49日後にアートECを立ち上げる27歳 「バックサイドワークス作品から見る現代アートの資産価値」
こんばんは!おはようございます!こんにちは!
(株)NOMALの小野田 豪祐(おのだ ごうすけ)です。
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現代アートの資産価値について簡単にまとめ!
昨日の予告通り、今日はSBIアートオークションをソースに現代アート作品の資産価値についてまとめます。
※昨日の記事はこちらから。
例として上げるのはバックサイドワークスさん
現在、現代アート界隈で大人気のバックサイドワークスさん。
英語表記はbacksideworks。
福岡を拠点に活躍するアーティストです。
今回のSBIアートオークションにも何点か出品されているバックサイドワークスさんの作品。
今回はコチラの作品「VALIANT GIRLS」という作品を例に上げます。
※今回のSBIアートオークションカタログは以下からチェケラッ!
VALIANT GIRLSについて
この作品のスペックはこちら!
制作年:2019
制作手法:ジークレー印刷、キャンヴァス
サイズ:53.0 × 41.0 cm (20⅞ × 16⅛ in.) (P10)
サイン等:裏にサイン、エディションナンバー、裏のラベルにタイトル、制作年、エディションナンバー
ED:15
ジークレー印刷でキャンバスにプリントされた版画ということになります。
EDというのはエディション数の略で、版画で作られた枚数の意味です。
なのでコチラの作品はこの世に15点存在することになります。
版画(ED作品)と言うとただの複製画でレア度が低いと思う方もいるけど、全くそんなことはない!もちろん原画のほうがレア度は高いけど、人気作品はED作品でも十分価値は付く!例えばバンクシーだとED作品でも1,000万弱の値が付くものもたくさん!
価格の推移を追ってみよう
ではSBIアートオークションの過去落札実績から価格の推移を追ってみましょう。SBIアートオークションは過去の落札実績すべて残っているので、欲しい作品が出来た時はとても参考になります。
20年10月
この作品が初めてSBIアートオークションに出品されたのが恐らくこちらのオークション。ちょうど1年前ですね。
その時の落札結果がコチラ。
※ちなみに金額は全てSBIアートオークションの手数料15%を含む。
235万円!
そもそもこの時点でえぐい。
1年前に制作された作品がこの価格。
最初の購入は抽選だろうけど、元値は恐らく10~20万円くらいじゃないかなあ。
21年4月
次に出品されたのが約半年後。今から半年前。
その時の落札金額は!
287万円!
半年で50万円上昇!
利回り約20%!えぐいぞ!
株で言うとコロナで株価暴落した時に仕込んだくらいの上がり幅だ!
21年7月
そして続いて出品されたのがその3ヶ月後。
さてどうなったことやら‥
!?!?
460万!?
たった3ヶ月で173万円プラス!?イかれてる!!
最初の235万から利回り計算したらなんと利回り100%!
えぐさの極み。
ちょっと例は極端だけど、アートの資産性を感じる
という風に、約1年で2倍の価格になったわけです。
発売時に買っていたら、仮に20万円だったとして、利回り2,200%です。すげえ‥聞いたことねえ‥
バックサイドワークスさんは特に人気なアーティストなので極端な例ではあるけれど、アートの資産性を分かって頂けたのではないでしょうか。
前提としてアートはお金稼ぎの道具ではない
ただしあくまで伝えたいのは、前提としてアートはお金稼ぎの道具ではありません。ただのお金稼ぎ道具と考えてしまったら転売ヤーでしかありません。
アートはお金目線は一旦考えず、自分がいいなと思った作品や共感したアーティストのものを買うのが一番だと思います。
僕がアートのことを好きなポイントは、自分の気に入った絵を家に飾れば毎日のテンションも上がるし、本当に困ったいざという時に助けてくれる力があるところです。
株は買ってもチャートを見ることしか出来ません。(あとは株主優待とか配当とか)
でもアートは実物があるので毎日見て力をもらったり癒やされたりすることが出来ます。
だから株や投資信託で資産運用するのもわりと手堅くて良いことだけど、余剰資金で自分の好きなアートを買ってみて、部屋の中に飾って毎日見て元気をもらって、値上がりするのをこっそりワクワクするのもまた楽しいお金の使い方だなと思います。
個人的にはオークションで買うよりプライマリーで買うのが望ましい
ただこれだけオークションの話を書きましたが、オークションで買ってもアーティスト本人にはお金入りません。
NFTでは数%がアーティストにも入るようになるようですが。
だから本当はプライマリー(アーティストやギャラリーから直接)で買うのがアーティストとの繋がりも生まれるし良いと考えています。金額的にも買いやすいです。オークションは手数料も掛かるのでやはり高いのは否めません。
ただプライマリーでも人気作品は抽選だったりウェイティングリスト優先でなかなか買えないのが実情です。
ということでアートは素敵
今日はお金の面からアートについてまとめてみました。
キッカケは何でもいいのですが、アートに興味を持ち、購入する人がもっと増えていったらなあと思います。
おわり
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●働いている会社
ー事業①アートEC「WASABI」
ー事業②ウォールアートプロデュース(日経新聞にも載りました!)
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