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【オノノノート Vol.116】お金、な話

結婚して1番変わったのは、実はお金の使い方かもしれない。

独身時代には洋服とかカメラ関係のものとか毎月何万円かの買い物をしていた。実家に住んでいて、毎月いくらかは家に入れていたけど、生活に掛かるお金は一人暮らしをしている人に比べれば格段に少なかったと思う。だから「迷ったら買ってみる」みたいな感じで買い物をしていた。

ところが、結婚してその価値観は変わった。

一人暮らしをしていなかった僕は、結婚して初めて「普通に生活していくだけでも結構なお金が必要」という当たり前のことを学んだ。家賃、光熱費、ガス代、水道代、食費、携帯代、ネット代、その他諸々。全部払って、手元に残るお金はわずか。

独身時代みたいに毎月何万円もの買い物を好き勝手できるかと言われれば、そうではない。極端な話ではなく、2,000円を超える買い物は躊躇する様になった。「これは本当に必要なものなのか」とか「それだけのお金を払う程の価値があるのか」とか「今買うべきなのか」とかいろいろ考えた上で買わない選択をすることが増えたと思う。

「迷ったら買ってみる」ではなく「迷ったら買わない」派の人間になった。


ところが、月にいくらかは自由に使えるお金もある。だから、そのお金をどういうことに使うべきなのかということを考える様になった。

僕が思うに、お金の使い道はザックリ2つのパターンある。

1つは「モノ」に対して使うというパターン。これは洋服を買うとかカメラを買うとかそういうこと。独身時代はこっちにお金を使うことが多かった。何万円もするジーンズを買ってみたり、レンズを書い足したり...。いくら使ったか分からないし、今手元にどれだけのモノが残っているのかは分からないけど、後悔は無い!こういうお金の使い方も大いに結構!

で、2つ目は「経験」に対して使うパターン。これは旅行とか誰かに会いに行くとか、そういうところにお金を使うっていうイメージ。モノとは違って形には残らないけど、旅行や出会いは自分の思い出とか経験として残る。なかなか旅行には行けないご時世だけど、こういうお金の使い方ができる様になりたいね。

この2パターンのどちらにお金を使うのが正解かは分からない。でも、僕は「経験」に対してお金を使う方が有意義なんじゃないかと思う様になった。

もちろん、必要最低限の「モノ」を買う事はある。洋服だって何でも良い訳ではないし、せっかくなら気に入ったモノを使いたい。でも、それは少しで良い。ほんの少しの、必要最低限の気に入ったモノがあれば、あとは「経験」にお金を使いたい。良いことも悪いことも経験した方が良いと思ってるから。だから僕は、旅行に行くとか誰かに会うとかそういうことにお金を使おうと思う。

でも、なかなか旅行に行けないから、とりあえず本を買うことが増えた。読むのは苦手何だけど、読みだすと夢中になっちゃうんだよね笑 あ!今思ったけど、本は形にも残るし経験(知らない事を知るっていう経験)にもなるし一石二鳥だな!

これが今はベストなお金の使い方かな。


ー今日の学びー
お金、大事です


2020/09/13

オノ ダイスケ

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