思えてくる。キツイことほど、後になって自分の糧になるのかと、身をもって感じている。

と同時に、社会人になってからは、そういう想いしてないなあと気が付いた。

今はキツくても、後に自分の糧になるような何か。

そういうものを探してみようと思う。


2020/08/21

DAISUKE ONO


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