【アンドリュー・ジョーンズ】カリブ海に浮かぶ小さな島の大打者はMLBで史上最年少記録を次々と塗り替えると史上最高額の年棒も手にするほどのスターになり来日 東北の地に歓喜の瞬間をもたらせた優勝請負人
おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。
今回は、アンドリュー・ジョーンズを
取り上げていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=dE2Cfj5syhM
1977年、カリブ海に浮かぶ種子島ほどの
小さな島、オランダ領キュラソーで
生まれた本名アンドリュー・ルドルフ・ジョーンズは
セントポールズ高校在学中の1993年、アマチュアFAで
アトランタ・ブレーブスに入団すると
3年後の8月15日、メジャーデビューを果たしました。
31試合の出場ながら5本塁打、13打点を記録した
19才の若者は、この年のポストシーズンに出場、
リーグ優勝決定戦で史上最年少本塁打を
かっ飛ばしたほか、
進出したワールドシリーズ第1戦の第1打席でも
ミッキー・マントルの最年少記録を塗り替える
ホームランを放ったのです。
さらに第2打席でも本塁打を放つなど
大物の予感を感じさせると
1997年から外野のレギュラーに定着、
翌年には159試合の出場で
打率2割7分1厘、31本塁打、90打点に
27盗塁と史上最年少で「20本塁打、20盗塁」を
達成しました。
また、その後の10年連続で受賞することになる
ゴールドグラブ賞も獲得したジョーンズは
オールスターゲームに初めて選出された2000年、
自己最高打率3割3厘に36本塁打、21盗塁も記録して、
通算本塁打755本の大打者
ハンク・アーロン以来、球団史上2人目となる
3年連続「20本塁打、20盗塁」を成し遂げたのです。
シーズンオフに、MLB最強のセーブ王
マリアノ・リベラを上回る、
史上最高額820万ドルで契約すると
2001年以降は
6年総額7500万ドルで契約を延長しました。
2005年はメジャートップの51本塁打に、
ナ・リーグトップの128打点で2冠に輝くと
翌年はオランダ代表としてWBCに出場、
6年契約の満了と同時に
ロサンゼルス・ドジャースと総額3620万ドルで
2年契約を結んだスーパースターは
大砲として期待されましたが、
かつてない不振に喘ぎ、解雇されたのです。
その後は数球団を転々としていた2011年、
ニューヨーク・ヤンキースと
1年契約を結ぶと復調、
翌年チームメイトになったイチローは
「この人のセンターの守備は最高ですよ。
トリー・ハンターよりも美しかったかも。
遊んでいるみたいに見えるんだけど
それは余裕がないとできない事。
こんな名手はなかなか出てこないでしょうね。
ムードメーカーでもあり、僕は大好きでした」と
語っています。
するとその年のシーズンオフ、球団創設9年目で
悲願の優勝を成し遂げたいと
現役メジャーリーガーを
探していた東北楽天ゴールデンイーグルスは
MLB通算434発、1289打点、152盗塁の
大物に年俸3億でオファーを出すと
10年前に日米野球で来日経験があり
日本に良いイメージを持っていたという
身長185センチ、体重102キロの助っ人は
海を渡って来たのでした。
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