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THINK BIGGER(大胆に発想する)【読書感想】

今回読んだ本は
シーナ・アイエンガー氏のこちら ↓


タイトルに心を撃ち抜かれ
レビューも読まずに買った一冊。

『シンク・ビッガー』

なんてワクワクする響きなんだろう!


『シンク・ビッガー』とは
あらゆる種類の
複雑な問題を解決するために
新しい選択肢を生み出す手法のこと。

例えばピカソの絵や
コロナのワクチンにも
『シンク・ビッガー』が使われているとか。

これを名付けたのが
シーナ・アイエンガー氏。

彼女に関してはこちらの本を
ご存じの方も多いかもしれませんね ↓


心理学者であり、
コロンビア大学
ビジネススクールの教授である彼女は
幼い時からの目の病気で
高校生の時に失明をしたが
盲学校には通わず
ペンシルベニア大学
スタンフォード大学などで学び、
上記の「選択の科学」を出版した方

コトバンクより

…だそうです。


手当たり次第に学んでみても

一向に目指す方向性が見えてこない…
一向に新しい扉が現れてこない…

そんな八方塞がり感満載な私が
藁をもつかむように出会った本なのです。


『シンク・ビッガー』
を用いて課題に取り組めば
選ばれし天才でなくても
イノベーションを起せる と著者は言います。

大いなるイノベーションとは
ごく限られた一部の天才の
天から与えられた閃きによるものではなく

『課題をきちんと定義すること』と
『組み合わせ』が大切なのだと ・・・

たとえば
架空の動物を想像し、
紙にペンで描いてみるとする。

…あなたは
どんな動物を想像しましたか?


いかがですか?
まったく未知な動物を想像しましたか?

それとも
どこか今まで見たことのある
動物を想像しましたか?

では、あなたの描いた絵を見てみよう。
どんな動物だろう?
目はあるだろうか?
腕や羽、足は?
しっぽはどうだろう?

THINK BIGGERより

私たちはありえないものごとを
想像するときでさえ、
まったく未知なものは生み出さない。
なにかを生み出すときには必ず
すでに知っているものを
意識的、無意識的に利用する。

THINK BIGGERより

たしかに…
私は思いました。

新しいものごとは
それらをつくる要素が新しいのではない。
要素を組み合わせる方法が新しいのだ。

THINK BIGGERより

たしかに…(2回目)


シンク・ビッガーでは

◆選択肢は
多ければ多いほど良い…わけではない

◆「クリエイティブにならなければ」
と思いこむほど創造性は下がる…

など、
今までイノベーションに欠かせない!
と考えられていたことさえ覆されるのです。


著者は頭が良いこと
努力家であることはもちろん
行動力もずば抜けています。

凄い人というのは
まずそこが違うな~と
自宅で本を読みながら私は思いました。


書いても書いても
『THINK BIGGER』を
上手くまとめることはできませんが

課題を定義し、
新しく組み合わせることを意識しながら
新たな扉が現れるまでとにかく進んでみます。


いや、しかし

THINK BIGGER ……難しい!

たぶん頭の良い人にはむしろ
「わかりやすい」のだと思う。

私は「言っていることはわかるが
頭の処理が追い付かない」

「自分のものにできていない」

…そんな状態です。

ただ、優秀な人の頭の中を
覗かせてもらったらこんな感じなんだろうか…

というワクワク感がたまりません。




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