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【マット・ステアーズ】カナダ野球殿堂入りするほどの名選手は才能が開花する前 中日ドラゴンズに入団し落合など天才打者に触れ 近い将来メジャーで日本人選手が活躍する事を予言した助っ人

割引あり

おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。

今回はマット・ステアーズを取り上げていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=URQGwDBiFy0&t=2s

1968年、カナダは東部の街
ニューブランズウィック州に生まれた
本名マシュー・ウェイド・ステアーズは
フレデリクトン高校を経た1988年、
ソウルオリンピックのカナダ代表に
選出されると、翌年、
モントリオール・エクスポズに入団しました。

1992年にメジャー昇格を果たしましたが
翌年の途中まで
19試合の出場で打率2割1分1厘、7打点に
本塁打ゼロとくすぶっていた6月のシーズン途中、
思いがけない転機が訪れます。

現役メジャーリーガーとして期待され
鳴り物入りで入団したにも関わらず
オープン戦の打率1割8分6厘、2本塁打、
6打点と振るわず、開幕後も極度の不振に
陥っていた新助っ人ブルック・ジャコビーに
頭を悩ませていた中日ドラゴンズは
代わりの助っ人を探していました。

身長175センチ、体重100キロと
ずんぐりむっくりした体型ながら
24歳とまだ若く、外野と三塁も守れる
MLB期待の新人に目をつけると
飛躍するキッカケを求めていた
左打者は海を渡ってきたのです。

同僚助っ人アロンゾ・パウエルに比べて
影の薄い存在ながら
激しい首位争いを展開していたヤクルトスワローズとの
9月決戦では2本塁打を放つなど、
60試合の出場で打率2割5分、6本塁打、
23打点の成績を残したステアーズは
雨で試合が中断すると
ベースランニングで泥まみれになりながら
ヘッドスライディングを決めてファンを沸かせました。

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