50日後にアートECを立ち上げる27歳 「デザインに興味ある人必見!サービスのロゴはこうやって出来た!」
こんばんは!おはようございます!こんにちは!
(株)NOMALの小野田 豪祐(おのだ ごうすけ)です。
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MONOLiTHロゴはこうやって出来た!デザイン制作の裏側をご紹介!
さて本題です。今日は先日完成したばかりの、MONOLiTH(モノリス)のサービスロゴがどのように出来たかを紹介します!実際の資料もお見せしながら!
デザインに興味ある方は実際の仕事がどう進むのか、を見れるので参考になるかなあと思います。
デザイン制作のフローはこんな感じ
まずフローを整理するとこんな感じです。大体の制作はこういうフローなので知っている方も多いかと思いますが、一応。
なお、僕自身はデザインは出来ないので、僕がディレクションさせてもらってデザイナーさんに作って頂くという役割です。
①デザイナーさんにオリエン
②初稿デザインご提案
③フィードバック
④修正デザインご提案
⑤最終仕上げ
ではここから実際の資料も混じえて紹介していきます。
①デザイナーさんにオリエン
オリエンというのはオリエンテーションの略です。学校の授業の初回にやるやつと同じで、どんなサービスを作るのか、そしてどんなデザインを作りたいかを説明する場です。
ここでデザインの方向性が固まっていくので非常に大事な場です。
非常に大事なのはオリエンをする側もデザイナーさんに完全にお任せするのではなく、しっかりと”自分の中でゴールイメージを持つこと”です。これが明確なほど皆が納得するしクオリティの高いデザインが仕上がるように感じます。
何故これが大事かと言うと、判断基準を作るためです。せっかくデザイナーさんに色々と提案してもらっても、自分の中にゴールイメージが無いと判断をすることが出来ません。結果何となく選んで何となくフィードバックをすることになります。
そしてデザインに限らず、人に何かを依頼するときはどんなことでもこれは大事なことだなあと思います。
というオリエンの前提を踏まえて以下が僕が作ったオリエン資料です。ちょっと長いけど読んでみてください。
サービスの概要からロゴのイメージまでをまとめています。ロゴのイメージは、言葉だけでなく具体的なリファレンス(事例)を入れてビジュアルで認識を揃えることが大切です。
言葉だけだとイメージが人それぞれになりますが、ビジュアルで握ることで認識のズレが生まれなくなります。
このオリエン資料をもとにデザイナーさんにも意見をもらい、制作の方向を決めていきます。
話した結果、当初から考えていたモノリスという名前から「モノクロのリス」というモチーフや、モノリス本来の意味である黒い長方形の岩などのモチーフを中心に考えていこうということになりました。
ちなみに!
オリエンの際に競合サービスのロゴや名前が似ているサービスのロゴも押さえて話すとデザインがより差別化出来て良いです。
②初稿デザインご提案
そんなオリエンから1週間ちょっと経ち、初稿デザインを提案頂きました。提案頂いたデザインはこちら。A~Dの計4案です。
どうでしょうか、今のものと全然イメージ違いますよね。
各デザイン意図をご紹介します。
A:宝物であるドングリを探すリスをアートを探すお客さんと重ねる
B:モノリスの本来の意味である黒い長方形の岩をモチーフ
C:OとOをNでつないで、お客さんとアートを繋げることを表現
D:リスの尻尾を筆に見立てて、リスをアーティスト化
③フィードバック
そしてこのデザインを元に、より良くするためにブラッシュアップを行います。この部分はディレクションさせてもらっている自身の頑張りどころです。
当初考えていたゴールイメージと比べて、ストリート感というところが弱いなというのが正直な感想でした。また逆にリスとお客さんをドングリとアートというキーワードで繋げるというのはすごく面白いアイデアだと感じました。
というのを踏まえて、フィードバックは下記のようにまとめました。
提案を頂いたことでよりこれは違う、という基準が出来、自分のイメージがかなり明確化されました。そして当初頭になかった”アパレルのストリートブランド”や”カートゥーンアニメ”というものがイメージとして浮き上がりました。
④修正デザインご提案
そして数日後、修正デザインとしてご提案頂いたものがこちら。
今回は3案ご提案頂きました。短い時間の中、ほぼ一からなのに3案も考えて頂けたのは本当に嬉しかったです
どのデザインも初回提案からガラッと変わり、自分の中のイメージと完全に合致し、何ならイメージを超えて最高なものを作って頂けて凄くテンションが上りました。めちゃめちゃ可愛くないですか!?
⑤最終仕上げ
AとCで迷った末、Cを仕上げに向けて詰めて頂くことに決めました。
若干ネズミに見えなくもないので、尻尾を生やしてもらってよりリス感を担保することや文字色の検証等をフィードバックとしてお願いしました。
以下がフィードバック資料です。
そうして完成したデザイン
というのを経て、完成したデザインがこちら。冒頭にも載せましたが再掲。
ちなみにSNS用はこちら。アイコンにした時に小さくならないように四角組にしています。
いやーー本当に大満足なロゴが出来てよかった!!
感じたのはディレクションの重要性
前職の広告制作会社でも感じていましたが、今回改めてディレクションの重要性を感じました。初回から修正へのデザインの進化はもちろんデザイナーさんの意思を汲み取って形にする力によるところが大きいですが、デザイナーさんをリードするために自分がどんなものを作りたいのかを明確にするところも非常に大事です。
というのがリアルなデザイン制作の裏側です。皆さんの役に立てばいいな!
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おわり
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ー事業①アートEC「WASABI」
ー事業②ウォールアートプロデュース(日経新聞にも載りました!)
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